Vintage(ヴィンテージ、ビンテージ)のレベルや使い方【英文法・語法】
今回は、そんな受験生のために武田塾小田原校が参考書の選び方、使い方を紹介していきます。
一冊一冊、具体的にその使い方と使う目的を明確かつ簡潔に解説していきます!
今回は「英文法・語法 Vintage(ヴィンテージ、ビンテージ)」のレベルや使い方を紹介していきます。
この参考書は、小田原高校など近隣高校でも採用率の高い参考書となります。
今やっていることが自分に合っているか不安なら…
参考書の使い方や、勉強方法でお悩みがある方は武田塾小田原校の無料受験でご相談ください。
英文法・語法 Vintage のレベル・使い方は?
幅広い受験英語の知識を網羅!
まずこの英文法・語法 Vintageですが、第一の特徴はなんといっても問題数が非常に多いことです。
この参考書は、
・文法 |
の章から構成されており、なんとその問題数は1526問!
受験生だけでなく、これは誰から見てもその問題数が多いと感じると思います。
ですが、この参考書一冊には受験英語を学習する上で必須となる英文法・語法が広い範囲で網羅されており、この膨大な問題数になるのも納得といえば納得です。
一問一分で解いたとしても1500分はかかるので、丸付けをしたり解説を読んだりする時間を考えると全部を学習するにはかなりの時間がかかりそうですね。
細かい知識・解説を掲載!
次に参考書の2つ目の特徴として、その解説や知識の詳しさがあげられます。
文法・語法はもちろん、イディオム・発音アクセントも多くの受験生には十分な詳しい知識が学べます。
大学のレベルでいえば、マーチレベルまでならこのヴィンテージ一冊で文法・語法の知識は網羅できます。
実のところ割とハイレベルな参考書でもあるのです。
逆に言えば、マーチ以上を受ける人はこの参考書でできていない箇所がそのまま自分の弱点に繋がってしまうので注意が必要です。
ここまでヴィンテージの特徴をご紹介してきました。
最大の特徴である、量が知識が細かい・問題数が多いということが長所であり、短所と言えます。
全体的に覚えることが多いため、復習などが疎かになりやすく、完成度が低くなりがちです。
「一冊を、完璧に。」
武田塾では、こういった参考書でも効率よく使用することで「完璧」を目指して行きます。
では、ここからはヴィンテージの使い方や学習方法を紹介していきます。
正しいVintage(ヴィンテージ)の使い方、学習方法とは?
基礎が無い人には向いていない
そもそもこの参考書を使い始める前に、自分が使うべき参考書なのかしっかり吟味することが非常に重要です。
どういうことか説明すると、「あなたはヴィンテージという参考書を進めるだけの英語の基礎が備わっていますか?」ということです。
この参考書のみでも文法のみであれば、マーチレベルの大学の問題にも対応できてしまうほどに知識は細かく、詳しく書かれております。
ただし、英語の勉強を始めたばかりの方にこの参考書は向いていません。
その理由について、英文法に絞ってお話をしていきましょう。
解説を理解できないと丸暗記になりやすい
解説を理解できる必要がある
この参考書は問題と解説ページから構成されていますが、問題を解いた後にその解説を見て確認するという使い方をしていきます。
その時、問題を解いていくためにはある程度の文法の知識が必要になります。
当然、英文法を勉強したことがない人だと最初から解けない問題も多く収録されています。
解けないということは、最初から解説を見て勉強するということになります。
ただ、この参考書の解説は基礎的な事項が分かるレベルの方に向けて書かれていると言えます。
そのため、基礎が足りない方だと丸暗記になりやすい傾向にあります
英文法は丸暗記では解けない
英文法は丸暗記をしたのみでは問題は解けません。
実際に長文などを読んだときにも「使えない」知識になってしまうことが多々あります。
つまり、基礎的な英文法の知識が備わっていないと、この参考書を良さを最大限に引き出すことができないのです。
そのためにもこの参考書は学校や塾、または独学などで基礎の英文法を勉強し、基礎的な文法知識が身に着いた上で使用する必要があります。
ですが、こんなことを言われても、英文法基礎が備わっている状態って自分では分からないかもしれません。
そんな人のためにもあなたの英文法基礎知識理解度テストを作ったので次の章でトライしてみましょう。
英文法理解度テスト
以下のことが答えられるかチェックしその数を数えてください。
□ 第一文型から第五文型まですらすらと言える □ 現在完了形と過去完了形の違いを説明できる □ 形容詞・副詞がどのような働きをするのかが分かる □ 比較級や最上級を使って簡単な英文を作れる □ 仮定法の訳、仮定法の基本形(If~)が言える □ 不定詞と動名詞の使い分けができる □ 関係代名詞と関係副詞の違いを説明できる |
↑の中で一つでもわからなかった人は要注意です。
これらの知識はどれも英文法の基礎知識です。
そのため、これが分からないと英文法の基礎知識が十分に学習できていない可能性があります。
しっかり基礎知識が身につかないままでヴィンテージを始めても、効果的に学習することができない可能性が高くなります。
英文法の基礎を一通り勉強してからヴィンテージを使うようにしたほうが良いと言えます。
正直なところ、正しく勉強すれば数か月で英文法基礎は伸ばせる分野です。
ただし、参考書の独学だけでも勉強できる分野ですが、正しい参考書の選び方、その使い方が非常に重要になります。
VintageとNextStageはどちらがおススメ?
