こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
大学受験は受験生の実力を測るもの。
とはいえ、どうしても運要素は入ってしまいます。
そこでこの記事では、どんなところで運が絡んでくるのかと
その運要素に対してどんな対策が取れるかを解説していきます!
ぜひご覧ください!
大学受験の運要素
出題範囲
出題範囲は点数に大きく影響する、運要素の結果が分かりやすい部分ですよね。
過去問を解いていたときに合格最低点ギリギリだった方は
この要素が特に響きます。
例えば「半分の分野は得意で半分の分野は苦手」であれば
受かる確率は単純計算して50%。
本番の緊張感を考えればさらに確率は減ってしまいます。
【対策方法】
分かりやすく運要素が絡まる問題ではありますが
対策方法は3つもあり、思っているより対策は可能です。
1:得意分野を増やす
「それができたら苦労しない」と言われそうですが
しかし1番の解決法でもあります。
とはいえ、苦手な部分を全て減らすのは
本番までの時期によりますが、直前期だと現実的ではありません。
そのため、ほんの少しでも苦手分野を減らすことを意識しましょう。
例えば苦手分野の5%だけでも得意分野に持っていければ
その分運任せになる部分は減ります。
また、苦手から普通くらいにまで持っていくだけでも
合格の可能性は上がります。
得意科目を伸ばすのも重要ですが、苦手部分の方が伸び代もあるので
ぜひ苦手分野を減らして得意分野を増やしていきましょう。
2:過去問から予測する
過去問はその学部が積み上げてきた入試の歴史です。
そのため、これまでの出題範囲から
今回の出題範囲を推測することはできます。
その範囲を勉強しておけば、合格確率を上げられます。
もちろんその精度は100%ではありません。
参考程度にはなってしまいますが、何も考えずに勉強するよりは
確率が上がるので、ぜひ過去問を読み込んでみてください。
3:複数の方式で受験する
大学によっては、同じ学部・同じ学科でも
A方式やB方式、〇〇特化型方式といった形で
複数の受験方式を用意しているところがあります。
他にも、全学部入試と学部別入試でそれぞれ受験できれば
それだけ挑戦の機会が増えます。
例えば出題範囲によって50%の確率で合格できるとしたら
1回受験して合格する確率は50%ですが
2回受験して少なくともどちらかに合格できる確率は75%です。
もちろん実際の合格確率はこんな簡単に求められるわけではありませんが
「出題範囲によっては合格最低点を取れる」くらいの実力があるのであれば
受験回数を増やして合格確率を上げるのも有効な手です。
出題方式
出題範囲とは別に、出題の方式も運が関わります。
頻度は低いですが、大学の入試では
大問の構成や順序などが変わることがあります。
もし手元に5年前や10年前の過去問があれば
ぜひ見てみてください。
最新の過去問とは方式が変わっているはずです。
もし運悪くその方式変更の年に当たってしまった場合
それまでやってきた解き方が通用しなくなってしまいます。
「大問2は最後に解く」「大問3〜5は一回軽く読んでみる」など
せっかく用意した最適な解き方が急に使えなくなるので
冷静さを失うこともあります。
変更頻度が少ない分、影響は大きいです。
【対策方法】
対策としては、たとえ方式が変わっても時間内に解けるように
過去問には時間を厳しくして取り組みましょう。
なぜなら、方式が変わったとしても難易度が変わったわけではありません。
本来の実力を発揮できれば、解ける問題も多いです。
時間さえあれば過去問と同じ点数を取れる可能性も十分にあるので
過去問では時間に余裕を持って挑み、落ち着く時間を確保できる速度で
解けるようにしておきましょう。
なお、方式が変わると焦ってしまいがちですが
方式が変わって困惑しているのは周囲も一緒です。
受験は自分と自分以外の点数を相対的に見る試験なので
「あなただけが不利になっている」なんてことはありません。
そう考えれば焦りや不安も減るかと思いますので
もし方式が変わっても「周りも焦ってるんだろうなぁ」と考えて
