私立文系 | 受験勉強の年間スケジュール【立て方・ポイント】
こんにちは!武田塾小田原校です。
今回のブログは、「志望校別年間スケジューリングのポイント 私立文系編」です。
受験生にとっての春は、“志望校に向けてどのように年間の計画を立てるか”ということが重要な時期です。
本ブログでは、早慶・MARCH・関関同立などといった私立文系の志望校に合格するための年間スケジューリングのポイントを解説していきます。
ポイント① 入試本番から逆算する
年間スケジュールを立てる上で最も重要なことは、“逆算すること”です。
ここから、“逆算すること“を意識しながら、早慶志望の場合で考えていきます。
入試本番の2月に間に合わせるためには?
まず、私立文系の入試日は2月であることが多いです。
そして、2月が入試本番となると、年内には一通りの勉強を終わらせている状態が理想となります。
年内に一通りの勉強を終わらせている状態とは、志望校レベルまでの勉強が終わり、過去問をやり込んでいる状態のことを指します。
つまり、「11~12月時点で、過去問演習及び今までの参考書の復習をしている状態=年内に一通りの勉強を終わらせている状態」にしましょうということです。
11~12月 | 過去問演習と早慶レベルの参考書を復習 |
12月末までに | 一通りの勉強を終わらせている |
2月 | 入試本番 |
早慶志望の場合であれば、11~12月は早慶レベルの参考書を復習しつつ、過去問を固めている状態が良いです。
年内に一通りの勉強を終わらせるためには?
では、年末に志望校レベルの勉強が終わり、過去問と参考書の復習をしている状態にするためには、どのように計画を立てれば良いのでしょうか?
まず、11~12月に過去問・参考書の復習の状態にするためには、9月~10月に早慶レベルの参考書に着手する必要があります。
また、9~10月に早慶レベルの参考書に着手するためには、8月末ごろにMARCHレベルを終える必要があります。
そして、8月末にMARCHレベルを終えるためには、5~6月中に日大レベルを突破する必要があります。
このように、段階ごとで逆算をしていきます。
5~6月 | 日大レベル突破 |
8月末 | MARCHレベルを終える |
9月~10月 | 早慶レベルの参考書に着手 |
11~12月 | 過去問演習と仕上げた参考書の復習 |
2月 | 入試本番 |
また、5~6月に日大レベルを突破するためには、3月上旬あたりから3月~6月の3-4ヵ月間で日大・産近甲龍レベルを終わらせる必要があります。
ポイント①まとめ
3月~6月までの3-4ヵ月間 | 日大レベルに取り組む |
5~6月 | 日大レベル突破 |
8月末 | MARCHレベルを終える |
9月~10月 | 早慶レベルの参考書に着手 |
11~12月 | 過去問演習と仕上げた参考書の復習 |
12月末までに | 一通りの勉強を終わらせている |
2月 | 入試本番 |
また、5月~6月の日大レベル突破に関しては、
部活動をしていない人、浪人生→3科目突破
部活動をしている人→1科目(英語)突破
という目標を持つと良いです。
ポイント② 最優先科目は英語!
ポイント①の計画で、部活動ありの受験生が日大レべル突破を最優先ですべき科目が英語であるように、私立文系の科目の中で最も優先して取り組むべき科目は英語になります。
英語が最優先である理由
英語が最優先である理由は以下の3つです。
1. 文系3科目の中で一番時間がかかる 2. 配点が高い場合が多い 3. 大体どこの大学入試でも使うため、固めていないと厳しい |
英語に費やすべき時間
英語が最優先といっても、どの程度優先すれば良いかわからない人も多いのではないでしょうか?
その場合は以下の2点を参考にしてください。
・夏の時期まで、勉強時間の半分は英語に費やす ・勉強時間が少ない場合は、10割英語に費やしても良い |
夏までは勉強時間の半分を英語に費やし、日大やMARCHレベルの英語をある程度固めると、その後英語の負担が軽くなっていきます。
そうすることで、後々古文や日本史へ割り振る時間を増やすことが出来るようになります。
ポイント②まとめ
- 夏までの勉強時間は、英語に5割を費やす!
- 英語がある程度固まったら、古文や日本史など他の科目に時間をかけられる!
ポイント③ 10~11月の模試が勝負!
時期別の模試の捉え方
春、夏、秋のそれぞれの模試で、どのような状態であれば良いのか、どのように捉えれば良いのかについてご紹介します。
各時期の模試ではそれぞれ以下のことを目標にすると良いでしょう。
春(5~6月)の模試 | 勉強を始めたてでは結果は出ない! |
夏の模試 | ある程度勉強が進んでいくため、実力を整えて勝負 |
秋の模試(10~11月) | 本番想定で挑む!本番同然の得点を取る |
早慶レベル合格者は、春の模試の結果は共通テスト型の模試で6割程度が多く、夏は速い人で9割台に乗っていく傾向があります。
時間が取りづらい人の戦略
つづいて、部活動などで時間が取りづらく、間に合わない場合はどうすれば良いかを解説していきます。
部活動などで時間がとりづらい場合、意識すべきことは以下の3点になります。
1. 英語を優先 2. ワンランク下(ex. MARCHレベル志望であれば日大レベル)まで仕上げ、後は過去問で補う 3. 学部の配点と難易度から有利な形式を探す |
重要なのは以上の3点になります。
また、時間が無いからといって、無理やり理想の進度に合わせようとするのはNGです!
大事なのは、大まかな年間の計画をもとに、実際にやってみて軌道修正をしていきながら進めていくということです。
私立文系の年間スケジュールまとめ
ポイント① 入試日から逆算し計画を立てる ポイント② 最優先科目は英語 ポイント③ 10~11月の模試は本番想定で挑む |
以上の3つのポイントが、私立文系が年間スケジュールを立てる上で重要になります。
特にポイント①の「逆算して計画を立てる」ことが最も重要です。
2月に合格するためには、何月までにどの範囲まで完成させればよいのか、完成させるためには今なにをすれば良いのかというように逆算することで、今やるべき勉強が明確になります。
そして、立てた年間スケジュールをもとに、適宜軌道修正をしていきながら進めていき、第一志望合格を目指しましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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