こんにちは!
武田塾小田原校です。
今回は、英文法ファイナル問題集の特徴や勉強法をご紹介していきます。
この参考書を使うタイミングはいつからなのか、入るべき時期や難易度も含めてご紹介していきます。
結論から言うと、この参考書に入るタイミングは「ネクステ」が終わった後で、志望校がMARCHレベルまでであれば英文法ファイナル問題集で対応可能です。
本ブログでは、その理由や実際にどのように使っていけば良いのかを解説していきます!
英文法ファイナル問題集の特徴
テスト形式の出題でアウトプットができる
英文法ファイナル問題集は、アウトプットに特化した問題演習系の参考書です。
構成としては、第1回から第10回まで全10回のテスト形式となっています。
第1回~第9回までは、各回50題の問題が出題され、第10回は25題の問題が出題されます。
全体で計475題の問題が収録されています。
各回の所要時間は30分~35分となっており、問題の形式は、4択問題、並び替え問題、正誤問題などさまざまです。
また、この参考書は各単元の問題がランダムで出題されるのが特徴です。
仮定法の問題50問・関係代名詞の問題50問といったように、単元ごとに問題まとまっている構成ではないので注意しましょう。
解説が詳しい
この参考書の解説はかなり詳しいと言えるでしょう。
通常であれば、ひとつの問題に対し、その問題を解くためだけの解説しか掲載されていません。
しかし、この参考書の解説では、ひとつの問題を解くための解説に加え、その問題に似た問題も解けるような知識も一緒に載せてくれています。
たとえば、動名詞の問題の解説では、その問題の解説だけではなく、”動名詞を目的語にとる動詞の一覧”も掲載してくれています。
そのため、解説に掲載されている知識量が多く、この一冊で大学受験に必要な英文法の知識を網羅的に学ぶことができます。
難易度はMARCHレベル
この参考書は、MARCHレベルの大学を目指す人にぴったりです。
レベル感としては、日東駒専レベルの大学を目指すのあれば十分すぎるレベル。
MARCHレベルの大学を目指すのであれば、やっておいて欲しいレベル。
といったところです。
日東駒専を目指す人にとって、この参考書は少々オーバースペックとも言えるでしょう。
MARCH以上の大学を受けようとしているのであれば、この参考書の問題は全て解けるようになっていてほしいところです。
いつから入れば良い?
英文法初学者がいきなり手をつけるのはNG
断言しますが、この参考書は英文法の初学者には向いていません。
なぜなら、この参考書は問題集であり、英文法初学者が取り組もうとすると”解説の丸暗記”になってしまうからです。
英文法の知識のインプットをした後にこの参考書に入ることをおススメします。
使うタイミングは「ネクステ」が終わった後
この参考書に手を付けるべきタイミングは、「ネクステ」で一通り学習を終えた後です。
ネクステ(Next Stage 桐原書店)とは、大学受験の英文法を網羅的に学べる英文法参考書です。
つまり、英文法ファイナル問題集を使い始めるタイミングは、大学受験の英文法を網羅的に学んだ後です。
もちろん、必ずネクステを使わなければいけないわけではなく、他の参考書や、授業などで知識をインプットした後でもOKです。
しかし、「英文法知識のインプットができた!」という状態は、人によってさまざまだと思います。
目安として、「ネクステに掲載されている問題のほとんどを自力で解けるようになった状態」を参考にしてみてください。
ネクステに似た参考書としては、Vintage(いいずな書店),Scramble(旺文社)があります。
こちらの参考書の学習が終わっている方も、ファイナル問題集に入ってOKです!
こちらの記事でネクステを紹介しています
実際の使い方
では、実際に英文法ファイナル問題集をどのように使っていけば良いのかを解説していきます。
もちろん、1ページ目から順当に進めたり、自分の苦手範囲だけ取り組んだり、人によって使い方はさまざまだと思います。
今回は、この参考書の基本的な進め方をご紹介します。
手順1:問題を解く
まずは問題を解きましょう。
この参考書は第一回~第十回までありますが、一つの回につき50題の問題があります。
まずは、50題の問題を一気に解いていきましょう。
解くときは他の参考書などを見ずに、自力で解くようにします。
解答時間の目安が各回ごとに掲載されているので、時間も意識して問題に取り組みましょう。
手順2:丸付けをし、間違えた問題の解説を見る
50問を一気に解いた後は丸付けです。
丸付けをするときには、根拠を持って問題を解くことができたかを考えるようにしてください。
正解していた問題でも、なんとなくで答えを選んだ問題はしっかりと解説を見て、”なぜその答えになるのか” を明確にしましょう。
解説を読む中で、自分が覚えていなかった知識などがあればしっかりインプットするようにしてください。
そして、間違えた問題に印をつけることも重要です。
もう一度解き直すべき問題をはっきりさせるために、間違えた問題、なんとなくで選んだ問題にはチェックなどの印をつけるようにしましょう。
手順3:印をつけた問題の解き直しをする
最後に、間違えた問題、なんとなくで選んだ問題の解き直しを行います。
できなかった問題をもう一度解くことで、「できるようになっているか」を確認しましょう。
解説を読んだだけで”わかったつもり”になっている場合も多いです。
一度間違えた問題は、もう二度と間違えないようにしなければなりません。
間違えた問題、できなかった問題は必ず再度解きなおしをしましょう。
英文法ファイナル問題集 特徴・使い方まとめ
英文法ファイナル問題集は、英文法の各単元の問題がランダムに出題される問題集!
第1回から第10回まで、各50題の問題が収録されており(第10回は25題)、全475題の問題演習ができます。
やるべきタイミングは「ネクステ・Vintage・スクランブル」などの英文法参考書が終わった後で、レベルはMARCHレベルを完成させたい人向けです。
もちろん、早慶志望、難関国公立志望の受験生にもオススメです。
使い方にも気を付けて取り組んでいってくださいね!
英文法参考書をまとめて紹介した記事もチェックしてみてください!
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