こんにちは！ 武田塾御茶ノ水本校です！
「志望校が決められない・・・」
「大学で勉強したいことがない」
やりたいことが見つからない方にとって、何を基準に大学を選んだら良いかわからないと思います。
今回はそんな高1・高2生のみなさんのために大学選びの基準について解説します！
志望校が見つかれば受験勉強のモチベーションも大幅に上がりますよ！
その前に：やりたいことがないのに大学に行っていいの？
大学は学びたい気持ちがあればどんな人が行っても大丈夫です！
とはいっても、「何を学びたいかわからない」のでは行きたい気持ちにもなりにくいですよね。
大学選びの基準を見ていく前に、
まずは自分の興味があることを書き出して整理してみましょう！
どんなことでも構いません。
好きな漫画やアニメ、高校で好きな教科など、
その他にも自分が今面白いと思っていることを書き出してみましょう。
書き出したものの中から、もっと深く知りたいことが出てくるのではないかと思います。
それがあなたの学びたいことに繋がるかもしれません…！
大学選びの参考にしてみましょう。
また大学選びで使える適性診断チェックも試しにやってみると、
自分では気づかなかった適性を持つ分野が見つかるかもしれません。
大学選びの基準①：学科から見つける
大学名でも学部でもなく、学科から探してみましょう！
例えば「文学部」の中には英文学科や史学科、哲学科といった
一見関わりのなさそうな学科が多数入っています。
文学には興味がなくても英語に興味があったから英文学科に入った、という大学生は非常に多いです。
このように学部の名前だけでなく学科から選ぶことも重要です。
理系学部では特に学科によって勉強する内容が大きく異なるため、
学科を先に選んだ方がより大学で学ぶイメージがわきやすいと思います。
また学部学科によって取れる資格も異なります。
教職などの専門的な職を目指すならその点も注意しましょう。
どうしてもやりたいことが見つからない場合、
例えば教養系の学部のように大学に入ってから学びたいことを見つけられる学部学科も存在します。
大学選びの基準②：大学の規模
大学によって学生数や学部の規模が大きく異なります。
例えば早稲田大学の学生数は約5万人もいることに対し、
国際基督教大学（ICU）は約3000人と大きな差があります。
また学部の数も早稲田大学の13個に対してICUは1つです。
これはどちらが良いという問題ではなく、
自分に合った大学を選ぶ基準の一つとして考えるポイントになります。
ちなみにICUは学科や専門を決めずに入学するリベラルアーツ教育を重視しているため、
大学に入ってから学びたいことを見つけることができます！
このように大学の規模が小さくても魅力的な大学はたくさんあります。
一方で規模が大きいといろんな個性を持った人と出会える機会も多いため、
一概にどちらがいいとは言えません。
大学の知名度や規模の大きさにとらわれず探してみましょう！
大学選びの基準③：立地
大学が自宅から遠い場合、引っ越して一人暮らしをする必要があります。
一人暮らしをしたくない場合、自宅から通える立地も考える必要があります。
また大学のキャンパスの周りがどんな環境にあるかも注目して、
実際に大学に行ってみることをおすすめします！
キャンパスはどんな雰囲気なのか、
どんな場所にあって周りには何があるのか、
自宅から大学までどれくらい時間がかかるか、
キャンパスに足を運んで自分の目で確認しましょう。
実際に足を運ぶことで自分が大学に通うイメージができるので、
行きたいかどうかにかかわらず、まずは近所の大学でもいいので行ってみることをおすすめします。
オープンキャンパスを開催していれば、積極的に参加してみましょう！
大学選びの基準④：学費
一人暮らしと関連して、学費も基準に入れましょう。
奨学金を借りられる場合はある程度自由が効きますが、
そうではない場合や一人暮らしもせざるを得ない場合、
学費が高い私立大学には通えない可能性があります。
国公立大学と私立大学の4年間の学費を比較すると、
国立の学費は「約243万円」、公立の学費は「約255万円」に対して
私立大学は、文科系が「約398万円」、理科系が「約543万円」
また医科歯科系に６年間通うと「約2357万円」となっています。
大学に入ってからかかるお金も基準に入れましょう！
※学ぶ分野によっても学費が異なるので注意しましょう
大学選びの基準⑤：就職
大学の先にある就職も基準に入れて選んでいくのも大事です！
就職先は学部だけでなく学科単位でも大きく異なります。
大学の就職率はインターネットで調べると、
「この大学から、どんな会社に何人入社しているのか」などの
表が出てきて知ることができます。
ただし必ずしもその大学の学部の就職率が高い業種に絶対行く必要があるわけではありません。
全く違う業種の仕事につく人もたくさんいます。
就職率は視野を狭めないように参考程度にするのがおすすめです！
注意したい大学の選び方
入試方法で選ぶ
共通テストで6教科受ける必要があるからと言って、
すぐに国公立大学を避けるのはあまりおすすめしません。
入試まで時間がない場合、教科数が少ない私立大学の方が合格できる可能性は高くなりますが、
学費なども変わってきてしまうため注意が必要です。
国公立大学の中でも共通テストがそこまで重要にならない大学もあるため、
入試まで時間があるなら国公立大学も含めて探してみましょう！
偏差値で選ぶ
偏差値だけを見てなんとなく入ってしまうと後々後悔しがちです。
自分の今の学力に見合わない大学でも、今から努力すれば逆転合格は不可能ではありません！
まずは自分がやりたいことを見つけて、それが実現できる大学を探してみましょう。
早めに志望校を見つけよう！
志望校はできるだけ早めに見つけることが大事です。
入試本番は着々と近づいています。
それまでの時間をなるべくたくさん確保できるように、
志望校の目標をまず決めて受験勉強をはじめることをおすすめします！
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