こんにちは!武田塾御茶ノ水本校です!
日本史や世界史の暗記系とは違い、英語は、どんなに暗記しても知らない単語は底知れず、
なかなか実力が上がっているのが体感できないのではないでしょうか。
そこで今回は、英語の成績向上方法の一例を紹介します!
英語に苦手意識がある人もぜひ参考にして、英語を勉強してみてください!
なぜ英語に苦手意識を感じるのか
まずそもそも英語をなぜ苦手と感じるのかについて考えていきます。
まず、英語と日本語は大きく異なることが挙げられます。
英語は、主語のあとすぐに動詞が来て、修飾語や補語、目的語がくるという点で、文法が日本語と大きく異なります。
また、古典などは一応日本語であるので、初めて学ぶ時もなんとなく理解できるのに対して、
英語は単語も全く異なるので、初見である程度の知識がなければ
理解することが難しいため、抵抗してしまうのではないでしょうか。
また、上達を実感できない点も考えられます。
本当は伸びているのに、長文などを解くと、やはり難しいという先入観で、出来るはずなのに、出来ず上達を実感できないこともあると思います。
数学を公式を覚えて当てはめたり、日本史の一問一答とは違って同じ文章が出てくることはほとんどないので、この点が難しいのです。
成績向上のためにする事
では、英語の成績を向上するためには、どうしたらいいでしょうか。
今回は、単語、文法、長文と段階ごとに解説していきます。
苦手な分野だけでも真似してみてください!
単語
まず、全ての単語を覚えられると思わないでください!!
我々の母国語でもある日本語でも、私たちは完璧に覚えられていません。
例えば、辞書で適当に引いた単語を説明してくださいと言われて完璧に出来る自信がある人はいますか?
多分、ほぼいないと思います。
このように、日本語でもできないことが、英語で出来るわけがありません。
しかし、幸運な事に、日本語が辞書に出てくる単語が全て出来なくても生活できているように、英語も大丈夫なのです。
共通テストに必要な単語は、4〜5000語と言われています。
これは多いように見えますが、毎日少しずつコツコツ覚える事で、まかなえる量ではないでしょうか。
まず、武田塾の勉強法として、
◆英単語を覚える手順
①できる単語(訳が言える単語)とできない単語(訳が言えない単語)に分ける
②できない単語(訳が言えない単語)を集める(最大100個)
③集めた(最大100個)のできない(訳が言えない)単語を10個ずつに区切って覚える
④単語の10個の訳を覚え終わったらその訳を言えるか小テスト
⑤その後次の10個次の10個…と50個を覚えるまで進んでいく
⑥50個まで覚えたらここで50個の総復習を入れる
⑦そして後半の50個も先ほどと同じように覚えていく
⑧そして仕上げ!!100個で総復習!!
というものがあります。
一気に一周したとしても、覚えられるものではありません。
そこで、手順を追って覚えていく事で、英単語ができないスランプを抜け出せるかも知れません。
文法
英語を勉強する中で、単語を覚えると次に、文法の勉強に移ると思います。
(単語と同時並行で行っても構いません!)
英語の文法は、日本語の文法と違い、語順が大きく違うなど、戸惑うことも多いと思います。
覚えることが多くて頭がいっぱいいっぱいになると思います。そこで、おすすめの文法の勉強法を紹介します。
あなたは、文法問題を解く時に、何に着目して、解いていますか。
適当に、これだろう、と当てはめて解いていないときは、
無意識にでも、解答根拠を考えて解いているはずです。
例えば、過去を表す単語が入っているから、過去形を選択する、とか、前後の文の関係を見て、肯定文の後に否定文が来ているから、逆説だろうとか・・・
このように、様々な根拠の上で正解の解答を出しています。
文法問題を解く際には、このように、解答根拠に着目して解いていきましょう。
長文
最後の砦は長文です。
長文は、単語がわかり、適切な構文が取れて、やっと問題が解けるようになります。
つまり、単語、熟語はわかった上で、読解が必要になるのです。
そして何よりも時間との対決になります。
大学入試の長文を見たことがありますか?あれだけの量の文章を、たった数十分で解かなければなりません!
長く時間を書けば訳せるものを、短時間で理解していくことになります。
幸い、全文訳す訳ではありません。
そのため、訳すわけではないが、しっかりと理解しながら読み進めることが重要になるわけです。
長文が苦手な人は非常に多いです!
そこで、長文の得点をアップさせる方法をお伝えします!
①一文一文を正確に
そもそも、一文一文の解釈がしっかりと出来ていないと、長文は解けません。
そこで、これまで学んだ単語・熟語を一文一文、正確にしていきましょう。
そこからそれを、スピードアップさせていくイメージです。
②全体を意識する
例えば、私大の入試では、最後に文章を一文で要約する問題が出ることもあります。
その時に、もし仮に文章の全体像をつかめていない場合、全くわからなくなって読み直すことになります。
また、マークの場合でも、最後に、文章の内容一致の問題が出ることが多いです。
その際にも、同じように全体像を把握しておくことが大事になるので、意識しておいて損はないです!
③設問を読んでから始めましょう
長文は問題を解くにあたって、しっかりと構造把握しながら読む部分と、さらっと文章の意味だけを理解しながら読む部分に分けていかないと絶対に時間が足りません。
そこで、先に設問を読むことで、目的意識を持って、大事なところを探しながら読むことができます。
最後に
英語は最初は本当に苦手意識を持ってしまうと思います。
しかし、しっかりと段階を踏んで、基礎から進めていけば、着実に読めるようになり、絶対に正答率をあげることができます。
人により、得意不得意、向き不向きはありますが、様々な勉強法や参考書を試してみて、自分に合うものを見つけ、しっかりと基礎から勉強していくことが、大事です。
ぜひ、この記事の勉強法を参考にしてみてください!
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