こちらの質問はよく頂くのですが、武田塾のYouTubeチャンネル「武田塾チャンネル」にて動画でも紹介したことがあります。
回答としては「どちらでもOK」ということです。
同様の使用方法で学習を進められるものですと、
・Vintage(ヴィンテージ) ・NextStage(ネクステージ) ・Scramble(スクランブル) ・UPGRADE(アップグレード) ・英語頻出問題総演習 |
などがあります。
結局はどれを使って頂いても構いません。
ですので、「学校でVintageを使用する方などはVintageでOK。」というイメージです。
どれも学校では使用しないのであれば、それぞれの参考書を見比べて、自分が解説などを読みやすいと感じるものを選びましょう。
VintageとNextStageどっちが良いの!?|《一問一答》教えて中森先生!!
Vintage(ヴィンテージ)の正しい使い方【実践編】
では、ヴィンテージを使いはじめる上での適正レベルがわかったと思うので、実際にどのように参考書を使っていくのかの説明をしていきましょう。
まず第一に
武田塾でVintage(ヴィンテージ)の問題全ては解きません。
実際に勉強するのは英文法・語法・会話表現です。
(※会話表現は必要な方のみでOK)
これは武田塾のルートでは、その他のイディオムや語彙などは別の参考書で網羅することができるように組まれているため、優先度が低いことが要因です。
ここではその中でも特に重要なのは英文法・語法です。
武田塾で実際に生徒に教えている使い方をご紹介していきます。
文法学習の勉強手順
①一日の勉強計画に沿って、まずは一日分の問題を一気に解く。 ②丸付けをしながら間違えた問題、まだ知識があやふやだった問題の横にチェックをつける。 ③チェックをつけた問題を手順②が終わった後に時間を空けてもう一度解く。 ④それでも著しく暗記できていないものはノートにまとめる。 ⑤最後の文法問題まで進んだらまたイチから解き直しを行う。 |
あとはヴィンテージが完璧になった後、ランダムに配列された文法問題集で演習を重ねてください。
ヴィンテージでは仮定法や関係代名詞などテーマごとに覚えていった問題も、ランダムに解くことで実際の入試の文法問題に挑めるような応用力・実践力をつけます。
この目的で使用するのにおススメの参考書は「英文法ファイナル問題集 標準編」です。
受験生のみなさん、是非このやりかたでヴィンテージを使ってみてください。
きっと驚くほど文法問題ができるようになると思います。
ヴィンテージの使い方に関しては以上です。
英語の勉強法なら武田塾小田原にお任せください!
今回はVintage(ヴィンテージ)の具体的な使い方や特徴について紹介致しました。
似ている参考書でNextStageの使い方なども紹介しているので是非ご覧ください。
この他にも英語には多くの参考書が存在します。
分野や難易度はそれぞれ異なり、どれを選ぶかにも悩んでしまいますね。
そこで、武田塾では「どの参考書が、どんな内容や難易度で、どのように学習すれば良いか」を明確にしています。
「英語の勉強に自身が無い」
「英語の勉強を頑張りたいけど何をしたら良いか分からない」
「英語の参考書を勉強しているが成績が伸びない」
などのお悩みがあれば、是非一度無料受験相談にお越しください。
一緒にその原因を探し、解決方法をお教えします。
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