東京農工大学 工学部応用科学科 勝間田講師
はじめまして。
東京農工大学工学部応用科学科1年の勝間田隆祥です。
指導科目は、英語、数学、物理、化学の4科目で、特に得意な科目は英語と化学です。
僕は、進学校に通っていたわけでもなく、学校の先生や塾にも頼らず、参考書のみの独学かつ現役で志望校に合格することが出来ました。
今回はこの場を借りて、自分の勉強方法を振り返ってみようと思います。
英語の学習について
2年生までは学校の小テストや定期テストのペースで勉強をしていました。
2年生の2月からはコロナウイルスの影響で学校に行けなかったので、その期間に3年生の文法の学習を終えました。
学校が始まってからは、授業で文法を復習して、アプリを使って通学中に単語の勉強をしたり、英語の記事を読んだりしていました。
長文は3年の夏ごろから志望校の過去問を中心に解いていました。
このとき、知らなかった単語や意味が分からなかった文は小さなノートに書いて持ち運び、いつでも復習できるようにしていました。
数学の学習について
数学は好きな科目だったので、問題に触れることは多かったように思います。
実際、一番多く勉強時間を取っていた科目はおそらく数学です。
しかし数学は、一番成績が伸びなかった科目でもあります。
当時の僕は、問題を見て解き方が分からなかったときに、模範解答を見て納得して終わりにしていました。
なぜ間違えたのか、次間違えないようにするにはどうすればよいのかといった分析を全くしていなかったことが、伸びなかった原因だと思います。
こうして、典型問題は解けるのに初見の問題はほとんど解けない受験生が完成してしまいました。
自己分析は大切にした方が良いと、後から実感しました。
物理の学習について
高校2年生から物理基礎の勉強が始まりました。
当時の僕は、参考書の最初のページから理解が出来ないほど物理が苦手でした。
その状況を抜けるために気を付けたのが、理解するのを後回しにすることです。
とりあえず公式だけ覚えて、とりあえず問題を解いてみると、案外解ける問題が多いことに気が付きました。
そうして問題を解いているうちに、後から理解出来ることが多かったです。
この勉強方法を続けて、共通テストでは得点源になってくれました。
化学の学習について
高校1年生で化学基礎の勉強が始まってから高校2年生の夏ごろまで、理論化学の勉強をしていました。
ここまでは、自分は化学が得意科目だと思っていました。
しかし、そのままの状態で受けた2年生1月の共通テスト模試で有機化学や無機化学といった分野に出会い、ボコボコにされて帰ってきました。
化学得意時代の閉幕です。
このとき点数は32点でした。
今までは考えればなんとか解答が作れた化学が、暗記科目に変わってしまったのです。
暗記は苦手だったので、これはまずいと思い、そこから暗記分野の学習に取り掛かりました。
まず教科書を読み、その範囲の問題を解いて、間違えたところや知識が足りなかったところは吸収していく。
このとき、自分が知らなかったことは小さいノートに書いて持ち歩いたり、得た知識を友達と共有したりして、知識が抜けにくいように気を付けていました。
そうして受けた次の共通テスト模試(3年生8月)では、40点ほど上がり偏差値は65を超えました。
これがモチベーションとなり、化学の勉強が楽しくなりました。
受験を迎えるころには、化学は得意科目になっていました。
1冊の参考書を深く理解することが大切
受験を終えて机を眺めると、得意科目の英語と化学の参考書や問題集が少ないことに気が付きました。
どれだけ多くの参考書を買ったとしても、身についていなければ仕方ありません。
1冊の参考書を深く理解することが、その科目を得意にする秘訣なのだと実感しています。
上手くいった勉強方法は生徒にも引き継ぎ、失敗した方法は真似させないように、自分の経験を活かして指導を頑張ろうと思います。
よろしくお願いします。
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