こんにちは!武田塾御茶ノ水本校です!
ついに冬が近づいてきましたね・・・!
受験生は、もうすぐ受験の山場を迎えます。
そこで今回は、もうすぐに迫ってきている共通テストについて、
その中でも私立大学の共通テスト利用入試について紹介していきます。
共通テストとは
まず、共通テストについて解説していきます。
共通テストとセンター試験とは
共通テストとは、「大学入学共通テスト」の事です。
共通テストが始まる前は、センター試験というものがありました。
共通テストは、センター試験の後継、と捉えていいので、日程などはセンター試験と同じです。
共通テストは、大学入試センターが、各大学と共同して、実施しているものです。
独立行政法人大学入試センターの公式HPによると
「大学入学共通テストは、大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり、各大学が、それぞれの判断と創意工夫に基づき適切に用いることにより、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定することに資するものです。」
との記載があります。
日程や形式
日程:令和5年1月14日(土)15日(日)
解答形式:マーク式(センター試験と同様)
「解答が前問の解答と連動して正答の組み合わせが複数ある問題(連動型問題)」や
「複数の解答を含んだ選択肢を用意する問題」など、新しい形式の問題もある。
つまり、知識や暗記量を問う問題はかなり減り、
むしろ「思考力」「判断力」などと、理解の深さを問う問題が増加しています。
共通テストを受験する人
国公立大学を志望している受験生は共通テストの受験が必須です。
2022年度の共通テストの総志願者数は、530367人となっており、前年度と同じくらいの人数が受験している模様です。
センター試験から切り替わっているにも関わらず、コロナの影響で、私大の一般入試にいくのを躊躇う人も増えているようです。
その点、共通テストであれば、地元で受けられるメリットがあるので、受験者もかなり多いのではないでしょうか!
また、私立大学でも、共通テスト利用した入試が増加しています。
しかし、昨年まで行っていたけれど今年度は行わないor募集人数を減らすorかなりボーダーラインを高くする
など、前年度と大きく変わる場合があるので、要注意です。
一般入試と共通テストの違い
一般入試と、共通テストで、圧倒的に違うのは科目数です。
一般入試が、基本的に3科目で
文系:英・国・数、地理歴史・公民から一つ
理系:英・数・理科
となっています。
また、大学によっては1・2科目で受験できる大学もあります。
しかし、共通テストは、全部で6教科30科目あります。
基本的な国公立受験には5教科7科目必要ですので、
6教科30科目の中から自分の行きたい大学に指定されている科目を解いていきます。
圧倒的に科目数が異なるで要注意です!!
大学入試共通テスト利用入試とは
センター試験が行われていた頃は、センター試験利用入試として行われていました。
しかし2021年度より、センター試験から大学入試共通テストになったことから、大学入試共通テスト利用入試に変更になりました。
大学入学共通テスト利用入試には、単独で使う場合と、他の試験と併用で使う場合があります。
単独で使う場合
大学入試共通テストを、単独で使う場合は、
大学入試共通テストの成績がそのまま私立大学の入試 として反映されます。
つまり、大学入試共通テストさえ受ければ、その出願した私立大学の合否が決まってしまうのです!
併用で使う場合
単独で使う場合とは違い、大学側の試験と、共通テストを併用して合否を判断されます。
大学側の併用の例としては、共通テストとは別に大学側が作成した個別試験、小論文、調査書、適性検査などがあります。
併用型の試験での、共通テストの科目、得点の割合などは各大学によってかなり異なるので、
行きたい大学の受験要件は要チェックです!
仮にその大学特有の試験や面接がある場合は、さらに対策が必要になるので、しっかり調べてください!
近年では・・・?
近年では、医学部でも、「狭き門」ではありますが、共通テスト利用入試が存在します。
その場合は、二次試験で、筆記試験(小論文など)や、面接が課されることがほとんどです。
また、ボーダーラインが高く本当に狭き門になっているので、第一志望の場合は、注意しましょう。
まとめ
併願で使う場合は、とてもおすすめな私大の共通テスト利用入試ですが、
ボーダーラインも高く、狭き門であることから、第一志望などを受験する際には慎重な判断が必要です。
また、漠然とあることを認識したとしても、定員が一人や二人であった場合は、
かなり狭き門になり、仮に共通テストの点数が高かったとしても、合格が厳しくなってくるため、その点でも検討が必要です。
ですが、基本的に併願として出す分には、共通テストを利用するだけで受けれる大学も多く、
また大学独自の二次試験でも小論文や面接などの対策のみで合格できる可能性も出てくるため、挑戦する価値は大いにあります!
自分のいきたい大学の要項を見て、大学入試共通テスト利用試験があれば、ぜひ挑戦してみてください!!
受験相談がある人は無料受験相談にぜひ!