こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
「日本史の参考書ってなにから始めればいいんだろう」
「どんな参考書が自分に向いているんだろう・・・」
今回はそんな受験生のために、武田塾が提案する最強の日本史参考書ルートを大公開!
早慶・MARCH志望の受験生向けに、レベル別におすすめの参考書を徹底解説します!
武田塾チャンネルでも解説しています!
武田塾の参考書ルートとは?
武田塾が提案する参考書ルートの特徴は、
・現在本屋さんで販売されている参考書をすべて分析し、
・たとえ今の現状の偏差値が低く志望校の模試の判定がE判定だったしても、
・順番通りに参考書学習を進めていけば、誰でも成績が上がる最短ルート!
全国の武田塾400校の生徒や先生からの意見をまとめているため実績も豊富!
塾に通わず独学でも勉強しやすいように、解説が充実している参考書を多く選んでいることも特徴です!
日本史の参考書ルートの流れ
参考書ルートは大学のレベルに合わせてステップアップできるように構成されています。
基礎から難関大合格を目指せるようになっています!
国公立志望の方も私立志望の方も、日大レベルまでは共通です!
(日大レベルは共通テストレベルに相当します)
今回は日大レベルに加え、
「私立ルート」のMARCHレベル・早慶レベルまで、
各レベルごとに使う参考書と使い方について解説します!
日本史の全体像を最初につかめる参考書
日本史の勉強を始める前にやってほしい参考書があります。
「日本史の勉強法をはじめからていねいに」です。
マンガ形式で日本史の通史全体をざっくり把握することができます!
日本史の勉強は、最初に「通史の全体像」をつかむことが重要です。
普通の授業では終わりが見えない状態でいきなり縄文時代から始まりますが、
終わりがわからない授業はつらいですよね……
その他にも日本史の勉強で知っておくべきことやノートの取り方など、ためになる内容が満載です!
早ければ1日で読み終わる内容となっています。
日本史の勉強の全体像を最初に把握するためにとても有効な参考書です。
日本史の全体像をある程度つかめたら、
いよいよ日大レベルの勉強をスタートします!
日大レベル
日大レベルでは、講義系の参考書と問題集を並行して学習を進めます。
日本史の流れをつかむために使う講義系参考書は
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』
もしくは
『きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探求』
どちらか1冊を使用しましょう!
用語を覚える問題集は『時代と流れで覚える!日本史探求用語』を使用します。
講義系参考書
日本史はストーリーを理解して定着させるという流れが重要なので、
講義系参考書では教科書よりもコンパクトでわかりやすい参考書を選んでいます。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本
金谷の日本史は時代区分ごとに、
「原始・古代史編」
「中世・近世史編」
「近現代史編」
「文化史編」
の4冊に分かれています!
章の最初に4コマ漫画と簡単な表によってその章の全体像を把握できるようになっていて、
その後本文に移るという流れで構成されています。
本文中も絵がたくさんあってわかりやすく楽しく勉強することができます!
章の最後の「入試問題にチャレンジ!」という項目では、
実際の入試問題をつかった確認問題が用意されているため、
章の内容が定着しているか確認することができます。
またCDが付属しているため、目だけでなく「耳」からも日本史の流れを把握することができます!
金谷の日本史を実際に使っている手元解説動画はこちらです!
きめる!共通テスト 歴史総合+日本史探求
金谷はストーリーを噛み砕いて説明されていて、因果関係を理解するのに適しているのに対し、
「きめる!」は歴史総合の内容も含まれるため、共通テスト対策に効果的です。
国公立志望の方や共通テストの点数が大事な方は、最初から「きめる!」を使うことをおすすめします!
暗記用の参考書は『時代と流れで覚える!日本史用語』
入試に必須の重要用語をわかりやすく覚えることができる参考書です。
「日本史探求」に対応した改訂版が2024年7月に発売されました!
基本的にこのようなページ構成になっていて、学習しやすい形式になっています!
左側の「時代をつかむ」ページ → コンパクトにまとめられた図表から学ぶ
右側の「流れで覚える」ページ → 一問一答形式でより詳細な歴史の流れを覚える
一問一答形式ですが、文章の中で重要語句を穴埋め形式で覚えていく形になります。
一日の勉強の流れとしては、講義系参考書で進めた分野をこちらの「時代と流れで覚える」で用語をインプット、
その後もう一度講義系参考書に戻って、覚えた重要用語の内容を理解するという流れで学習を進めましょう!
図にするとこのようなイメージです!
こちらの動画で「時代と流れで覚える!」の詳しい使い方を解説しています!
日大レベルが終わったらセンター過去問を解いてみよう
日大レベルを完璧にできたら、共通テストやセンター試験の過去問を解いてみましょう。
ここまでの知識が完全に身についていれば、最低でも7割は取れるはずです。
7割未満だった場合、大事な歴史の流れがまだわかっていない部分があることが考えられます。
もう一度苦手な範囲の知識の復習をすることが大事です!
過去問と参考書を行ったり来たりしながら、知識の定着を図りましょう!
