【決定版】大学受験勉強のスケジュールと時間配分をきめる方法
こんにちは!
授業をしない!でおなじみの武田塾小田原校です。
皆さんは、受験に必要な科目ごとに、どのくらいの勉強時間を設ければ良いかで悩んだことはありませんか?
今回は、
①私立文系(3科目) ②難関私立理系(4科目) ③国公立文系(5教科8科目) ④国公立理系(5教科7科目+数学3) |
に分類して、受験学年1年間における、それぞれの勉強時間配分、スケジュールの立て方についての考え方を紹介していきます。
①私立文系(3科目)の時間配分・スケジュールの立て方
私立文系は、一般的に、英語・国語・社会が受験科目に設定されていることが多いです。
場合によっては小論文を課す大学もありますが、今回のケースでは省略します。
私立文系は、1年間で3科目を習得するだけで良いので、他の志望パターンよりは楽なようにも思えます。
しかし、同じ大学や学部を志望するライバル達のことを考えると、条件は皆等しいので、
手を抜くことができるというわけではない
ことは理解しておく必要があります。
私立文系は英語が大切?国語と社会は?
私立文系において、一番勉強時間を割く必要があるのは英語です。
多くの大学が英語の配点を高くしている現状があるため、
ここでしっかりと得点できる実力を養わないと、他の学生に遅れを取ることになります。
国語と社会に関しては、個人ごとの得意不得意で学習時間を決めていくと良いでしょう。
子どもの頃から本をたくさん読む習慣がついていたり、日記や作文などを継続して書いていたりした生徒は、何も考えなくても現代文のテストで比較的点数を取ることができます。
この場合は、古文漢文に重点的に力を入れると良いです。
それに対して、
国語と触れ合う機会が少ないまま受験を迎える生徒に関しては、早い段階で文章を読むことの訓練を行う必要があります。
文章を読んで書いてある内容を正しく理解するという力は、短期間で簡単に身につくものではありません。
そのため、苦手意識があるならば、その分現代文に時間をかける必要があります。
社会は暗記量が多い分野になるので、時間のかけ方は工夫する必要があります。
特に日本史や世界史は覚えることが膨大であるため、
全体の見通しを立てながら、効率よく学習を進める
ことが不可欠です。
これには、武田塾で採用している参考書のルートが一つの学習の目安となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
私立文系のまとめ
私立文系を目指す場合は、
まずは英語の力を高める
ことに意識を向けたいです。
続いて、現在の国語の実力を踏まえた上で国語の学習時間を決定しましょう。
そして最後に、社会の時間を加味して全体を見直すという形になると思います。
個人ごとの特性による部分もあるので断言はできないですが、
英語:国語:社会を4:3:3
程度に割り振ると、全体的にバランスよく学習できるのではないでしょうか。
②難関私立理系(4科目)の時間配分・スケジュールの立て方
ここで言う難関私立理系では、英語・数学・理科2科目が課されるものとして話を進めます。
英語の比重が大きいことは、私立文系と共通していますので、やはり疎かにできない科目だと言えるでしょう。
数学
続いて数学ですが、これは文系と理系で一番大きく異なる部分に当たると思われます。
数学は英語同様に積み重ねが重要な科目です。
そのため、受験学年になるまでにコツコツと勉強を続けていた場合は、それほど苦労することなく受験を迎えられると思います。
しかし、そうでない場合は、受験学年の1年間で相当に時間を割く必要が生じます。
というのも、多くの理系学部の受験では、数学3までの学習内容が出題されるためです。
数学3の受験問題は、数学1A・2Bと比べると、パターン化された問題が非常に多いため、演習を積んで形式に慣れてしまえば、得点していくこと自体はそれほど難しくはありません。
しかし、1A・2Bの理解に穴があると、効率よく学習を進めることが困難になるという特徴があります。
そして、その場合に1A・2Bから復習を開始するとなると、膨大な時間が必要となることは理解しておく必要があります。
理科
理科2科目に関しては、多くの受験生が物理・化学を選択することになると思うので、これらについて概略を説明します。
この2科目では、
物理が、それほど複雑ではない前提条件から、考え方や計算の方法を直接問う形式が多いのに対し、
化学の方は、暗記した内容をもとに、未知の実験の内容を読み取っていくという形式が多いように思われます。
もちろん、出題内容は志望校ごとに異なるので、自分の志望校の赤本をチェックすることは必須ですが、
