こんにちは。
武田塾小田原校です。
今回は塾の種類やそれぞれメリット・デメリットについてお話をしていきたいと思います。
武田塾は、生徒が自分で勉強する習慣をつけることをサポートする塾ですが、それ以外に集団塾、個別指導塾、家庭教師などの特徴については意外とご存じない方もいらっしゃると思います。
どの方式をとっても必ずお金が発生しますので、何も考えずに選ぶのはリスクが高いです。
この記事をよんで、自分に合う合わないをしっかり考えて塾選びの参考にしてください。
集団塾のメリット・デメリット
まず初めに、集団塾について見ていきます。
集団塾は、複数の生徒が一緒に授業を受ける塾のことです。
通常、集団塾では1人の講師が複数の生徒に対して教えを行います。
大学受験をする多くの学生が選ぶという印象がありますが、一体どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メリット①ノウハウが蓄積されている
集団塾の一番のメリットと言えるのは、何年にも渡って数多くの学生を指導してきたことによるノウハウの蓄積です。
このノウハウの中には、指導そのもののノウハウに加えて、受験サポートという意味のノウハウも含まれます。
大学ごとにどのような対策が必要であるか、大学ごとの入試傾向の把握や対策などに関しては、他よりも一歩抜け出していると言えます。
大学ごとの対策を見据え、入試問題を予想して作成したオリジナルの個別テキストもあり、その完成度は実際に的中することがあるほどです。
メリット②講師の能力が高い
集団塾のもう一つのメリットは、勤務する講師のレベルが非常に高い点です。
難関大学を志望するクラスには高いレベルの学生が集まります。
そのような層に満足してもらえるような授業を展開するためには、講師自身も常に学習を怠らない姿勢が必要であり、それにより、指導のレベルも引き上げられていると思われます。
人気講師の季節講習に関しては、応募が殺到して抽選になることもあるくらいです。
デメリット①授業についていけなくなる可能性がある
集団塾のデメリットとしては、分からない箇所を個別に質問することが難しいため、授業についていけなくなる場合があることが挙げられます。
特に、学校の授業についていくことができないような学生が集団塾を選んでしまうと、同じことが塾でも起こってしまう可能性があるので、慎重になる必要があります。
また、自分の学力よりも高いコースを選択してしまった場合にも似たようなことが起こると考えられるので、そのあたりにも注意すると良いです。
デメリット②講習ごとに追加費用が発生する
集団塾では基本的に回数が決まった1クールの指導に対して学費を払いますが、これに加えて、夏季講習・冬季講習・特別講習などに追加の費用が発生する場合があります。
できるだけ学費を抑えながら受験勉強をしたいと思っている学生は、思わぬ出費が生じる可能性があることを理解しておかないといけません。
個別指導塾のメリット・デメリット
続いて、個別指導塾について解説します。
個別であるがゆえのメリットとデメリットがあるため、その点に注意しながら見ていきましょう。
メリット①生徒ごとに細かく対応してもらいやすい
個別指導の一番の特徴は、やはり細かい点まで講師が1対1で面倒を見てくれる点です。
集団塾では、自分が理解できない部分があってもどんどん授業が進んでしまうため、消化不良のまま講義が終わってしまうことがあるかもしれません。
しかし、個別指導ならば、分からない点があればその場で質問できるため、ある程度は理解を深めやすくなります。
また生徒の特徴を講師が把握しやすいため、指導以外の面での精神的なサポートも受けやすくなる点も優れています。
メリット②個別ブースでの指導なので集中できる
個別指導塾の多くは、大教室をブースで区切って、その中で指導が行われるようにしています。
自分一人ではなかなか勉強する気持ちを起こしにくい学生の場合、大教室での集団指導だとどうしても集中が続かずにだらけてしまうことがあります。
しかしながら個別指導では、常に講師がそばにいる状態で指導が進むため、サボるという状況が生まれにくく、また集中も長い時間途切れにくいと言えます。
デメリット①他の生徒と競争する意識が芽生えにくい
個別指導塾は集団塾とは異なり、基本的には自分以外の学生がどのように学習を進めているかを知る術がありません。
このことは、他人の目を気にすることによるプレッシャーが少ないという良い捉え方もできます。
しかし、周りが頑張っているから自分も頑張らないといけないという気持ちが生まれにくいというデメリットにもつながります。
集団塾の中に個別指導塾が併設されている場合は、いくらかこの問題を軽減できます。
しかし、完全に個別指導しか行っていない塾に通う場合であっても、模試を頻繁に受けるなどすれば、ライバルの動向を意識することも可能です。
デメリット②講師のレベルは様々
個別指導塾が集団塾に大きく劣る点として、講師のレベルのばらつきが非常に大きいことが挙げられます。
個別指導塾の多くは大学生をアルバイトとして雇用していますが、学歴も様々ですし、何よりも指導経験という点で集団塾の講師には勝つことができません。
中学生が個別指導塾を選ぶ場合は、あまり学歴のことは問題にならないと思われます。
しかし、高校生の場合、自分の志望校と講師の学歴があまりにも乖離している場合は、そのことが勉強の意欲を低下させる可能性もあります。
個別指導塾を選ぶ場合は、このことは前もって把握しておく必要があります。
もし状況を回避したい場合は、事前に面談で伝えておきましょう。
