【大学受験】志望校の選び方|4つのポイントから優先事項を決める
こんにちは。
武田塾小田原校の岡村です。
今回は、「志望校の選び方」について紹介していきます。
志望校を選ぶ際のオススメの方法は「自分の求める条件を決め、優先事項をつける」ということです。
条件の例はこれから紹介していきますので、参考にして頂き、自分にとっての大学選びの条件を決めてみてください。
今回はあえて「受験の難易度」だけではない考え方を紹介しています。
①やりたことから決める
勉強したいことが学べるかどうか
大学生活の多くは、なんだかんだで授業を受ける時間が多くあります。
こういった時に、全く学びたい内容のない学部や大学を選んでしまうと4年間が辛い日々になってしまいます。
高校生に例えるなら、「文系なのに理系クラスに入ってしまった」みたいなことが、文系の中だけでも、理系の中だけでも起こります。
楽しい4年間を過ごすため、少しでも興味のある学部を選びましょう。
また、在籍されている教授についても知っておきましょう。
自分の研究したいテーマなどを扱ってくれているかも大切です。
↓こちらのサイトでは学問毎に学べることを紹介してくれているのでオススメです↓
大学で学べる学問分野解説 | 国公立大学、私立大学、専門学校の案内・願書をテレメールで資料請求 | テレメール進学サイト
入りたい部活やサークルがあるか
高校時代に部活を頑張っていた方などは「大学でも部活を頑張りたい!」と思っている人も少なくないでしょう。
また、大学に入ったら「サークルに入って多くの人と関わりたい!」という方もいらっしゃるかと思います。
そういった部活やサークルで大学を選ぶのも良いでしょう。
大学に入ってしまえば勉強が全てではありません。
人脈も重要です。
留学などの制度があるか
学びたいことの一環ではありますが、海外留学なども重要なポイントです。
留学制度によっては、単位を貰える大学もあれば、そうでない大学もあります。
その他、「自分のやりたいこと」を実現しやすい制度などがあるかは調べておくと良いでしょう。
②将来性で決める
将来のために必要な資格が取れるか
自分の将来に向けて、必要な資格が取れるかどうかは非常に重要です。
学部選択を間違えると、取り返しがつかない場合もあります。
特に下記で紹介する大学に入らなければ取得できない資格には気を付けてください。
大学に入らなければ取得できない資格文系
自衛隊幹部候補生(陸・海・空) 教員 学芸員 米国公認会計士 裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、大卒程度区分) アクチュアリー 警視庁警官(大卒程度試験) 司法試験 国家公務員総合職試験(大卒程度試験) 国会議員政策担当秘書 |
大学に入らなければ取得できない資格理系
自衛隊幹部候補生(陸・海・空) 教員 医師 歯科医師 獣医師 薬剤師 認定人間工学専門家 臨床心理士 公認心理師 医学物理士 |
自分の就職したい企業への実績があるか、就活に有利か
大学進学を目指す方の多くは「就職のため」という方が多いと思います。
そうなったとき、目指した大学では自分の入りたい企業に入るのが困難となる場合もあります。
学部によっても違ってくることがあるので、自分の入りたい企業が明確であればなるべく多くの先輩の実績がある大学・学部を選びましょう。
就活に有利かどうかという観点であれば、なるべく有名な大学に行くのは一つの近道になるでしょう。
就職のサポートに関しても、大学によって差が大きいので気を付けてください。
大学に入ってからの選択肢が広いか
将来に向けて明確なビジョンがない方は、選択肢が広い大学や学部を選ぶのも大切です。
極端な話をすれば、東京大学のような「進振り制度」のある大学を選ぶのも一つの手です。
とはいえ、せめて興味ある分野くらいは明確にしておくと良いでしょう。
興味あるものが分からない人は、「興味ないもの」「嫌いなもの」「将来なりたくない職業」を上げていき、残ったものから選択するのも一つの手段です。
③金銭面で決める
家から通えるか、一人暮らしなどが必要か
この項目で、多くの大学が候補から外れる方もいらっしゃるかと思います。
同じ大学であっても学部によってキャンパスの場所が全然違うこともあれば、学年によって通うキャンパスが違うことも。
保護者の理解無しで決めることが難しい内容ですので、一人暮らしOKなのかは話し合っておきましょう。
小田原の方であれば、新幹線通学なども一つの選択肢かもしれません。
奨学金制度が充実しているか
大学の授業料は、現代の一般家庭でも安価とは言えません。
多くの学生が奨学金を利用しながら大学に通っています。
そんな中でも、国や自治体の制度以外に大学として奨学金の制度を設けていることもあります。
金銭面で諦めなくても良いようにしっかりと奨学金制度についても調べておきましょう。
授業料が予算に合うのか
上記の奨学金制度と関連しますが、授業料などの金銭的な理由で大学を中退する方も少なくありません。
「入学して終わり」ではありませんので、現実的に通い続けられる大学なのか、授業料なども十分に確認しておきましょう。
ここに関しては、留年率なども大きく関わってきますので、気を付けてください。
また、ここで国公立を目指すのも一つの手段です。
私立よりも授業料は低く抑えることが可能です。
④受験方式などで決める
受験で必要な科目が自分に合っているか
文系、理系など自分にとって得意な科目とそうでない科目があると思います。
まずは自分が受験するのに無理が無い受験方式、受験科目を考えましょう。
「どの科目を使うのか」を決めてしまえば、自ずと選べる大学も決まってきます。
昨今では「政治経済」「現代社会」などの科目が選べるところが減って来ています。
まだ受験生でない方は、あまりマイナーな科目を選びすぎると受験できなくなってしまう可能性もあるので気を付けてください。
自分の強みを生かせる受験方式があるか
受験をする際、受験方式も多く存在します。
英語が得意な方→英語4技能検定利用 学校成績が良い方→学校推薦型選抜(公募、指定校) 部活動など自分の強みがある方→総合型選抜 |
など、様々な強みを生かした入試方式が考えられます。
合格するためには、自分に合った受験方式を選ぶのも重要な要素の一つです。
ただ、大学や学部ごとに出願条件や試験内容が異なることもあるので、よく調べた上で選びましょう。
そもそも合格する可能性があるのか
例えば、残り3か月で偏差値40という段階から「東京大学に行きたい!」となったとしても、現実的にはあり得ない事でしょう。
もちろん、受験に関して「絶対」は無いのですが、可能性は限りなく低くなってしまいます。
大学受験をする中では、理想は高い方が良いですがあまりに現実離れした理想だけを考えても、意味がありません。
併願校を含め、現実的な計画を立てましょう。
私立大学志望の関東の高校生なら、「早慶上理」「MARCH」「成成明学獨國武」「日東駒専」「大東亜帝国」など受験難易度ごとにまとまった大学群などから手始めに考えても良いかもしれません。
志望校選びには大学生の生の声も大切
武田塾小田原校では、現役の大学生講師が多くいます。
どれだけネット上で情報が得やすくなったとはいえ、実際に通っている人の生の声ほど参考になるものはないと思います。
また、これから模試を受ける機会も増えてくると思います。
志望校選びの参考にもなると思いますので、こちらもご覧ください。
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