MARCHレベル
MARCHレベルでは日大レベルから一段ステップアップした知識を問われることが多くなります。
細かい知識の定着をはかれるおすすめの参考書を紹介します!
講義系参考書
基本は「日本史探求 講義の実況中継」か「山川の教科書」
MARCHなどの難関私大を受験する方は石川晶康先生の「日本史探求 講義の実況中継」に取り組みましょう!
実況中継は時代別の4冊(原始~古代・中世~近世・近世~現代・近現代)とテーマ史の全5冊構成となっています!
教科書よりも読みやすいだけでなく、
山川の教科書には載っていないような細かい知識もあるので、
難関私大志望の方に特におすすめです。
金谷で固めた基礎知識を再定着させて、さらに細かいところまで知識を深めましょう!
とはいえ、入試問題は基本的に教科書を参考につくられるため、
山川の教科書から図表がそのまま出題されることもあります。
余裕がある方は教科書も併用して、志望校の試験で論述問題が出る場合は特に大事になってきます!
日本史用語集
問題集や過去問を解いていく中で、初めて出会った人物やわからない用語が出てきたときに使用します。
詳説 日本史図録
文化史の写真や画像、政治史や土地制度史など、カラーできれいにまとまっている資料集です。
一問一答で文字だけで覚えるよりも、画像も合わせた方が覚えやすいと思うので1冊手元に置いておきましょう!
暗記用の参考書
MARCHレベルの暗記用の参考書は、
「東進 共通テスト日本史一問一答」
もしくは
「2レベル定着トレーニング」
のどちらか1冊を使用します。
東進 共通テスト日本史一問一答
一問一答は、一気に全部進めるのは難しいので、
MARCHレベルでは星3・星2の重要語句を重点的に覚えていきましょう!
一問一答形式が覚えやすいという方はこちらを進めましょう!
2レベル定着トレーニング
一問一答形式が覚えにくいという方はこちらがおすすめです。
文章中の穴埋めで覚えていく形式になるので、「時代と流れでわかる」と似た覚え方ができます。
どちらの問題集を使うにしても、基本的な勉強の進め方は日大レベルの時と同じです。
出来事や用語を独立して覚えるのではなく、セットで覚えることが重要です。
知識先行にならないように、講義系参考書と暗記用参考書を行ったり来たりしながら時代の流れで覚えましょう。
問題集は「実力をつける日本史100題」
私立国公立問わず厳選された100個の過去問を集めた問題集です!
ここまでやってきた参考書は必ずしも入試形式にはなっていないので、
実際の入試で問われるところを再確認することができます。
難関私大で頻出のテーマ史の問題もあり、自分がどの時代、どの領域が苦手なのかを探れる参考書です。
問題を解いてアウトプットしたら、もう一度講義本や一問一答に戻って復習することが大切です。
史料問題対策は「日本史 史料 一問一答」
入試で問われる史料問題を集めた史料問題版の一問一答です。
はしがきによると、史料問題対策には「これ以上受験生がやる必要がない」
というレベルに更新されているので、非常に力になる参考書です。
大学によっては教科書には載っていない史料問題を出すところもあります。
志望校の過去問を見て、史料問題が出題される傾向があればこの参考書で対策しましょう。
論述対策は「考える日本史論述」
志望校で論述問題が出る場合は「"考える”日本史論述ー「覚える」から「理解する」へ」をやりましょう。
論述問題の採点基準や書き方が詳しく載っています!
MARCHレベル終了!
ここまで終えればMARCHの過去問も解けるようになっているはずです!
もしまだあまり解けなかった場合は、解けなかった箇所を把握して
その箇所に関する時代や周辺の項目も含めてもう一度確認しましょう!
間違いを分析して弱点を洗い出し、
参考書に戻ってもう一度過去問にチャレンジする。
この流れが参考書学習では大事になってくるので、
間違った箇所はそのままにせず必ず復習するようにしましょう!
早慶レベル
早慶レベルは基本的にMARCHレベルの参考書で解かなかった難関レベルを進めます!
MARCHレベルで使った「共通テスト一問一答」と「史料一問一答」の
星1・星なしの問題まですべて学習しましょう。
MARCHレベルまで完璧にできて、一問一答も仕上がってきたら、
早慶の過去問に挑戦しましょう!
早慶レベルの過去問では教科書には載っていない難しい問題、
時には悪問・奇問と呼ばれるような問題が出題される傾向があります。
悪問・奇問は解ければ完璧ですが、
解けなかったとしても気を取られずに、
ほかの基礎的な問題を落とさないように注意しましょう!
そのためにはMARCHレベルよりも密度の高い勉強をする必要があります。
発展的な問題が解けないときは、もう一度基礎に戻って復習しましょう!
まとめ
日本史の学習で一番大事なのは、用語の暗記よりも時代の流れを把握することです。
時代の流れを把握した上で、そこに細かい知識を付け足していく、
木の幹(流れ)に枝葉(知識)をつけていくイメージで学習を進めましょう!
おすすめの武田塾チャンネルの動画はこちら!
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