こんにちは、武田塾御茶ノ水本校です!
夏休みになって学校がなくなると、何を勉強したらいいか、分らなくなりがちです。
そこで、小手先の暗記ではなく、自分の思考を根本から矯正する、論理的思考力について紹介していきます。
これさえ習得すれば、
今は学校で順位が伸びなくても、飛躍的に勉強効率が上がること間違いなしです!
知っておいて損はないので、夏休みを利用して、習得しましょう。
論理的思考力とは何か
そもそも論理的思考力とは、何なのか皆さんは説明できますか?
論理的思考力は、
ロジカルシンキング、論理力とも呼ばれ、
論理に基づいて思考する能力です。
うーん、いまいち、ピンときませんね。
ここで、ロジカルという言葉の意味を考えて行きましょう。
ロジカルとは、「論理的な」「筋の通った」という意味です。
つまり、論理的思考力とは、物事を体系的に整理して、矛盾、飛躍のない筋の通った筋道を立てる思考法です。
なんとなく理解できたでしょうか。
もっと簡単にいうと、実際に勉強などに取り組んで問題を解いていくと、
様々な事が複雑に絡み合ってどうやって解いて何から手をつけたらいいのか分らなくなる事がありますよね。
そんな時に、論理的思考力が使えると、複雑な問題を整理して、シンプルにする事ができます。
言葉にすると簡単ですが、実際に出来ているか振り返ってみると、意外とできていない事が多いです。
論理的思考力の効果
では、論理的思考力が身につくとどんなメリットがあるのでしょうか。
論理的思考力は、受験勉強だけでなく、
社会に出てからも身につけるべきビジネススキルです。
このブログの最後に、実際に科目に活用した論理的思考力は解説しますので、ここでは、幅広いメリットをお伝えします!
問題解決力の向上
ビジネスの場面でも役立つポイントとして、問題解決力の向上があります。
問題解決の流れは、
①問題や課題を見つけて原因を分析
②そこから解決策を考えた上で実行する
という流れです。
先ほどもお話ししたように、
論理的思考力とは、物事を体系的に整理→因果関係を正しく把握できる、なので、この力を鍛えれば、問題解決力もとても向上します!
コミュニケーション能力の向上
コミュニケーション能力は、「聞く力」と「話す力」から成り立っています。
「聞く力」は、相手とのコミュニケーションの中から、
相手が言いたい事、相手の意見と考えと話の論点を正確に抜かりなく理解する力です。
「話す力」は、具体的には、「伝える力」であって、
自分の意見や考えを相手が理解しやすい様に伝える力です。
論理的思考力を鍛えると、
相手の意見を自分の論理的思考力を使って、自分の中に落とし込み、
相手とのコミュニケーションの中から論点を正確に抜き出す事ができるよう
になります。
また、伝える力も上がり、
相手が理解しやすい文章を書いたり、円滑なコミュニケーションや提案ができるよう
になっていきます。
論理的思考力を鍛えるステップ
目標の具体化
簡単にいうと、自分の思考を「抽象」から「具体」に変えましょう。
「あとでやります!」→「一週間後に8割終わらせます!」
「頑張って勉強して模試の成績を上げる」→「一日5時間勉強して、次の模試では全科目偏差値60を超える」
などと、抽象度の高い言葉を、具体化していきます。
これを目標で活用していくと、ゴールまでの道筋が分かる様になるのでおすすめです。
先入観はすてゼロベース思考に
先ほどの抽象的な発言を例に考えていきましょう。
「あとでやります!」の「あと」の概念は人それぞれですよね。
これ以外にも、「早く」「ほとんど」「多めに」などの抽象的な単語は
人それぞれの先入観と価値観で決まる事が多いです。
しかし考えてみてください。
問題文を解く時に、相手と話をするときに、自分の価値観は果たして相手と同じでしょうか。
答えは違うことは皆さんわかっていると思います。
論理的思考力を鍛える一つの方法として、
先入観をすて、相手と自分との間で、ゼロベースで思考していく事が重要になります。
議論やコミュニケーションの中から相手の意見、問題を解くのであれば、
筆者の言いたい事を、先入観を捨てて考えていきましょう。
自分が相手に伝える時も、同じですよ!
実際の教科に当てはめると・・・
実際の教科に当てはめて考えて見ましょう。
【現代文】
現代文の場合、一体筆者が何を考えているのか、わからない、ということも多々あると思います。
論理的思考力を身につけると、文の構成を意識し、一つの文で伝えたいことを理解した後に、
全体の構造を意識することで、一文の要点の集合が段落の要旨になり、文章全体の要旨の把握ができるようになっていきます。
実際に解いていくとわかると思うのですが、入試問題では、文の要旨を把握させる問題が頻出しており、
なんとなく文章を解く、のではなく、しっかりと把握しながら解くのでは、解答の精度が大きく異なります。
【数学】
次に数学の場合も考えていきましょう。
数学に論理的思考力は必要ない、と思う方が大半でしょう。
しかしそうではないのです。
マーク式の問題や、答えのみを記述する問題であれば、確かに論理的思考力が役に立つことはないかもしれません。
しかし、東大の二次試験の答案用紙は真っ白です。
自分の言葉で、その答えを導き出すためにどんなプロセスを踏んだのか、
説明が必要となります。
バラバラに根拠を羅列するのではなく
「1.2.3以上の結果から答えは〇〇になります。」といったように、
体系的に簡潔に、
自分がプロセスを振り返ったときにも分かりやすく、
ロジカルに答案を完成させる
必要があります。
まとめ
このように、論理的思考力は現代文だけでなく、様々な場面で役に立ちます。
もちろん、社会に出てからも必要となります。
大学に入学して、大学で勉強すれば身につくものでもなく、また社会人になって働けば身につくものでもありません。
自分なりに日常生活の中で、上記のポイントを意識しながらそれを当たり前にすることで
だんだんと自分の力になっていきます。
将来自分にとって役に立つ一つのスキルとして、皆さんも、ぜひ少しずつでも実践してみてください!
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