こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
「英語は音読が重要と言うけど、本当に効果あるの?」
「音読を学習に取り入れたいけど、やり方がわからない!」
日々の学習でこのような疑問や悩みを抱えていませんか?
今回は英語学習における音読の大切さを解説するとともに、その正しいやり方を説明します!
音読が重要である理由
声を出すことの重要性
音読が重要である理由を説明する前に、声を出すことの大切さを説明します。
勉強において大切なことは学習する事柄を強く印象付けることであり、
ものを覚えるときに場所と関連付けると覚えやすいのはこのためです。
印象を強くするというと抽象的で難しそうに聞こえますが、簡単に学習に取り入れられる方法があります。
それが学習する内容を声に出すことです。
声に出すことで聴覚を使うことができますし、学習が能動的になります。
英語長文の音読に限らず、単語学習の時に単語を発音したり、数学で間違えた問題でどうすれば解けたかを
自分の言葉で説明したりとさまざまな場面で声を使ってみましょう。
ここからは、英語の音読に絞ってその大切さを解説していきます。
先に言ってしまうと、音読が重要である理由は、
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能に対応しています。
これからそれぞれの技能を高められる理由を詳しく解説していきます。
リーディング力が高まる
音読と黙読の大きな違いは、読み方が一方通行かどうかです。
例えば、
The watch my grandfather bought me is so cool.
という英文を考えてみましょう。
黙読をする時、私たちは、「祖父が私に買ってくれた腕時計は・・・」
と一文の中で行ったり来たりをしてしまいがちです。
しかし、音読をする時は、「腕時計」、「祖父が私に買った」、「とてもかっこいい」
と英文の順序通りに解釈せざるを得ないので、
必然的に英語の語順のまま英文を理解できるようになります。
音読でその読み方を身につけると、黙読の際も文章を行ったり来たりすることが少なくなり、
読むスピードが上がります。
また、音読を繰り返すことによって英語を英語のまま解釈することにもつながります。
これができるようになると、読むスピードが格段に上がります。
スピーキング力が高まる
後で詳しく解説しますが、音読をするときは英語の音声を聞きながらすると効果的です。
これにより、まず単語の発音を身につけることができます。
もちろん、単語帳に載っている単語は単語学習の時に覚えるべきです。
しかし、英語の音声を聞きながら音読をすると、発音を再確認できますし、
単語帳に載っていない単語まで発音できるようになるので、
英単語の発音の感覚も身につきます。
そして、英語の音声を聞きながら少し遅れてネイティブの発音に寄せて音読することで、
ネイティブの発音に近づくことができます。
ネイティブの発音において特に重要なのが、リンキングと呼ばれるものです。
リンキングとは、異なる単語の英語の音が結びつき連結音として発音されることです。
例えば、「fall in love」は「フォーリンラブ」、「stop playing」は「ストップレイング」
のように発音します。
このようなリンキングが綺麗にできるようになると、ネイティブの発音にグッと近づくことができます。
リスニング力が高まる
スピーキング力が高まるとリスニング力も必然的に高まります。
なぜなら自分が発音できる単語は聞き取れるからです。
さらに、音読によってlやrの区別など細かい発音の違いまで意識できるようになると、
リスニングでも聞き分けがスムーズになります。
ライティング力が高まる
音読を繰り返すと、文章中のフレーズをある程度覚えることができます。
そうするとそのフレーズをそのままライティングで使うことができるのでライティング力が上がります。
そもそもライティングの鉄則は、自分が確実にわかる文法や語法で書くことです。
音読によって覚えた表現は信頼度が高いので使い勝手の良い表現になります。
音読の正しいやり方
武田塾では、英文の音読はシャドーイングとして行います。
以下がそのやり方です。
①一度問題を解き、解説を熟読します。その設問の根拠となる文章なども確認します。
②構文解釈をします。
③「構文をふった文章を」つっかからずに意味が出てくるまで繰り返し音読します。
ここからがシャドーイングです。
④音声にあわせて音読していきます。
⑤音声と同じスピードで読み、その文章の内容がイメージできるようになるまで繰り返します。
※音声のスピードにどうしてもついていけない場合は0.75倍速など調節します。
※最終的には本文を見ずに流れてくる音声のみで訳せる段階まで目指します。
[実施時間]一つの長文に、30~60分は一つの目安
ここで、学習の効率化のテクニックを二つ紹介します。
一つ目は、「構文を意識して音読する」です。
S、V、Oなどを意識して音読することで
①ダラダラ読むことを防ぎ、英文の理解が進む
②ネイティブのスピーキングの仕方に近づき、スピーキング力、リスニング力が高まる
といった利点を得られます。
英語は読もうと思えば意味を考えずに読むことができてしまいます。
したがって音読の際はついつい何も考えずに読んでしまいがちです。
構文を意識して読むことでこのようなダラダラ読みを防ぐことができ、学習効率が高まります。
二つ目は、「音読で詰まった箇所に印をつける」です。
音読で詰まってしまうところはあなたが理解できていないところです。
音読をする時に、言い間違えたりすらすら読めない箇所に印をつけて後で重点的に復習することで、
効率的な復習ができます。
音読をして四技能を高めよう!
音読は学習効果がわかりにくいですが、続ければここまで書いてきたようなさまざまな効果が得られます。
今回紹介した方法をぜひ実践して、継続してください!
オススメの武田塾動画
大学受験に不安がある方は武田塾の無料受験相談へ!
「英語の効率的な勉強方法が分からない」
「受験勉強の進め方が分からない……」
大学受験の勉強をしていると、こんな悩みを抱えてしまいますよね。
そんな方は、ぜひ武田塾の無料受験相談にお越しください!
武田塾では、英語やその他教科の勉強方法から、受験全般の悩みまで
さまざまな相談を受け付けています。
受験相談は無料ですので、お気軽にお申し込みください!
========================
武田塾御茶ノ水本校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
※御茶ノ水本校のココがすごい8選。選ばれている理由は
〒113-0034
東京都文京区湯島2-4-3
ソフィア御茶ノ水 301