リスニング問題の効果的な復習方法|模試、英検、共通テストに使える
こんにちは。
授業をしない!でおなじみの武田塾小田原校です。
皆さんは模試や英検、共通テスト対策の復習を行う際、英語のリスニング問題はしっかり復習できていますか。
実はリスニング問題の復習は、多くの受験生が敬遠してしまうものの1つなのです。
その理由は、
①リスニング問題にそれほど重要性を感じていない ②リスニング問題の復習の仕方が分からない |
ということが原因となっているからです。
前回は①についてお話を致しました。
まだご覧になっていない方はこちらの記事も是非チェックしてみてください。
今回は②リスニング問題の復習の仕方が分からないという方のために、リスニング問題の効果的な復習方法についてお話をしていきます。
「リスニング問題に復習は必要?」
「復習の仕方が分からない!」
と思われている方は、是非みてみてくださいね。
リスニングの具体的な復習方法|模試、共通テスト、英検 共通
①もう一度問題を解き直す
リスニング問題を復習する際、確認すべき重要なポイントがあります。
それは「自分が聞き取れなかった部分を理解する」ことです。
リスニング問題は英文を聞き取る能力を測る問題です。
ですので、『英文さえ聞き取れてしまえば、解ける問題がほとんど』になります。
まずは、自身の聞き取れなかった英文を把握するところから始めましょう。
そのためには、もう一度同じ問題を、巻き戻したりせずに解き、「聞き取れなかった部分を確認」してみてください。
②リスニング問題の音源を聞き直す
①を終え、聞き取れなかった英文を把握できたら、もう一度音源を再生してみましょう。
ここで確認すべきポイントは、
1.聞き取ることができ、意味もわかる部分 2.聞き取ることができるが、意味は分からない部分 3.聞き取ることができず、意味も分からない部分 |
この3点をしっかりと判別することです。
1.に関しては、復習の必要はありません。
そこは自分の実力で充分理解できるところだからです。
逆に、2. 3. に当てはまる英文はしっかりと復習し、理解できるように練習する必要があります。
ここで、一つ例を挙げて説明します。
① I can speak English well. ② I learned that from a cram school teacher. ③ In the future, I would like to work for an overseas company to solve international problems. |
こうした英文がリスニング問題で出題されたとします。
①の英文は、
簡単な英文でフレーズも長くないため、聞き取ることも理解することもさほど難しくないはずです。
こうした、「聞き取ることができ、理解もできる英文」は 1.に該当します。
②の英文は、
フレーズとしてはそこまで長くないので、「英語を先生に学んだんだな」という漠然とした捉え方であれば、理解できる人は多いと思います。
しかし、”a cram school teacher(塾の先生)”に教わったという部分を正確に理解できていなければ正解は出来ません。
こうした「聞き取ることはできるが、正確には意味を理解できていない英文」は 2.に該当します。
③の英文は、
フレーズが長く、多くの人は、1度聞いただけで文の意味を理解することは難しいと感じるはずです。
こうした、「聞き取ることが出来ず、意味も分からない部分」は 3.に該当します。
リスニング問題を復習するときは、まず2と3を洗い出すため、音源を再生して、聞き取れない・理解できない部分を見つけることから始めましょう。
③文章を音読する
リスニングの音源がなく②が出来ない方は、①を終えた後に「③文章を音読する」を行いましょう。
①や②を終えた後、本文や解説に記載されている全文を音読します。
この時、英文を読みながら、同時に頭の中で日本語に訳しながら音読をしていきます。
この、「日本語に訳しながら」が一番重要なポイントです。
ただ英文を読み上げるだけであれば、誰でもできます。
しかし、英文を読みながら頭の中で日本語訳にしていくのは、難しいと感じる方が多いでしょう。
慣れないうちは「ゆっくりと、自身が読めるスピード」で構いません。
慣れてきたら、徐々にスピードをあげ、実際の音源と同じスピードで音読ができるようにしていきましょう。
また、音読をする目安として、最低でも5回〜10回は行うようにして下さい。
関連動画①
【リスニングにも効果的!!】英語の成績を上げたかったら音読をしよう!!|大学別英語対策動画
④シャドーイングを行う
音読が終わったら、総仕上げとしてして「④シャドーイング」を行います。
シャドーイングとは、「音源を再生し音読をしながら、頭の中で瞬時に日本語訳をしていく練習」のことです。
最終的に全ての英文でつまらずに日本語訳ができるようになるまで、ひたすら練習をしていきましょう。
シャドーイングや音読の具体的な勉強方法は以下をご参照ください。
関連動画②
【入試の英語対策!!】質問数No.1!! シャドーイングのやり方教えて!!| 大学別英語対策動画
リスニング問題の復習は、正しい方法と効果を意識しよう!
いかがでしたか。
今回は、「②リスニングの復習の仕方が分からない」という方に向け、「リスニングの復習の効果的な方法」をテーマにお話をしました。
リスニング問題は、苦手とする学生が非常に多いです。
しかし克服してしまえば、英語の総合力を大きく飛躍させてくれることに繋がります。
本記事でリスニングの重要性を分かって頂けていたら幸いです。
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