ブログ

共通テスト対策の勉強はいつから?計画や戦略、勉強法など|前編

共通テスト対策の勉強はいつから?計画や戦略、勉強法など|前編

こんにちは。

東京大学理学部卒講師のFです。

今回のテーマは「共通テスト対策の勉強をいつから始めるか」についてです。

科目ごとの戦略にも触れながら、前編・後編に分けてご紹介していきます。

共通テスト対策の勉強はいつから?計画や戦略、勉強法など|前編

 

共通テスト対策はいつから始めるべき?計画や戦略の考え方

自身の受験時代の戦略

はじめに、私のセンター試験対策について簡単に紹介します。

私は理系受験でしたので、以下の科目をセンター試験で受験しました。

・地理B

・国語

・英語筆記

・英語リスニング(東大入試では使用しませんでした)

・数学1A

・数学2B

・生物1

・化学1

この中で特に対策をしたのは、地理Bと数学でした。

地理Bは、

学校で授業がなかったことに加え、初学に近い状態だったので、対策には十分に時間を取るために、夏休みから学習を始めました。

数学に関しては、

時間内に解き切ることができるようにするために、制限時間を本番よりも10分短くした状態での練習を繰り返し行いました。

それ以外の科目に関しては、11月頃から過去問を軽く解く程度の対策をしました。

対策を始める時期はどのように見極めるか

私のセンター試験対策で触れたように、

苦手科目や二次試験対策とは異なったアプローチが必要な科目に関しては、

共通テストを考える場合でも、特に注意する必要があります。

女子学生 悩む

苦手科目の対策について

苦手科目の対策は、できる限り早くから始めるべきです。

私の場合は、社会が非常に苦手だったために夏休みから学習をスタートしました。

しかし、より安全を考えるならば、受験学年(既卒を含みます)が始まったと同時に、

少しずつでも取り組んだ方が良いと言えます。

多くの場合、苦手科目は、

理系ならば国語と社会

文系ならば数学と理科

が該当することになると思います。

これらの科目は、二次試験で求められないことが大半であるため、

なかなか学習する気分にならないところもあると思いますが、

少しでも共通テストで得点して二次試験へのアドバンテージを稼ぎたいと考えるならば、

疎かにはできません。

社会や理科は、暗記によってそれなりの点数は確保できるようになりますが、

国語や数学は、短期間で得点できるようにすることは困難ですので、

しっかりと学習時間を確保するようにしたいところです。

初学の科目の対策について

続いて、初学の科目の対策について解説します。

受験に必要な科目の授業が学校で行われない場合や、浪人後に志望校を変更して、受験科目が増えた場合等にこのような状況が生じる可能性があります。

ここで注意したいのは、初学かつ独学になる科目があるかどうかということです。

初学だったとしても、

学校や予備校で授業を受けることができるならば、それがペースメーカーとなってくれるため、基本的にはそれに合わせて学習をしていけば共通テスト本番までに間に合わせることができます。

逆に、完全に独学で進めないといけない場合は、

綿密に計画を練らないと、受験に間に合わなくなる恐れが生じます。

独学の場合の学習計画の立て方については、こちら↓でも詳しく解説していますので、ご参照ください。

学習を始める時期については、苦手科目の対策と同様に、早く始められればそれだけ安ですが、

社会や理科は、暗記である程度の点数は稼げるため、高得点を狙わないのであれば、それほど長い期間の対策は必要ないとも言えます。

自習する女子高生

特殊な対策が必要となる科目について

最後に、リスニング、数学1A・2Bなどの、特殊な対策が必要となる科目について簡単に触れます。

多くの大学では、二次試験でリスニングが実施されないため、

普段からリスニングの学習を行っている生徒は少ないものと思われます。

そのような生徒が、共通テスト直前になって、共通テスト用の参考書を用いた学習を始めたとしても、すぐには点数が伸びるようにはならず、結果として、本番で得点できないパターンに陥る可能性があります。

数学に関しては、

二次試験で問われる学力が、難問に時間をかけて取り組む姿勢を見るものであるのに対し、

共通テストでは、制限時間内にスムーズに問題を処理する能力があるかどうかを見るようなもの

になっています。

そのため制限時間を厳しく設定した練習を行っていないと、いくら学力が高くても、共通テスト本番で得点できない状態になりかねません。

これらの科目については、念入りに対策をするのは11月頃からでも良いですが、

それより早い段階で、必ず一度は問題に目を通しておくことをお勧めします。

それにより、自分に足りていない部分を見つけることができれば、それだけ対策も立てやすくなります。

定期的に実施される共通テスト対応の模試を受験することも、自分の実力を把握する目安になりますので、意識してみると良いでしょう。

関連動画①:共通テスト対策は今からやるべき?年間計画を立てる際に必要な情報!!|受験相談SOS

関連動画②:初年度の傾向を踏まえて!共通テスト対策【入門編・前編】|大学受験の歩き方

共通テストの対策時期は、各科目ごとの勉強状況で判断!

道のり

次回は、「共通テスト対策の勉強はいつから?計画や戦略、勉強法など|後編」と称して、各科目別の戦略例などをご紹介していきます。

共通テストを受験される方にとっても、そうでない方にも有益となる情報をまとめていますので、是非次回もご覧ください。

↓勉強の悩みを無料で相談したい方はこちら↓

3種類の申し込み方法からお選びください

①「無料受験相談」より、必要事項を記入の上、お送りください。

無料受験相談

②「友だち追加」よりLINEをご登録後、受験相談希望の旨、メッセージをお送りください。

友だち追加

 

③ 校舎へ直接お電話頂き、受験相談希望の旨をお伝えください。

 TEL:0465-22-3911 (受付時間13:00-22:00)

◆武田塾小田原校◆

全体写真2022-1

小田原駅近辺で大学受験の塾・予備校をお探しなら武田塾小田原校

TEL 0465-22-3911
MAIL odawara@takeda.tv
住所 神奈川県小田原市栄町2-8-37-3F
アクセス JR・小田急小田原駅東口より徒歩3分

 

各種SNSで校舎内部の様子などをチェック!

武田塾小田原校 公式Twitter

武田塾小田原校 公式Instagram

武田塾小田原校 公式Facebook

関連記事

夏からMARCHに受かるには?実際に合格した講師の勉強法を公開!

夏からMARCHに受かるには?実際に合格した講師の勉強法を公開 こんにちは。 武田塾小田原校で講師として働いています、中田南海と申します。 今回のブログは、「夏から勉強を始めてMARCHに受かるには? ..

大学受験の偏差値を上げる おすすめ参考書・勉強法【武田塾小田原校】

武田塾小田原校 おすすめ参考書、勉強法 ブログ記事まとめ 武田塾小田原では、実際の指導だけでなく、ブログ内でもおすすめの参考書や勉強法などを紹介しています。 それぞれの参考書の特徴や難易度などを知り、 ..

公認会計士を目指す人におすすめの大学を紹介!|ランキングや特徴

公認会計士を目指す人におすすめの大学を紹介!|ランキングや特徴 こんにちは。 授業をしない!でおなじみの武田塾小田原校です。 今回は、公認会計士になるにはどの大学がおススメかを紹介していきます。 公認 ..

成成明学獨國武で英検利用できる大学はどこ?英検2級、準1級どっちが必要?

成成明学獨國武での英検利用 英検2級、準1級どっちが必要? こんにちは。武田塾小田原校の岡村です。 今回は、最近利用機会の増えている「英検®」についてです。※英検®は、公益財団法人 日 ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる