受験前日・当日の過ごし方|必ずやっておきたい4つのこと
こんにちは
武田塾小田原校です。
みなさんはきっと、
「受験前日・当日をどのように過ごすのがベストなのか」
という疑問をもって、このブログを開いてくれたことかと思います。
学校の先生や塾の先生は
「受験前日はこうしろ」
「当日はこれをした方がよい」
などとさまざまなアドバイスをくれることでしょう。
あなたの周りの人たちは親身になってこのようにアドバイスをくれると思いますが、そのアドバイスは落ち込みがちな受験生を励ますための応援メッセージとしかならない場合も多いことでしょう。
そこで今回は、より多くの受験生に本当に役に立つ、科学的根拠に基づいた受験前日、当日のベストな過ごし方を提案していきたいと思います。
受験当日をベストな状態で迎えるための入試前日の過ごし方を、大学で心理学を専攻している私が、心理学的観点からご紹介していきます。
受験前日の過ごし方
7時間以上の睡眠をとる
結論から言うと、受験前日にするべき一番大切なことは、7時間以上の睡眠をとることです。
入試当日という日は、今までしてきた勉強の成果を最大限に発揮する必要があります。
そのためには、入試当日に集中力を最大限に保つことができる状態にすることが大切になってきますよね。
集中力というものは、前日の睡眠時間によって大きく左右されるものです。
心理学の研究からも、睡眠時間が6時間を切ると、または普段寝ている時間より20分睡眠が短くなるだけで翌日の集中力が低下するという研究結果があります。
人口の約8割は6~9時間を最適睡眠時間とするため、ごく稀にいるショートスリーパーの方以外は7時間の睡眠をとるのがベストです。
しっかりと睡眠をとって、試験当日に備えましょう。
まとめ
心理学的観点からみた、受験前日に注意してもらいたいポイントは「7時間以上の睡眠」これだけです!
そのほかは今まで勉強してきたことを復習するなり、一人一人自分に合った過ごし方で自由に過ごすのがいいと思います!
受験当日の過ごし方
それでは受験当日にどう過ごすとコンディションをベストに保てるかというお話をしていきます。
主に受験当日の集中力の上げ方を心理学的観点から提案させていただきます。
受験当日の朝は軽い運動をしよう
受験当日、した方が良いことは朝の運動です。
「勉強をするのに運動ってどういうこと?」
と思った方もいるかと思います。
しかし、運動には集中力を上げる効果があることが科学的に認められています。
聞いたことがある人も多いと思いますが、私たちの脳は「ブドウ糖」をエネルギー源としています。
ブドウ糖は脳に直接働きかける栄養素であり、私たちの注意力や記憶力、そして集中力に関わってくるエネルギー源です。
ブドウ糖は血液にのって脳に運ばれ、脳の栄養となりますが、ここで運動が大切になってきます。
その理由は、運動をすると血行が良くなった結果、脳のエネルギー源となるブドウ糖が脳に行きわたりやすくなるためです。
つまり、運動は集中力を高めることにつながります!
朝に15分程度の軽い運動(ジョギングや早歩き)をすると、その後の8時間、集中力が高くなるという研究結果もあります。
また、朝に運動と一緒に日光を浴びることで、精神を安定させる働きを持つ「セロトニン」という脳内の神経伝達物質も分泌させることができます!
是非、受験当日の朝は運動をすることをおススメします!
受験当日のお昼ごはんに気を配ろう
みなさん、「お昼ごはんを食べたあと眠くなった」という経験はありませんか?
おそらく多くの人がこの現象に遭遇したことがあることかと思います。
試験当日は、昼食を食べたあとに、午後にも試験がある方がほとんどだと思います。
共通テストの日程もそうですね。
そんな大事な試験で「眠くなって集中できなかった」という事態はなんとしても避けたいところです。
実はこの「ごはんを食べたあと眠くなる」という現象は、お昼ごはんに何を食べたかで眠くなりやすさが変わってくるのはご存じだったでしょうか?
実は、この眠くなりやすさは食べた食品が
「どのくらい血糖値を上げやすいか」
で変わってきます。
たとえば、脂肪分の多い肉類やご飯、パンなどは血糖値が上がりやすく、野菜やキノコ類、豆類、海藻類などは上がりにくいとされています。
単刀直入にいえば、血糖値が上がりやすい食品は眠くなりやすく、反対に血糖値が上がりにくい食品は眠くなりにくいです。
血糖値が上がりにくい食品を調べたい場合、「低GI食品」と検索すると食品の一覧が出てきます。
午後の試験にもベストコンディションで挑めるよう、お昼ごはんにはできるだけ「低GI食品」をとることをおススメします!
休憩時間を使って集中力を回復させる
最後は休憩時間の過ごし方に関してです。
試験と試験の間の休憩時間、何をするかは基本的に自由です。
今まで勉強してきたことの復習をしたり、音楽を聴いたり、ボーっとしたりするのも良いでしょう。
しかし、心理学的観点からいえば、集中力の回復は決して怠ってはいけません。
集中力というものは、通常、長時間保つことは困難です。
集中力を持続できると言われている時間は、大人で50分程度、長く集中できる人で最大90分が限界といわれています。
大学受験の試験時間の多くは1教科60分~100分程度であり、これだけの時間集中をすれば、次の教科も集中するために集中力を回復させる必要があります。
たとえると、集中力は自動車の燃料のようなものです。
さらに車を動かすには、燃料を使った分だけ補給が必要になりますよね。
その燃料の補給時間が、人間でいう休憩にあたります。
集中力回復の目安としては、60分集中したら10分の休憩、90分集中したら20分の休憩が必要だと言われています。
試験と試験の間の時間は、次の教科で使う集中力を回復させるために、休憩をとることをおススメします!
【まとめ】集中力upに大切なのは睡眠・運動・食事・休憩!
これまでご紹介してきたポイントはいずれも試験中の集中力を高めることにつながっていたことに気づいていたでしょうか?
受験前日・当日に、ベストな過ごし方をするためにはこれら4つのポイントを意識することが重要です。
睡眠 | 受験前日は7時間以上の睡眠をとる |
運動 | 受験当日の朝に軽い運動をする |
食事 | 受験当日のお昼ごはんに気を配る |
休憩 | 休憩時間を使って集中力を回復させる |
これらを実行することで、これらをしなかったときと比べて、大きく受験当日の集中力を高めることができるようになるでしょう。
以上をまとめると、心理学的観点からみた集中力を上げるための最重要ポイントは
睡眠・運動・食事・休憩の4つです!
普段の勉強においても、このポイントを意識することで高い集中力を長時間持続させることができるようになります。
是非、この4つのポイントを駆使して、志望校合格をつかみ取ってください!!
↓勉強の悩みを無料で相談したい方はこちら↓
3種類の申し込み方法からお選びください
①「無料受験相談」より、必要事項を記入の上、お送りください。
②「友だち追加」よりLINEをご登録後、受験相談希望の旨、メッセージをお送りください。
③ 校舎へ直接お電話頂き、受験相談希望の旨をお伝えください。 TEL:0465-22-3911 (受付時間13:00-22:00) |
◆武田塾小田原校◆
小田原駅近辺で大学受験の塾・予備校をお探しなら武田塾小田原校
TEL | 0465-22-3911 |
odawara@takeda.tv | |
住所 | 神奈川県小田原市栄町2-8-37-3F |
アクセス | JR・小田急小田原駅東口より徒歩3分 |