【リーズニング】過去問、問題演習で点数を飛躍的に上げる勉強法
皆さん、受験勉強お疲れ様です。
正しい勉強法で受験合格に導く、武田塾小田原校の岡村です。
今回は直前期の過去問演習の取り組みの中で、是非取り入れて欲しい勉強法を紹介します。
その勉強法は「リーズ二ング」と言います。
共通テスト対策にもマッチしており、かなりオススメな勉強法です。
※reasoning (リーズニング)=「根拠をもって理由づけること」
リーズ二ングってどんな勉強法?
解答の根拠や理由を考えて勉強する方法のことを言います。
武田塾の山火先生が毎年のように繰り返し紹介している勉強法でもあります。
それほどまでにこの勉強法の効果が大きいのです。
こんな人におススメ
・過去問をやっているが点数が伸びない
・現代文の解説は読めば分かるけど、点数が安定しない
・共通テストの時間が足りない
など、問題演習を行っても成果があまり多くない方におススメの勉強法となります。
リーズ二ングをするメリット
①なぜそうなるのかを自力で見つける練習が出来るため、正しい解答のプロセスが身に着く。 ②解説とのズレに気づくことが出来るため、不足している力が明確になり、「出来たつもり」「分かったつもり」を防ぐことが可能。 |
といったメリットがあります。
過去問演習がインプットになってるかも?
過去問演習の際に特におススメで、「知識を入れる」インプットの学習が終わった段階で、「知識を使えるようにする」アウトプットの学習に適しています。
「問題を解いて、解説を読んで、理解する」これがインプットの学習には適しています。
ただ、これを過去問演習などで繰り返しても、初見問題へのアプローチが上手くなりません。
下記で具体的な流れを紹介しますので、是非一度実践してみてください。
リーズ二ングの具体的な流れ
①問題を解く
まずはいつも通り問題を解きましょう。
ただし、過去問を解く際はなるべく以下の手順で解くと良いでしょう。
(1)制限時間内に高得点を取るために問題を解く (2)制限時間を延長し、残った問題にも挑戦する |
時間配分の練習なども非常に重要なため、まずはタイマーをかけるなどして問題を解きましょう。
それでも解き終わらなかった問題を、「解答を見て終わり」では勿体ないので、まずは挑んでみることが重要です。
明らかに自分のレベルを超えている問題であると感じたり、時間がかかり過ぎると感じる場合は一度後回しにてOKです。
②答え合わせをする
問題を一通り解き終えたら答え合わせをしましょう。
この時、リーズ二ングでは「解説は読まない」ことが重要です。
一度答え合わせだけをして、解答のみ分かるようにしましょう。
③解説を直ぐに読まず、解答だけで解説を考える(1~3分)
答え合わせが終わったら、ここからがリーズ二ングの本番です。
答えが分かった状態で、再度問題文などに目を通してください。
一度解いたばかりの問題なので考えるのにそこまで時間は掛からないでしょう。
ここで考えることは以下の通りです。
・なぜその答えになるんだろう? ・根拠は文章中のどこに書いてあるかな? ・この答えになるということは、解説はこうなるかな? |
こういった、正しい答えから逆算して問題を考える時間を1~3分くらい、設問ごとに取りましょう。
回答の根拠を考えることが、「理解」を深めることに繋がります。
④自分で考えた解説と見比べる
さて、解答から解説を考えた後は「その解説が合っているのか」の確認です。
答えから逆算して考えた「解答の根拠」が「正しい解説」と合っているのかを確認しましょう。
ここの見比べを行うことで、「自分の考え方・感覚」が正しいのかを知ることが出来ます。
⑤根拠を基準に復習
問題自体は間違えていても、答えから逆算して考えた解説が合っていればOK。
次から得点出来る可能性が高い問題です。
一方で、逆算して考えたにも関わらず解説も違う問題は危険です。
以下のようなパターンが多いでしょう。
・捨て問である(難しすぎる)
・知識が不足している(解説を読んでもイマイチ分からないかも)
・問題文が正しく読みとれていない
復習の方針を決めるための指標としましょう。
⑥次に活かす
このように、一通りリーズ二ングを行うことで以下のことが分かってきます。
・自分がなぜ間違えたのか ・ミスをしてしまった原因 ・次からどうやって問題を解いたり、考えたりすれば良いのか ・足りない知識が何で、何を学習すれば良いのか |
特に、答えから逆算する練習を繰り返すことで、問題を解く際の「正しい流れ」「着目点」が身に付きます。
「強制的に頭を使って勉強できる」のが強みの学習方法です。
リーズ二ングをした方がいい科目など
特に読解系(英語長文、現代文)などにオススメの勉強法です。
また、『共通テスト』は問題文が非常に長い傾向にあるため、必要な情報のみを見つける練習にも繋がります。
理系科目でも同様の学習が可能ですので、「問題演習=リーズ二ング」というイメージで大丈夫です。
残り僅かな期間であっても過去問の取り組み方次第で、逆転合格もあり得ます。
最後まで諦めずに走り切りましょう!
山火流 逆転合格読解法【2020年版リーズニング編】革命を起こした方法!!|受験相談SOS
過去問演習も大事ですが…
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
いつも過去問演習をする中で、解説を読んで満足していませんでしたか?
知識を使いこなせるようになるには、「次にどうやって解くのか」「なぜそうなるのか」を1回1回の演習で試行錯誤することが重要です。
そのためにも是非、今後の学習にリーズ二ングを取り入れてみてください。
1ヶ月後の得点が大きく上がっているかもしれません。
この他、武田塾小田原校では知識を入れる段階での学習方法など、基礎段階から詳しく勉強法を指導しています。
今回は問題演習をメインに扱っていますが、結局は過去問の解説を読んでも理解が出来なければ意味がありません。
必要なのはどこまで行っても「基礎の完成度」です。
優先すべき学習内容を間違えないよう気を付けてください。
無料受験相談では、このような「勉強法について」の相談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。
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