落ち着くように意識しましょう。
交通状況
電車やバスは遅延が発生しやすく、会場への到着時間が
変動しがちです。
さらに、入試が多い1月や2月は雪が降る可能性もあります。
東京都心のような雪が滅多に降らない地域では
雪が少し積もるだけで交通網が簡単に麻痺します。
乗る予定だった電車が来なくて試験に遅れた……
なんてこともその日の運によっては本当にあり得ることです。
【対策方法】
対策は2つあります。
1:徒歩圏内の宿泊施設を利用する
これは会場から遠い人が使う手段になりますが
可能な限り会場から近い宿泊施設を使いましょう。
電車に乗るにしてもほんの数分乗るだけの距離であれば
遅延の影響も少なく済みますし、最悪の場合徒歩で向かえば
会場には辿り着けます。
もし歩くことすらできないような天候であれば
他の受験生も到着できずに試験自体が機能しないかと思われます。
試験日の変更をしてもらえる可能性もありますが
念のため入試要項の確認や大学への連絡など
できることはしておきましょう。
2:複数の行き方を把握しておく
最初に使う予定だった方法が使えなくなった場合に備えて
他の行き方も調べておきましょう。
電車、バス、路線バス、他にもタクシーを使うなど
行き方は多数あります。
どれくらい交通網があるかにもよりますが
まずはいくつルートがあるか調べておきましょう。
健康状態
どれだけ勉強をしても、当日の体調が悪ければ
実力を発揮することはできません。
コロナやインフルエンザのような体調不良になってしまうと
実力が発揮できないどころか試験を受けることすらできません。
特に冬は気温も湿度も低いため
体調を崩しやすく危険度は高いです。
【対策方法】
体を冷やさないように気をつけたり
睡眠時間を確保することで体調不良の可能性は減らせます。
他にも栄養のある食べ物を食べる、運動をするといった
健康的な生活をすることも重要です。
どれだけ気をつけても体調を壊す可能性はゼロにはなりませんが
健康的な生活をすることで可能性を減らすことはできます。
当日の座席
当日、自分がどこの座席になるかは
ここは受験生側がどうこうできる部分ではないため
完全に運です。
しかし、運によるにもかかわわらず
席によって試験の受けやすさが変わることもあります。
例えば、暖房の当たり方や黒板からの近さは重要な要素です。
他にも、周りにいる受験生が貧乏ゆすりが激しかったり
くしゃみや咳がうるさかったりする可能性もあります。
このように席は運で決まるのに、かなり影響が大きいのです。
【対策方法】
ここは対策が難しいですが、やれることだけでもやっておきましょう。
以下の3つのことをやっておけば、運が悪かった場合でも多少はよくなると思われます。
1:温度を調節しやすい服装で行く
薄い長袖のような簡単に脱ぎ着できるような服を持っていきましょう。
暖房が直接当たって暑かったり、反対に暖房から遠くて寒かったりしても
服装で調節できればどの席でもある程度なんとかできます。
2:メガネを持っていく
基本的に黒板が見えなくても、試験官の説明をしっかり聞けばなんとかなります。
ただ、やはり「書いてあることが読めない」のは不安です。
ですので、視力に不安がある方は、使う予定がなくても
できるだけメガネを持っていきましょう。
3:試験官に言う
部屋が暑すぎる、黒板が読めない
周りがうるさくて集中できないと言ったことがあったら
恥ずかしがらずに試験官に相談してみましょう。
言ってもどうにもならない可能性も高いですが
もしかしたら何かしら対応をしてくれるかもしれません。
何もしてもらえなくても特にデメリットがあるわけではないので
席による問題があった場合には、とりあえず試験官に相談してみましょう。
努力だけが運ゲーを変える
事前の準備で運に勝とう
当日何が起こるかは運次第です。
それでも、前日までに何をするかによって
自分に有利な運を掴み取ることはできます。
勉強以外にも健康や交通状況などの対策をして
当日に万全な状態で試験を受けられるようにしましょう!
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