家庭教師のメリット・デメリット
最後に家庭教師の特徴について紹介します。
家庭教師は形態としては個別指導塾に似ていますが、異なる点もいくつかあります。
メリット①完全マンツーマンなので、生徒の特徴を把握してもらいやすい
個別指導塾の中には、1人の講師が同じ時間帯に2人の学生を指導するシステムを採用しているものもあります。
しかし、家庭教師であれば兄弟同時指導などの特別な契約をしている場合以外は、基本的には完全に1対1の指導を受けることができます。
これにより、講師は生徒の特徴を把握しやすくなるため、生徒に合った課題を与えたり、苦手範囲をサポートしたりすることが容易になります。
メリット②時間の融通をつけやすい
習い事や部活などの関係で、指導の曜日を一定に保つことが難しいような場合でも、家庭教師だと対応してもらえることがあります。
特に、自宅の近隣に住んでいる家庭教師を選ぶことができると、定期テスト前に補習を増やしてもらうことや急なスケジュールの発生による指導時間の変更等も受け入れてもらいやすいです。
このように、日程にここまで柔軟性があるのは家庭教師ならではのメリットになります。
デメリット①受験相談などの面で塾よりは情報を得にくい
家庭教師は、集団塾や個別指導塾のように大きな組織が運営しているわけではないため、情報収集という点ではそれらに大きく劣ります。
中学受験の家庭教師の中には、特定の学校の試験に特化して指導するような講師もいます。
しかし、大学受験においては、複数の受験校の傾向や対策を最新年度分まで詳細に把握している講師は少ないと思った方が良いです。
家庭教師を利用する場合は、その能力を過信せずに、自分自身で積極的に情報収集をする意識を持つことが必要となります。
デメリット②講師のレベルは様々
個別指導塾の場合と同様に、講師のレベルが様々である点も家庭教師の欠点となります。
しかしながら個別指導と異なる点として、家庭教師として採用する前に、面談やテストを家庭で課すことができる点が挙げられます。
これにより、ある程度は能力の低い講師を除外することができるので、事前相談もなく勝手に講師をあてがわれるようなケースには遭遇しにくいです。
デメリット③優秀な講師は料金も高い
講師のレベルが様々であることに通じますが、実績のある優秀な講師は、それだけ委託する際の費用が高くなってしまいます。
中学受験専門のプロ家庭教師や現役の東大生に指導を依頼する場合は、場合によっては個別指導塾の倍以上の費用がかかることもあるので、その点は注意が必要です。
しかしながら、高い費用さえ出せば、優秀な講師にマンツーマンで指導してもらえるということは大きなメリットとも考えられるので、良い点であるとも言えます。
【まとめ】集団塾、個別指導塾、家庭教師のメリット・デメリット
以上、集団塾、個別指導塾、家庭教師を比較すると、メリット・デメリットは以下のようになります。
メリット | デメリット | |
集団塾 |
・ノウハウが蓄積されている ・講師の能力が高い |
・授業についていけなくなる可能性がある ・講習ごとに追加費用が発生する |
個別指導塾 |
・生徒ごとに細かく対応してくれる ・個別ブースでの指導なので集中できる |
・他の生徒と競争する意識が芽生えにくい ・講師のレベルは十人十色 |
家庭教師 |
・生徒の特徴を把握してもらいやすい ・時間の融通をつけやすい |
・受験に関する情報を得にくい ・講師のレベルは様々 ・優秀な講師は料金も高い |
この中でどれが一番良いのか、ということはありません。
やはり自分の性格や学力をもとに考えると良いと思います。
既に学力が高い場合や競争心が強い場合は、集団塾で質の高い授業を受けながら他の生徒と切磋琢磨することができるため、向いているといえます。
一方で勉強のやり方や習慣が確立されていない場合だと集団塾だと授業についていけなくなる可能性があります。
そのため、「今から受験をはじめるので、塾や予備校を探しています!」という方は、個別指導塾を選んだ方が成績を上げていける可能性は高いでしょう。
また、受験は情報戦でもあり、家庭教師は受験に関する情報を得にくいというデメリットが大きく働いてしまいます。
これらの情報と自分の能力や性格を総合的に判断したうえで選ぶと良いです。
また、個々の塾によっても少しずつ違う特徴がありますので、自身でさらに詳細な情報収集をしてから決めるのがおすすめです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、塾を検討している人向けに塾の種類とメリット・デメリットについて紹介しました。
紹介した以外にもオンライン塾やスタディサプリなどの選択肢もありますが、近年、塾の形態が多様化しているため、全部は紹介しきれませんでした。
もちろん、塾に行かずに自分で勉強することも可能ですし、それができれば一番良いでしょう。
ただ、1人ではやり方も分からず、張り合いもないためダラける人がほとんどです。
そういった場合は、やはり塾などのサービスにお金を払い、お金を使うからには最大限に利用をしていきましょう。
そのために、事前の情報収集をよくして、ミスマッチが起きないようにしましょう。
そういったミスマッチを防ぐためにも、武田塾小田原校では無料受験相談を行っています。
ここでは無理な勧誘を行ったりはせず、ご本人様のお話を聞きながら、本塾について説明させていただきます。
ぜひ、武田塾小田原校を選択肢の1つとして考えていただけたら幸いです。
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