危険!やってはいけない勉強法11選
こんにちは。
武田塾小田原校です。
武田塾では「正しい勉強法」を大切にしています。
各参考書や科目、分野によってそれぞれ違ってくるので、全てを一気に伝えることは難しい。
そのため、塾生の皆様には毎週の個別指導で「正しい勉強法」を必要に応じてお教えすることで、効率的な自学自習をサポートしています。
さて、今回はそういった正しい勉強法とは逆に「やってはいけない勉強法」を紹介していきます。
多くの方が失敗している勉強法なので、まずは失敗しないように悪い例を知っておくことが大切です。
①解答、解説を丸暗記する
学習をする上で、問題を解いても解答や解説を丸暗記してもダメです。
最終的には初見の問題をしっかりと自分の知識を用いて解けるようにすることが大切です。
具体例:英文法の参考書
例えば、英文法の参考書であれば4択の問題などが多い。
実際に勉強する時、選択肢の番号を覚えてしまうのがNGなのは分かると思います。
更に、理解が大切だからと解説を読み込むのはOKですが、中には解説すらも丸暗記の人がいます。
今持っている英文法の参考書、本当に完璧になっていますか?
イメージして欲しいのは
「全く英語の分からない人に、書いてある解説よりも分かりやすく説明出来るようにする」
ということ。
自分の言葉で説明できるようにしていきましょう。
問題が変わっても文法のルールを用いて根拠を持った上で答えられるような確かな知識をつけましょう。
②他の人が使っている参考書を真似するだけ
これは教材選びでの失敗としてよくあることです。
失敗しやすい参考書ですと、
・英単語帳「鉄壁」
・英文解釈「ポレポレ」
・数学「青チャート」
などが挙げられます。
どれも、とても良い参考書です。
ただし、使い始めのタイミングや使い方が大切なのです。
合格している人のおすすめの参考書や成績の良い友人のおすすめの参考書などを使いたくなる気持ちは分かります。
ただ、そういった人達と自分の学力レベルは本当に同じでしょうか?
一般的には、基礎レベルの参考書から始めないと失敗をしやすい。
自分のレベルに合った参考書を都度しっかりと選びながら学習を進めることが成功への近道です。
③勉強の成果を時間で見てしまう
高校3年生になって、受験勉強を本格的に始める方に多い印象です。
「これまでは2時間だったのが、5時間になった!すごい!」みたいに。
時間を確保するのは大前提です。
ただし、ただ座っているだけでも、ただ眺めているだけでも1時間は1時間です。
【確保した時間をどう使い、どのように学力を上げるのか】が重要です。
時間だけ長くても意味がありません。
④目的、やるべきことを明確にせず勉強している
学習を進める上では目的意識が大切です。
ただ漠然と学習を進めたところで、効率は悪く、中々学力は上がりません。
例えば、シャドーイング
武田塾では、英語の勉強の中でシャドーイングを独自の方法で行っています。
シャドーイングとは、CDなどの音声に「カエルの歌」のように後からついて音読していく学習方法です。
シャドーイングを行う目的は、
・音声を聞く中でリスニング力を鍛える
・音読をすることで読み飛ばしのクセを無くす
・長文を読むスピードを上げる
などなど、多くの目的・効果があります。
ただ、これをちゃんと意識しているのか、ただ「なんとなくこなしている」だけなのかでは結果が圧倒的に違います。
何かを学ぶ時、自分がその勉強をどんな分野のどんな能力を伸ばすためにやっていくのかを意識して下さい。
⑤参考書や勉強法にばかり詳しくなりすぎて、受験勉強をあまりしていない
⑥大学、大学受験に詳しくなりすぎて、受験勉強をあまりしていない
⑤と⑥は似ているので一緒に説明します。
武田塾でもオススメの参考書や勉強法などをHPや武田塾チャンネルなどの動画でも紹介しています。
また、ブログなどでも大学受験の情報や各大学の受験に関しても紹介をしていたりもします。
