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大学受験で使う英検は2級と準1級どっちを取るべき?

こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!

大学受験で英検を使える大学が多いことはご存知ですか?

英検を持っていれば英語の試験が免除になったり、

英語の点数が加算されたり、

中には英検を持っていないと受験できない大学もあります!

 

今回は多くの大学で条件としている英検2級と準1級

どちらを取るべきか解説します!

 

 

英検を取得するメリット3選!

英検を持つメリットは主に3つあります!

 

1. 大学入試で使える

現在多くの大学の入試で英検を使うことができます!

具体的な利用ケースはこのようになります。

 

①大学独自の英語試験の点数に換算

②大学独自の英語試験に点数を加点

③大学独自の英語試験を行わず、英検のスコアだけで合否を判断

 

どの場合でも英検を持っているだけで得をするものになっています!

特に③の大学(立教大学など)は英検などの英語資格を持っていないと受験ができないので

必ず何らかの英語資格を取っておきましょう!

 

2. 英語の試験対策になる

自分が受ける大学では英検が使えない、という方もいるかもしれません。

しかし英検を早い段階から受けておくと、

受験で必要な英語力を早くから身に着けることができます!

 

英検では「リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング」の4つの技能をテストします。

大学入試で課されるのはリーディングのみの場合が多いですが、

共通テストではリスニングテストがあるほか、

大学によっては英語のライティング問題が出るところもあるため

大学入試でも大きく役立つ力が身につきます!!!

 

また受験本番の緊張を早くから味わうことができ、試験慣れをすることができます!

大学受験では1~3月の間に複数回受験する人が多いと思うので、

早めに試験慣れしておけば最初の試験でも緊張がほぐれると思います!

 

3. 大学受験が終わってからも役立つ

大学受験が終わった後も英検は英語力の証明として役に立ちます!

例えば外国人観光客の多い飲食店などでバイトをしたい人は、

英検の資格を履歴書に書いて英語力をアピールすることができます!

 

また留学で使える場合もあります!

英検公式サイトではオーストラリア留学アメリカ留学に英検が使えると紹介されています。

ただし世界的に留学で使える英語資格はTOEFLIELTSだと言われているので注意しましょう。

 

英検2級と準1級の違いは?

 

英検を大学入試で使う場合、ほとんどの大学で英検2級以上を条件としています!

理由は英検2級が「高校卒業レベル」の難易度で作られているからです。

 

しかし難関大学では準1級以上を条件としているところもあり、どちらを取ればいいのでしょうか。

ここからは英検2級と準1級の難易度を比較します!

 

英検2級の難易度

英検公式サイトによると、

英検2級は、準2級までつけてきた力を実生活で応用できる力を身につけている級で、

レベルは高校卒業程度とされています。

 

ヨーロッパで広く使われている英語能力の指標「CEFR」では、

英検2級は「B1」とされており、

段階としては自立した言語使用者と定義されています!

 

これは身近な話題なら標準的な話し方であれば主要な点を理解でき、

身近な話題や個人的に関心のある話題なら

筋の通った簡単な文章が書ける能力が身についた状態と言われています。

(参照元:British Council

 

高校で習う文法や単語をしっかり復習して試験にのぞみましょう!

 

英検準1級の難易度

英検準1級は最もレベルの高い1級の手前のレベルなので非常に高難度です。

レベルは大学中級程度とされています。

 

CEFRでは「B2」とされており、

段階としては熟達した言語使用者と定義されています!

高度な内容のかなり長い文章も理解し、含意まで把握できたり、

社会生活や学問上、職業上の目的で言語を効果的に使えたり、

複雑な話題について明確でしっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる状態と言われています!

 

語彙数も英検2級の4000語程度から大幅に増え、

7000語程度習得する必要があると言われています。

 

高校で習う知識だけでは合格は難しいため、

準1級用の参考書や単語帳にしっかり取り組みましょう!

 

英検2級と準1級の比較表

  英検2級 英検準1級
レベル 高校卒業程度 大学中級程度
CEFR B1 B2
単語数 4000語程度 7000語程度
CSEスコア合格点/満点 1980点/2600点 2304点/3000点
試験時間(一次) 85分(リーディング・ライティング)
25分(リスニング)
90分(リーディング・ライティング)
30分(リスニング)
試験時間(二次) 7分(スピーキング) 8分(スピーキング)

 

試験時間も準1級の方が長くなり、その分問題も増え難しくなります。

 

使える大学に差がある?

多くの大学で2級か準1級を使うことができます!

しかし難関大学では準1級以上を条件としているところや、

準1級を持っている受験生を優遇する大学が多いです。

 

例えば早稲田大学では、

国際教養学部では英検2級で提出すると7点、準1級で提出すると14点と違います。

また商学部の英語4技能テスト利用入試では2級では出願すらできず

準1級以上でやっと出願することができます。

 

このように同じ大学の同じ学部でも英検の級によって差が生まれるので十分気をつけましょう。

 

また立教大学では英検などの英語資格を持っていないと受験できません

(持っていなくても共通テストの英語の点数で出願できます)

2023年度入試では、英検準1級の合格点(2304点)が共通テスト換算で85%相当だったので、

準1級以上はほぼ必須と言えます。

 

難関大学受験で英検を使う場合は準1級を持っているとかなり有利に受験を進められます!

日東駒専レベルの大学では2級以上としているところが多いので、

準1級は難しいという人でも2級は持っておくことをおすすめします!

 

大学入試の前哨戦!英検を取っておこう!

自分の行きたい大学に合わせて英検2級か準1級を取りましょう!

高3の夏までに取得できたらかなり有利に受験を進められるはずです!

とはいえ、英検ばかりに勉強時間を割いて他の受験科目の勉強が疎かになると

遅れを取り戻すのが大変になるのでバランスを保って対策しましょう!

 

この春から高校1年生か2年生になる方は

英語が得意なら早速英検2級から、

あまり得意でなくてもまだ時間はたっぷりあるので

準2級や3級からステップアップしていきましょう!

 

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