ケアレスミスを減らす4つの方法!よくある3パターンと対策法
こんにちは。
授業をしない!でおなじみの武田塾小田原校です。
今回は、ケアレスミスの原因とその対策について紹介します。
この記事の著者は、中学生時代に「ケアレスミスは、注意をする実力がないだけなので言い訳にならない」と言われてから、ミスをできる限り減らすように意識してきました。
その経験を踏まえながら、どのようにしてミスを減らすための学習をしていくべきかについて書いていきます。
よくあるケアレスミスのパターン3種類
まずはじめに、ケアレスミスにはどのようなものがあるか、簡単に例を挙げながら紹介します。
自分のパターンを思い浮かべながら読んでみてください。
誤字脱字
主に文系科目で生じやすいケアレスミスが誤字脱字です。
英語で言えば、英作文における文法の間違いやスペリングの間違いが該当します。
国語や社会では、論述問題において、英語同様の文法の間違いや漢字の間違いが考えられます。
計算間違い
理系科目で頻繁に見受けられるミスが計算間違いです。
よくある間違いとしては、
マイナスの符号を書き忘れることによって計算結果が変わってしまうことや、
文字や数字を小さく書いたせいで見間違えてしまうことなどが挙げられます。
物理や化学においては、単位を付け忘れるというミスもあります。
問題文の読み間違い
これは文系理系問わず、多くの科目で起こる可能性のあるケアレスミスです。
「不適切な選択肢を選べ」という問題に対して適切なものを選んでしまったり、「該当するものを全て選べ」という問いに対して、1つだけ選ぶものと勘違いしてしまったりというのがその例です。
これら3種類のミスを減らそう
ケアレスミスという言葉だけ聞くと、些細なもののように感じられます。
しかし、英作文では文法やスペリングをミスするたびに減点されて、結果として、時間をかけたにもかかわらず得点がなくなってしまうことがあります。
数学においては、方針を正しく立てられたとしても、1回の符号ミスからそれ以降の全ての計算結果が誤りになってしまうこともあります。
このようにケアレスミスは、
大きなミスに発展する可能性をはらんでいます。
問題文の読み間違いに関しては、その問題にかけた時間が全て無駄になってしまうため、合格点を取ることの大きな妨げになりかねません。
これらを実際の試験で行わないようにするためには、まずは自分の冒しやすいケアレスミスを正しく把握して分析していくことが重要です。
ケアレスミスの対策方法4選
ケアレスミスの具体例が分かったところで、ケアレスミスの防止策を紹介します。
人それぞれ、冒しやすいケアレスミスは異なってきますので、ここで挙げるいくつかの例を組み合わせながら、自分だけの対策法を身に付けてください。
ケアレスミスを簡単なミスだと甘く見ない
多くの受験生は、ケアレスミスは注意不足によるミスなので、実力が伴わなかった訳ではないと軽視しがちですが、
これこそがケアレスミスがなくならない一番の原因です。
冒頭にも書きましたが、ケアレスミスをするということは、ミスを正すだけの実力がないということに他なりません。
逆に言えば、ケアレスミスは自分の実力が伴わないがために起きるミスであるという意識を持つことにより、ケアレスミスの発生頻度を大きく下げることができます。
ケアレスミスと正しく向き合って対策をしない限り、将来のテストで同じミスを冒す可能性が減ることはありません。
まずは、ケアレスミスは重大なミスであるという認識を持つようにしましょう。
ケアレスミスをまとめたノートを作る
ケアレスミスは多くの場合、改善に努めない限りは同じようなパターンで頻発します。
この原因として、どのような場面でケアレスミスを冒したかを正しく認識せずに、おざなりにして学習を進めてしまうことが考えられます。
その結果、ミスをしたことすらも頭から消えてしまい、結果として同じミスをいつも繰り返すということになります。
ケアレスミスを減らすためには、自分がどのようなケアレスミスをしているかを文章として残しておき、日頃から確認できるようにすることが重要です。
ケアレスミスの内容だけをまとめるノートを一冊つくり、ケアレスミスを冒すたびにそこにミスの内容や原因を書き込んでいくようにします。
そうすることで、ケアレスミスに対する意識を常に高い状態にキープできるようになり、ひいてはミスの量を減らすことにつなげていけます。
見直しの時間を設ける
本番の入試を想定して学習する場合は、一連の試験時間の中で、問題を解く時間と見直しをする時間を区別して設ける訓練をすると良いです。
問題を解いている最中は、焦りながら解答しているために精度が落ちる可能性がありますが、全体を解き終わって心に余裕が出た状態で改めて見直すことができると、解答中のミスに気づいて修正できる場合があります。
仮に、試験時間内に問題を解き切るだけで精一杯という場合でも、問題を解くごとに、簡単にでも良いので計算式やスペリングを見直す癖をつけておくと、大きなミスに発展することを防げる可能性は高くなります。
答案を日頃から丁寧に作成する
答案を丁寧に作成することは、文系理系問わず、記述式の答案を要求される場合には意識する必要があることです。
自分しか見ないからという理由で、漢字が分からなかった場合にごまかして書いてしまったり、計算結果を省きながら解答を作成したりしていると、それが本番になっても表出してしまいます。
日頃から行えていないことが、本番の試験当日に急にできるようになるということはまずあり得ません。
普段の学習の中でも、本番を意識した丁寧な解答作りを心がけてください。
まとめ
ケアレスミスを減らすためには
・ケアレスミスは実力の不足を示すミスであることを理解する ・その場限りの確認で終えず、ミスを分析して真剣に向き合う ・見直しの時間を設けて最終チェックを行う ・普段からミスの少ない答案を書けるように練習する |
ということが重要です。
特に、ケアレスミスを些細なミスとしか思っていない場合は、早急にその意識を改める必要があると言えます。
ケアレスミスと正しく向き合い、ケアレスミスは重大なミスであるという認識を持つようにしましょう。
さいごに
ケアレスミスを防ぐことは、志望校合格に近づくために必要なことです。
自分がしてしまったケアレスミスの内容や原因を書き込んでいくノートを作るなどして、実際に行動にうつしていきましょう!
しかし、ケアレスミス以前に、学力が思うように伸びないと感じている方もいるのではないでしょうか?
その場合は、勉強方法を変えていく必要があります。
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