もちろん、武田塾以外にも今は世の中にこういった情報はかなり多くあります。
こういった数多くある情報を正しく選択して勉強を出来ない人もいます。
ただ、一番マズいのは受験勉強よりもこういった情報集めが楽しくなってしまい、抜け出せない人。
多くの知識を知っていることに満足して、他の人よりも「やれば出来る」という意識が強く、実際には勉強時間を取れないことが多いです。
自分が受験のプロになっても、それだけで合格できるわけでは無いので気をつけましょう。
⑦計画を立てるだけで満足している、時間を掛けすぎている
勉強を進める上で、計画はとても大切です。
計画を立てずに学習を進めると、多くの場合は自分に甘くなる原因となりやすいためです。
ただ、ここにも落とし穴が。
多くの方が計画を立てることに時間をかけ過ぎたりしがちです。
わざわざ立てた計画を実行出来ていない方も結構いらっしゃいます。
そもそもしっかりとした計画を立てて、必要に応じて計画を見直すのは難しいことではあります。
⑧多くの教材・勉強法に手を出しすぎて中途半端
武田塾では「1冊を完璧にする」ということを大切にしており、参考書に関しても学習の進み具合や志望校など様々な状況に合わせて使い分けています。
更に、勉強法もそれぞれの参考書で違ってくるのです。
ですが、多くの受験生の方が1冊ずつを完璧にしないまま、数多くの参考書を持っていたりします。
また、勉強法に関しても多くの勉強法を試していることがあります。
どちらもそうですが、「自分に合わないから」という理由で多くのことに手を出しすぎて中途半端になっていることが多いです。
一つずつをしっかりと、完璧にしていくイメージを持ちましょう。
⑨模試の対策ばかりしている
受験で絶対に気になってしまうのが模試。
ですが、受験のための勉強ではなく、模試のための勉強になっている方も多くいらっしゃいます。
なぜ模試のための勉強では、受験のための勉強にならないのかは↓の記事にて紹介しています。
大学受験の模試はどれを受ける?対策や復習は? 難易度や特徴、選び方
模試はあくまで模試。実際の入試では無いことをしっかりと認識して勉強に取り組みましょう。
⑩復習のやり方が正しくない、やっていない
受験勉強を進める上で、どうやってもある程度の期間や時間が必要となります。
そうした中で、復習は必ず必要で、「復習をするためにどう勉強するのか」と考えるのが丁度良いくらいです。
ですが、この復習のやり方が正しくなかったり、そもそもやっていない方もいます。
そうなってしまうと、一度覚えた知識を定着させることが難しく、結果的に不合格となりやすくなります。
特に過去問は、ただ解くだけではダメで、過去問を解いた上で苦手分野を復習することが重要です。
⑪ノート作りなどの作業にばかり時間をかけている
武田塾が参考書での学習をオススメする理由の一つに、「必要な知識の多くが参考書に書いてある」ということがあります。
ダメな勉強のあるあるでは、参考書や教科書に書いてあることを「丸写し」するだけのノート作りなどです。
「ただ書くだけ」の勉強などは本当に効率が悪く、書いたことで満足して、「やったつもり」になってしまいます。
英単語をひたすら書くだけというのも無駄が多いので推奨はしません。
基本的には、ある程度のことをまとめてくれてある参考書に、自分にとって必要な事項だけ書き足す方が早く、確実です。
やってはいけない勉強法のまとめ
ここまで多くの悪い例をご紹介してきました。
こういった勉強法をしていると感じる方は、今から見直して行きましょう。
武田塾では「生徒ごとに必要な参考書を選び、毎日の宿題を決め、正しい勉強法を教えます。」
勉強に自信がある人も、無い人も、武田塾で勉強するのが一番の「正しい勉強法」だと思います。
【要注意】やってはいけない勉強法の話|受験相談SOS vol.1689
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