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点数を上げる!大学受験で合格する人の英語長文の勉強法(復習のコツ)

こんにちは。
武田塾小田原校の岡村です。

皆さんは、英語長文の勉強に悩んだことはありませんか?
大学受験の中でも非常に重要な役割を持つ英語長文ですが、多くの方が中々点数を上げられずに悩んでいます。
今回は、そんな大学受験の中でも多くの方が悩む「英語長文の勉強法」について紹介します。

「解き方」と「復習方法」の2つに分けて、確実に点数を上げていくための勉強法と注意点を詳しく解説していきます。
1つずつ、自分が実行できているか確認してみましょう!

点数が上がらない?大学受験で合格する人の英語長文の勉強法(復習のコツ)

 

合格する人の英語長文の進め方

進め方①:時間を計って解く

長文を解く際は、タイマーを使用して制限時間を設けて解きましょう。

長文を解く際は、制限時間を守ることが重要です。
制限時間に合わせて問題を解くことで実力や課題が見えてきます。

長文の参考書には、各問題ごとに解答目安の時間が設定されていることが多いです。
まずはこの目標時間を目指して解いてみましょう。

進め方②:最後まで問題を解く

タイマー

制限時間内に解けなかった場合でも新たにタイマーをスタートさせて、解き切りましょう。

制限時間の2倍かかってしまっても、正確に読み解くことが重要です。
最初は英語長文を時間制限内にサラサラ読むのは難しいので、目安として無視せずに取り組むようにしてください。

ただ早く解けば良いわけではなく、正確な読解と設問の配当プロセスを踏んでから答えを出すことが重要となります。
もし読めない場合や基礎知識に抜けがある場合は参考書のレベル感を見直す必要がある

進め方③:解答だけ見る

次に丸付けをすると思いますが、最初は解説を見ずに回答だけを確認するようにしましょう。

もしも間違っていた問題がある場合、正しい答えの根拠を考えるようにしてください。
自分で解説を作って回答の根拠を明確にしていきましょう。
長文問題を解く際に回答根拠を持つ練習をすることが重要です。

進め方④:解説を見る

解説

では、次に解説を確認し、回答根拠を解説と照らし合わせていきましょう。
解説とともに本文と設問を対応させて読むことが重要です。

自分が問題を解いて読み取った「回答根拠」と「正しい回答根拠」を比較し、弱点把握をしていきましょう。

合格する人の英語長文の復習方法

復習方法①:語彙の復習

まず、長文を読み直して単語の意味を確認しましょう。

単語帳や参考書を活用して知らない単語をメモしておきます。
「単語帳だけで大丈夫じゃないの?」と考える方もいらっしゃるかと思います。
ですが、多くの長文の参考書は大学受験で出題された長文です。
「出題された=覚えておいた方がいい」ということです。
その中でも「覚えていなかったことで問題が解けなかった」と思うような単語があれば必ず覚える必要があります。

こういった苦手な単語を集めたサブノートを作成して、復習に活用することもおすすめです。
語彙の不足が多い場合は単語の復習をしっかりとしておきましょう。

【復習におすすめの参考書】

・システム英単語

・ターゲット

・LEAP

復習方法②:精読の確認

精読とは、一文一文を正確に訳せるかを確認することです。

長文問題に関連していない部分も含めて正確に訳せるのか確認しましょう。
構文の特徴やポイントを確認することで構文解釈の能力を向上させることができます。

精読力が無いまま、読むスピードを上げようとし続けても点数は上がって行きません。
まずは、1文1文を正しく訳す練習をしましょう。

【復習におすすめの参考書】

・肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本【必修編】

・肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本【難関大編】

・英文解釈の技術70

・英文解釈の技術100

復習方法③:内容を理解する

メモ

英語長文は文章全体の意図や論理構成を理解しましょう。

1文1文を正しく訳せるようになっても、文章全体で「何が言いたかったのか」が分からなければ解けない問題が存在します。

文章のパラグラフごとに要点をメモして全体像を把握しましょう。
段落単位のメモ書きや頭の中での予想を活用することも有効です。
理解が苦手な場合は段落単位のメモを徹底的に行うことが重要です。

ただ、こういった学習をしていても今後解く時に活かさなければ意味がありません。
次の長文を解く時にも実際に学んだ知識やテクニックを使って解くように意識してください。
メモが無くても内容を理解できるようになったら、メモを減らしても良いかもしれません。

復習方法④:解答根拠を把握する

解き方の方でも紹介しましたが、解答の根拠を明確に把握することが重要です。

ふんわりとした理解ではなく、具体的な根拠を把握することが必要です。
「どこの段落に書いてあった?」と聞かれても、すぐに答えられるのが理想です。

選択肢の誤りに対しても根拠を的確に説明できるようにしましょう。
また、設問の1つ1つを吟味して、細かい選択肢の違いまで理解しましょう。

復習方法⑤:音読する

音読

ここまでの復習がしっかりとできたら、音読を行いましょう。

音読をすることで、文章の正しい読み方や解き方を実践的に身につけることができます。
読み方や解き方を理解しただけでなく、それを繰り返し文章を音読する中で意識して練習することで成績が上がります。
「時間をかければ正しく読める」という方は、受験生の中に沢山います。
ですが、本番の試験には時間制限があり、多くの大学で以前よりも本文が長い傾向にあります。
差をつけやすく、差をつけられやすいポイントなので、必ず実践しましょう。

武田塾小田原校の生徒を見ていても、音読を行った受験生は成績が上がりやすい傾向にあります。
過去の卒業生で、MARCH以上の難関大学に合格した生徒で音読を重視していない生徒はほとんどいませんでした。

今回紹介する復習方法の中でも最も重要な勉強法と言ってもいいでしょう。

復習方法⑥:解き直す

復習の最後に解きなおしを行いましょう。

解き直しによって自身の理解度や実践力を確認することができます。
実際に解きなおすことで、間違いや不正解の理由を明確にし、正確な解答を導き出せるようになります。

解説や回答を読んで理解したつもりでも、実際にそれが使えるかは分かりません。
例えばYouTubeでプロ野球選手のホームラン動画やフォーム解説を見て、それを理解したとします。
それだけで明日からホームランを打てますか?

きっと難しいですよね?
いわゆる天才や、既にホームランを量産しているプロ野球選手なら大丈夫かもしれませんが、その自信が無ければ最後まで丁寧に復習をしましょう。

復習の重要性と英語長文の勉強方法について

今回は、英語長文の解き方と復習方法について詳しく紹介をしてきました。

重要なことは「本当に自分が英語長文を正しく解けるようになったか確認する」ということです。

日々の積み重ねが本番の試験に直結します。
中途半端な学習を繰り返しても、弱点はずっと残り続けてしまいます。

復習に重きを置きながら学習を進め、学んだことを次に活かして徐々に成長を続けていきましょう。

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