こんにちは。
武田塾小田原校の亀井です。
今回は、『受験知識ゼロから始める大学受験講座』の第3回の記事になります。
このシリーズを企画した背景やこのシリーズを読む上でのルールに関しては第1回の記事に書いてあります。
このシリーズは1ステップずつ確実に読み、行動に起こすことを目的として作成されました。
第1回の記事を読んでいない方は、必ず読んでからこの記事に戻ってきてください。
第3回の内容
第3回は「受験スケジュールを決める」というテーマでお話をしていきます。
第2回で志望校の情報を取得したので、その情報を元に、いよいよ受験スケジュールを決定します。
受験スケジュールを決める
武田塾では大学のレベルに合わせて「参考書ルート」を用意しています。
受験スケジュールを決める上で、「参考書ルート」の活用は必須です。
武田塾の生徒さんは先生からもらったルートを見ながらこの記事を読んでください。
武田塾の塾生ではない方に向けて、各科目のルートを解説した動画を公開しています。
英語の動画を載せておくので、受験に必要な科目の動画を探し、視聴してください。
また、無料受験相談にお越し頂いた際に、この「参考書ルート」をお渡しします。
この記事と動画を視聴して、「参考書ルートが欲しい!」と感じて頂けた場合は是非、本校の受験相談にお申し込みください!
この記事の最後に受験相談の申し込みフォームがございます。
過去問を基準に中期的な目標を決める
どの大学を目指している人であっても、理想は「10月末までに第一志望の大学の対策に入る」ことです。
第一志望の大学の対策とは、その大学のレベルの参考書で演習を行うことが出来ている状態を指します。
また、第一志望の大学の過去問演習は11~12月に行うことが理想です。
例えば、明治大学商学部志望の方を例に解説します。
英語・国語(現代文・古文)・文系数学(ⅠAⅡB)の3科目で受験をする想定です。
明治大学商学部志望ですので、3科目とも10月には「MARCHレベルの参考書で演習をしている」状態に持っていきます。
そのためには、「8月末、遅くても9月までに日東駒専レベルの過去問で合格最低点を安定させる」状態を作り上げる必要があります。
武田塾のルートでいうところの、「日大レベルの段階突破」です。
以下の4つの記事では、「私立or国公立」「文系or理系」に分けて具体的な年間スケジュールのポイントを解説しています。
まずはこちらの記事の中から、自分の第一志望に合ったものを読んでください。
日々の勉強時間を決定する
自分のルートと、過去問演習に入る時期が決定したら、日々の勉強時間を決定します。
正しく勉強時間を決める
多くの失敗する受験生は、「とりあえず5時間」というように、逆算をせず曖昧な決め方をしています。
勉強時間は「その日やるべき勉強を完璧にこなすために必要な時間だけ取る」ことが正解です。
必要な勉強時間の決め方
武田塾のルートは「何週間でその参考書を終わらせるべきか」という基準が書いてあります。
例えば、「英語の日大ルート」では、過去問に入るまでに「15週間」となっています。
1週間分の宿題を完璧にこなすために必要な時間は以下の通りです。
科目 | 標準ペースの勉強時間 |
英語・数学・日本史・世界史 | 3時間 |
物理・化学・生物・地理・政治経済 | 2時間 |
現代文・古文・漢文 | 1時間 |
例えば、6月の最初に日大ルートの英語を開始して、明治大学商学部を目指す場合、8月末には日大レベルの過去問演習に入りたいです。
つまり、3か月(14-15週間)で日大レベルまでの参考書をこなしたいので、標準ペースで進めることになります。
英語を標準ペースで進めるためには、「英語は1日あたり3時間確保する」と決定します。
このように、「必ずルートを用いて、日々の勉強時間を決定する」ように徹底してください。
定期的に計画を修正する
受験勉強は立てたスケジュール通りにずっと上手くいくことはありません。
どんなに得意な教科であっても、少しずつ計画からずれてしまうものです。
そこで大切なのは、「ずれを把握して、定期的に計画を修正する」ことです。
当たり前ですが、「自分が計画からずれている」ことを把握する必要があります。
以下の2つのポイントから、計画とのずれを把握するようにしてください。
ポイントは「進度」と「実力」のズレを把握することです。
毎日の勉強時間をStudyPlusに記録する
StudyPlusは勉強時間を参考書ごとに記録することができるアプリです。
参考書ごとに記録をすることで、「本当なら2時間で終わらせたいのに、今日3時間以上かかってしまったな」と把握することができます。
つまり、「計画と自分の進度のズレ」を毎日把握するツールです。
たまに「記録することがめんどくさい」という意見を聞きますが、「受験計画と比べることを放棄している」ことになってしまうので大変危険です。
日々の勉強時間を記録し、計画とのずれやムラを把握することができれば、計画を修正する必要があることに気づけます。
例えば、「平日の勉強時間が思うように確保できていないから、休日の勉強時間を増やして、対処しよう」などと修正することができますね。
また、現役生であれば「部活の引退」「夏休み開始」といった、「確保できる勉強時間が変わるタイミング」でペースの見直しを行うことが重要です。
模試と過去問を使って計画を見直す
模試と過去問は「実力」のズレを把握するツールです。
模試は定期的に同じ種類の模試を受験するようにしてください。
オススメは「河合塾全統模試」です。
塾生は武田塾模試を3回受けますが、追加で河合塾模試の受験も推奨しています。
過去問は各レベルの参考書を一通り終え、次のレベルに進む前に使用してください。
次のレベルの参考書に進む前に、「本当にそのレベルの実力があるか」ということを把握することができます。
模試や過去問を解いた後は「分析」を行い、適宜計画の修正と参考書の復習を行うことが必要です。
以下は模試の活用法をまとめた記事です。
ぜひ参考にしてください。
第3回まとめ
今回のまとめ ・受験スケジュールは、志望校の過去問対策に入る時期から逆算をしよう! ・逆算した時期とルートを用いて、毎日の勉強量を決定しよう! ・勉強時間はなんとなく決めずに、その日こなすべき勉強の量に応じて決定しよう! ・StudyPlusと模試・過去問を活用して、受験スケジュールを修正しよう! |
「自分で考えた受験スケジュールが正しいか不安」
「受験スケジュールを一緒に考えてほしい」
と感じた方は、ぜひ小田原校の無料受験相談にお越しください!
また、第4回の記事も完成しているので、続きは以下のリンクからどうぞ!
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