こんにちは!武田塾御茶ノ水本校です!
受験生は、共通テスト利用まで残り少なくなってきたと思いますが、ラストスパート頑張ってください!
さて、受験生の皆さんは大丈夫だと思いますが、
受験生でない方々、併願校は決まっていますか?
第一志望が決まって目標に向かって進んでいる最中の方も多いと思われますが、
受験においては併願校の検討がかなり大事になってきます。
そこで、今回は、併願校について詳しく解説していきます!
併願校とは
簡単に言ってしまえば、第一志望以外の大学のことを指します。
受験のときは、第一志望の大学以外にも、滑り止めや実力相応校など、
第一志望に落ちてしまった場合に備えて、
他の大学・短期大学を受験します。
同じレベルの大学を複数受験したり、
合格率が低くてもレベルの高い大学を受験したり、
と併願校は人それぞれです。
しかし大事なのは、併願校は戦略的に決めるべきだということです。
なぜ併願校を戦略的に決めるべきなのか
なぜ併願校を戦略的に選ぶ必要があるのでしょうか。
それは、経済面と精神面に大きく影響を及ぼすからです。
経済面
経済面に関して、大きく二つに分けて二つあります。
一つは受験料。
たとえ、この大学にはいく確率がほぼないと決めている併願校があっても、
受験する際には必ず受験料がかかります。
そのため、むやみやたらに受験を増やすと、かなりの出費になります。
二つ目は入学金。
入学金は、合格発表のスケジュールによって変わりますが、
仮に併願校の合格発表が、第一志望の結果が出る前であれば、
合格している併願校に入学金を収める必要があります。
精神面
また、精神面についての影響は、仮に受験校が増えれば、
それに伴って必然的にその併願校の対策も増えます。
そこで、第一志望の対策が疎かになってしまう、とかもっと時間をかけたいのに出来ない、など、精神的に追い詰められてしまうこともあります。
また、仮に受験校の試験日程が詰まっていた場合には、
肝心の第一志望の入試に集中できなくなってしまうなどの弊害が出てくる可能性があります。
ではどのように戦略的に選ぶのか
そこで必要なのはどのように戦略的に選ぶのか、というところに注目していきます。
ポイント1 夏までに考える
なぜ夏までに考えなければならないのか?
それは、「受験校戦略に伴って過去問戦略を決める必要がある」からです!
そして、それに伴い、秋から冬にかけて過去問を解くシーズンに入ります。
秋の時点では
・最優先にする過去問決定
・解いた過去問から受験校決定
を考えます。
ですので、夏の時点だ考えることは
・受験校の目星をつける
・受験校の情報収集を行う
この2点が必要になってきます。
ポイント2 試験日程で選ぶ
試験日程は必ずチェックしましょう!
例えば、第一志望や併願校が東京で、
自分が遠方に住んでいる場合、試験日程が大幅に離れていると、
何度も東京に足を運ぶことになり、体力的にも経済面的にも負担になります。
かと言って、詰め込みすぎるとそれはそれで、第一志望の試験に支障をきたす場合もあるため要注意です。
また、国公立が第一志望の先輩たちは、
「早く私立の入試を終わらせたかった」という意見もあります。
また、一番アウトなのは、日程がかぶってしまうことです。
慎重に判断しましょう!
ポイント3 偏差値を軸に目的別で選ぶ
また先輩たちの声としては、
仮に、第一志望に落ちてしまった時のために、併願校は全て第一志望よりも低く設定する、という声もありました。
これは、併願校を、滑り止めとして扱っているため、浪人はしたくない(出来ない)!
という方の多くはこの選び方をすると思います。
また、偏差値だけでなく、合格率の学部、学科を選ぶ受験生も多いです。
しかし、併願校は受かるためだけに選ぶのではなく、
目標にしたり、いきたい大学を記念に受験するという目的のためにも選定するべきです。
例えば、夏の段階では、実力の範囲内になかった大学であったとしても、そこに受かる自分を想像したら、やる気が出ませんか?
実力相応だからここを受けよう、と思うのは必要ですが、
ここにいきたい!と理想を持って、それに向かって突き進む力も必要です。
まとめ
受験のためには、モチベを保つこともかなり重要になってきます。
また、受験時期のことも考えてください!
仮に、試験日程を同じタイミングで集中させていた場合は、
かなり精神的に負担になってしまうので要注意です。
最低でも、第一志望の受験当日の前日は絶対に日程はあけておきましょう。。。
また、浪人を覚悟しないのであれば、
必ず滑り止めになるような大学は受けておきましょう。
また、第一志望の前に受験、というものを経験しておくことで、第一志望の本番に向けての練習になったりもするので、第一志望の前に試験のある大学を受験しておくのもおすすめです。
(第一志望受験後の感触で、受験のやる気が喪失してしまう場合もあるので)
併願校を選定する際には、ぜひ慎重にそして早めの時期から検討してくだいさい!