勉強の質と量をアップさせる方法 「量」と「質」どっちが大切?
こんにちは。
授業をしないでおなじみの武田塾小田原校です!
皆さんは受験勉強をする際に、勉強の量や質を意識したことはありますか。
勉強の量は絶対的な指標として測ることができますが、勉強の質は抽象的な概念になるため、なかなかそれを高めていくことは難しいと思います。
今回は、勉強の量と質のどちらが大事であるかを簡単に解説した上で、勉強の量や質をアップさせるコツを紹介していきます!
勉強の量と質はどちらが大事なのか
まず初めに、「勉強の量と質はどちらが大切なのか」について簡単に解説します。
結論から言うと、目指す志望校のレベルによって、量と質に関する考え方が変わってくるということになります。
例えば、仮に最難関の大学を目指すのであれば、高い集中力を維持した上で、自分に必要な学習に特化した、効率の良い問題演習を長時間行うことが不可欠です。
一方で、それほど難易度の高くない大学を志望するのであれば、質と量のどちらかが欠けていても、合格にたどり着ける可能性はあります。
身体面や精神面に不調があり、集中力を維持することが難しいような場合でも、それを補うだけの勉強時間が確保できれば問題ないという訳です。
しかしながら、現役生は学習時間を確保することが難しいことが多いため、可能ならば、勉強の「質」を高めることを意識して日々の学習に取り組めると良いでしょう。
勉強の「量」はどうやって増やしていけばいい?
続いて、勉強の「量」を増やす考え方を紹介します。
いくら勉強の質を高めることができたとしても、1日の学習時間が1時間や2時間では、大学受験を突破するのはなかなか難しいでしょう。
勉強の量を増やすために重要となるのは、日にちや時間に関する認識を強めることです。
受験までの残り日数を考える
高校1年生でも浪人生でも、現時点から入試まではどのくらいの時間があるかをまずは調べてみると良いでしょう。
その上で、今の学力とこれから学習していく参考書のレベル等を考えると、自分が1日に勉強に費やす必要のある時間が見えてくるはずです。
志望校を目指す場合に、入学後に行いたいことを考えたり大学生になった自分を想像したりするというポジティブな動機付けは重要です。
しかし、それに加えて
・「何月までに模試でB判定を取らないと厳しい」
・「このままのペースだと間に合わないから危機感を持とう」
といった、ネガティブな面からの動機付けも必要となります。
スケジュールを立てる
勉強時間を確保するために有効な作戦として、1日に学習するものをあらかじめ全て計画してしまうことが勧められます。
日曜日の夜に、月曜日から始まる次の1週間で学習するものを、曜日ごとにノートに書き出してしまうというのが一例です。
スケジュールに書かれたものが終わるまでは、その日の勉強は終了できないという決まりを設けることで、強制的に勉強するようにしようという狙いがあります。
スケジュールをあらかじめ立てることのもう一つの良い点は、自分の実力を分析しながら、必要な学習と不要な学習を見極めることができる点です。
1週間という短いスパンの計画に加えて、月単位で、どの程度まで参考書を進めるかの大まかなペースも掴んでおくと、より計画が充実してきます。
注意点として、当初の予定よりも進捗が早くなったり遅くなったりすることは往々にあるので、そのような場合にどう対応するかも考えておくと良いでしょう。
勉強時間を記録する
自分が1日にどのくらいの時間勉強しているかを正確に把握している学生は意外と少ないように思います。
最近では、勉強時間を記録して、その情報を複数人の間で共有できるようなスマホアプリもありますので、そういったものを活用して、自分が実際に勉強している時間を可視化してみると良いです。
勉強を始めたばかりの頃は、なかなか長時間の学習が難しいと感じるかもしれませんが、毎日記録を続けて、前日よりもできるだけ多く勉強するようにしようという意識を持つことで、少しずつ勉強することが苦にならなくなります。
勉強の「質」を高めるには何をすればいい?
次に、勉強の質を高めるためのテクニックについて紹介していきます。
まだ実践しているものがないという方は、是非この項目を参考にしていただければと思います。
科目ごとの優先順位を決める
勉強の質という概念は不明瞭で分かりにくいものですが、その一つの要素として、「自分が必要とする学習を的確にこなせているか」ということに焦点を当ててみたいと思います。
例えば、自分が理系大学を受験しようと考えているのに、学校の定期テストの社会ばかりに時間がかかっている場合は、効率が悪くかつ、科目全体の進捗という観点で見た場合に、質の悪い学習になっていると言えると思います。
これを防ぐためには、現段階で自分が最優先で行うべきことを明らかにし、科目や分野ごとの重みづけをしてみてください。
これにより、今後の勉強計画が綿密に立てられ、学習全体の質を高めていくことにつなげていけます。
自分に合った勉強法を見つける
ネットで検索すればたくさんの勉強法に関する記事が見つかりますが、本当に自分にあった勉強法はごくわずかなものなのではないでしょうか。
例えば暗記法については、こちらの記事でも紹介しているように、一般的に推奨される学習法が向いておらず、そのようなやり方では効率よく学習を進めることができないという場合が考えられます。
また、現在の自分の学力レベルを見極めて、それに対応したテキストを使用するということも、勉強法の考え方のうちの一つと言えます。
自分の実力よりも低い参考書をだらだらと続けていてもレベルアップは望めないですし、逆に自分のレベルよりも高すぎるものに手を出してしまうと、内容を理解するために膨大な時間が必要となってしまう可能性があります。
自分の特性や実力を把握し、効率よく学習を続けるにはどうすれば良いかを考える時間を定期的に設けるようにすると、この問題を解決しやすくなるでしょう。
集中できる環境を作る
勉強の質を高めるためには、集中して勉強に取り組める状態を作ることが不可欠です。
集中力がない状態で学習を進めようとすると、内容がなかなか頭に入らなかったり、時間ばかりが経過してしまったりしがちです。
このような状態を防ぐためには、自分が勉強しているということを改めて強く認識できる環境を作ることが大切です。
塾に通う生徒ならば、自習室を利用すれば、周りで同じように勉強する学生の姿が刺激になります。
塾に通っていない場合でも、学校の自習室を利用したり、近隣の図書館や公民館の学習スペースを利用したりすることで、同じような効果を得ることができます。
逆にあまりおすすめでないのは、カフェなどを利用して学習することです。
店内BGMや周りの人の会話などにより、例え意識していなかったとしても、集中力は確実に下がります。
勉強は静かな環境で行うことをお勧めします。
【まとめ】高い質を保った上で長時間勉強することが大切
勉強の量と質のどちらが大事かという質問の答えは、志望校のレベルによって変わってきます。
最難関を目指すのであれば、高い質を保った上で長時間の学習をすることが不可欠です。
現在、勉強の量がなかなか増やせなかったり、勉強の質を高めために何をすれば良いのかが分からなかったりする学生は、ぜひこの記事で紹介したコツを実践してみてください。
動画でも紹介|勉強の量と質は○○で向上!
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