化学の方が暗記の割合が多い分、時間をかけた方が良いという理解で問題ないと思います。
難関私立理系のまとめ
難関私立理系を受験する場合は、
配点の大きい英語と数学を固めることに時間を使う
ことが大切になります。
これら2科目は積み重ねが重要となりますので、
過去の学習範囲に漏れがある場合は、それを遡って学習する時間も必要になると思っておきましょう。
理科2科目に関しては、まずは自分が得意であったり興味があったりする科目を固めてしまうのが得策です。
ある程度の得点ができるようになった段階で、もう一方の科目に力を入れると良いですが、
暗記系の分野に関しては、進捗に関わらず、できるだけ毎日目を通す習慣をつけておくと良いでしょう。
科目ごとの時間配分例としては、
英語:数学:理科を3:4:3
というように割り振るのが一つの案です。
③国公立文系(5教科8科目)の時間配分・スケジュールの立て方
国公立文系は、受験科目数の観点では、
一番学習するものが多い受験形式になります。
二次試験で利用する文系科目(大学によっては数学も課されます)に加えて、
共通テストにおいてのみ受験する理科基礎2科目を学習する必要があるためです。
よって、私立大学を受ける場合と比べて、より綿密に科目ごとの時間配分を考えながら学習を進める必要があります。
国立大学を受験する場合は、
どのタイミングで共通テストの対策に入るかを、早い段階で決めてしまう
ことがオススメの戦略です。
これについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
共通テストの計画を立てた後の学習法は、基本的には私立文系の場合と同じような流れになります。
しかし、大学によっては二次試験で社会科目を2科目課すこともあるので、
その場合は、さらに学習時間を多く取れるように工夫する必要があります。
文系受験生にとっては、数学や理科が鬼門となる可能性が高いと思われますので、
これらに苦手意識がある場合は、出来るだけ早めに対策を始められるようにすると安心でしょう。
国公立文系のまとめ
国公立志望の場合は、共通テストのみ使用する科目が生じてきます。
これらには、出来るだけ時間をかけることなく進めるのが理想ですので、早い段階で勉強計画を立ててしまうことが勧められます。
共通テスト対策期間に入るまでは、二次試験の科目の勉強をしっかりと進め、共通テスト対策に入ったら、気持ちを切り替えてそちらに臨むことが重要です。
共通テスト対策期間以外の学習については、私立文系と同じような考え方で問題ないと思われます。
④国公立理系(5教科7科目+数学3)の時間配分・スケジュールの立て方
最後に国公立理系について解説します。
多くの場合は、二次試験で利用する科目に、共通テストで利用する国語と社会が加わる形式になります(大学によっては二次試験でも国語が課されます)。
国語と社会を苦手とする理系受験生は多いため、自分もそれに該当するという場合は、出来るだけ早い段階から対策をすると良いでしょう。
社会に関しては、暗記量を増やせばある程度の得点は確保できるようになります。
しかし、国語に関しては
文章を読む訓練をしないと点数が伸びない
側面があります。
もし、国語力が不足していると考えるならば、新聞を読むなどして、日頃から文章に触れる機会を設けると良いでしょう。
共通テスト以外の科目については、難関私立理系の対策と同じように進めて概ね問題ないですが、
数学に関しては、記述式答案を求められることも多いので、その練習は日々の学習の中で行うようにしましょう。
国公立理系のまとめ
国公立理系を目指す場合で
課題となるのは、国語と社会
になると思われます。
逆に言えば、この部分を早い段階でクリアできれば、共通テストに関しては心配がなくなるので、安心して二次試験対策に打ち込むことができます。
二次試験対策については、過去問を参照しつつ、基本的には難関私立の場合と同じように進めて問題ないです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
各受験方法で気を付けるべきポイント、教科ごとの時間配分を考えるヒントにして頂けたら幸いです。
受験スケジュールに関してもさまざまなことがヒントになったと思います。
これらのことを踏まえた上で、どの受験生にも大切になってくるのは
早い段階から全体の見通しをたて、勉強計画をたてる
ことです。
まずは勉強計画をたて、それに沿って受験勉強をすすめていくことが重要です。
武田塾では、ひとりひとり丁寧に、現状の学力を把握して、
合格に一番近づけるルートを考え、それに沿った指導をしています。
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