こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
夏も終盤戦に差し掛かっていますね!
「過去問やったはいいけど、やったきりで何も学べていない気がする。。。」
「本当に今の勉強だけで、志望校に受かるのか分からなくて怖い。。。」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ただ赤本を買って過去問を解いて、漠然と点数をみて満足してしまうのでは、もったいないです。
今回は、過去問の演習の重要性と、効果的な演習方法について解説していきます。
過去問演習って何?
そもそも過去問演習、とは一体何をやればいいのか分かりますか?
過去問演習の実施方法について説明します。
まず、時間を測りながら過去問を解きます。
ここで、回答時間の設定と、目標点数の目安を設定します。
そして、採点と答え合わせをします。
ここで、問題の解き直しをします。
そして更に間違えた部分、出ていた部分を分析をします。
これが一連の流れとなります。
過去問を解くときに気をつけること
まず時間を測りながら解くときに大事にしてほしいのは、必ず全問解く、ということです。
仮に時間をオーバーしてしまった場合は、
制限時間内に解けた問題と、時間をオーバーして解いた問題を、後で判別できるようにマークをつけましょう。
また、どのくらいオーバーしてしまったのか、というのもしっかり記載することが大切です。
2時間オーバーと15分オーバーは大きな違いなので重要です!!
採点時に気をつけること
模試は、配点がわからないことも多いので、その場合の採点方法について教えます!
その場合役に立つのが、正答率です。
これは大問毎に計算していきます。
この時、時間内に解けたものと、オーバーしてから解いたもので分けて採点して欲しいです。
なぜなら、オーバーしてしまったものは、
今は時間がなくて解けなくても、将来的に解くペースが上がっていけば解ける問題であるからです。
そこで、時間内を現在の実力として、オーバーした問題を将来の実力として把握しましょう。
問題を解き直す時に気をつけること
そもそもみなさんは、過去問で間違えた問題を解き直していますか??
過去問は解いたら必ず復習してください!!!
まず問題の回答根拠を考えましょう。
間違えた部分を暗記するのではなく、回答したときに根拠を言えるようになると、
次回また同じ範囲が問題でた時に、必ず正解できるようになっていきます。
そして、大事なのは
「正解した問題も復習する」
という点です。
正解できた問題も、根拠を持って回答できていなければ
またその根拠があっていなければ、たまたま正解していただけです!
それでは、本番、その問題に関する問題が出たときに間違えてしまう確率が高いです。
そのため、正解した問題も、しっかり復習して、自分がどのような範囲や傾向の問題を間違えてしまったのか復習しましょう。
また、復習時間も注意しましょう。
復習時間に時間をかけすぎてしまうのは良くないです。
また、復習の際には、どういう傾向の問題が出ているのかも分析してみてください!
なぜ過去問演習が必要なのか
さて、みなさん、過去問演習の効果的な方法について大体理解できたでしょうか。
ではなぜこの過去問演習が必要となるのでしょうか。
そして、なぜ重要なのでしょうか。
皆さんは、自分が今志望校合格というゴールに向けて、どのくらいの位置にいるのか分かりますか?
現状把握
沢山勉強して、沢山参考書を完璧にしても、それだけでこの大学に受かる!という保証はありません。
志望校毎に出題傾向や出題範囲が違ったり、毎年出るような問題がああったり・・・と様々です。
そして、そのわからない状態で受験本番まで行くのは、かなり不安ですよね。
まずは、志望校の合格最低点を知ることから始めましょう。
そして、その合格最低点と現在の点数の差を理解しましょう。
それによって、自分のいきたい大学と自分の現状を把握して、ギャップを埋めるために、勉強法や、勉強内容を軌道修正していきましょう。
勉強の優先順位をつける
闇雲に勉強するのは大変です。
出題傾向を知り、自分の苦手な分野を知り、自分の勉強している分野に優先順位をつけることで
かなり志望校合格に向けて、効率的な勉強をしていると言えます。
また、選択なのか記述なのかで勉強法、特に暗記法が変わります。
そのため、長文の長さ、配点、問題形式なども注意しながら過去問を解いてみましょう。
受験慣れする
問題集を解いていると「あ!これ前に解いた問題だ。」など見た事がある問題も出てくると思います。
長文になると、前に解いたことのある長文を復習することになります。
皆さんは、初見問題を見ると、焦ってしまうのではないでしょうか。
過去問演習をすることで初見問題が出たときに、とっさに焦らず冷静に問題を解くためのルーティンを確率することが出来ます。
そして、それを続けることで、初見問題に対応する力がついて必然的にタイムマネジメントも出来る様になります。
また、どうやって解いたら効率よくテストを解いていけるのか、という時短方法を自分なりに確率できます!
’’実践あるのみ’’ということです。
まとめ
ここまで、そもそも過去問演習って何、というところから、演習をする際の効果的な方法、過去問演習をするメリットなどを紹介していきました。
ここで注意して欲しいのは、演習の最初は時間オーバーしてしまうのが当たり前、ということです。
過去問演習をやって、時間が足りない。。。難しい。。。などで挫折してしまう人も多いです。
しかし、自分自身で、合格というゴールのための考えや行動を身をもって体感して行動できるようになることが大切です。
例えば、配点に対して実力の差が大きく開いている科目は重点的に復習するべき、などと、自分なりに勉強方法を変えていくきっかけにしていきましょう。
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