こんにちは！武田塾御茶ノ水本校です！
「浪人したけど成績が伸びるか不安…」
「なにをやればいいかわからない…」
そう思う浪人生は星の数ほどいるでしょう。
そこで今回の記事では、浪人しても成績を大きく伸ばすことに成功し、
早稲田大学・商へと逆転合格できた私の経験を皆様に共有させていただきます！
また、浪人生だけでなく現役生でも通用する部分が多いので、
現役生の皆様にも是非読んで頂きたい内容となっております！
では、是非参考にしてください！
現役時の反省点と改善案を探ろう
去年の反省点を洗い出す
当然ですが現役生の頃の延長のような生活や勉強法を
だらだら続けていては大きな飛躍はほぼ得られません。
まずは現役生時代の反省点を自身の生活習慣から洗い出し、
生活や勉強方法の見直しは最低限必要です。
また、改めて振り返ってみることで自己分析にも繋がり、
自分は何が苦手なのか、逆に何が得意なのか、ということも見えてくるので
今後の勉強計画にも大きく役立ってくれることでしょう！
【重要】明確な改善案を立てる
私の場合、以下のような改善案を講じました
▸授業を沢山取って、それらを受けただけで勉強した気になっていた…
→授業の予習復習は欠かさない！
授業よりも参考書メインの自学自習中心の勉強へ！
▸参考書を何冊も購入、しかし結局どれも中途半端に…
→1冊を完璧に！
3冊の参考書を1周するよりも1冊の参考書を3周する方が遥かに効果大！
▸模試は受けたら受けっぱなし…
→エビングハウスの忘却曲線を参考に入念な復習計画を立てる！
▸無計画な勉強計画
→入試日から逆算し、月ごと、週ごと、日ごとの到達目標を予め決めておく！
▸中途半端に起きて、中途半端に勉強を終える
→毎朝6時起床、夜11時就寝という生活習慣を身に着け、自己管理を徹底する！
このように明確な改善案・勉強計画が用意出来たら、あとは実行するのみです！
無理な計画はいきなり立てない！
ここでポイントとして、現実的に再現が難しそうな計画は立てないことです。
例えば普段勉強をほぼしてこなかった人が、
明日からいきなり”毎日10時間勉強しよう”というのは恐らく難しいでしょうし、
毎日昼近くに起きている人がいきなり毎朝5時に起床、というのも最初の数回は実行できても
習慣化という面では実現が難しいかなと思います。
まずは実現可能な範囲から習慣化できるギリギリのラインで取り組んでいき、
それがクリア出来たら次のステップへ進む、
というような計画が実現性の高い計画だといえるでしょう！
（例：7時間勉強が1週間続けられた！→次は8時間目指して1週間頑張ってみよう！）
各科目への取り組み方
私は英・国・数受験でしたので、その3科目にフォーカスしてお話していきます。
※あくまで私の経験の話ですので、勉強方針の目安程度にお読みください。
英語
基本的に文理問わず入試において英語は配点の比重が比較的重めなので、
1日の学習時間の半分は英語に費やすことに決めました。
まず、英単語・熟語は欠かさず毎日取り組んでいました。
１年間通して単語帳を10週以上はしていたと思います。
書いて覚える、というのは効率が悪いので、私は”音読”を強くオススメします！
声に出して覚えるというのは非常に暗記の効率が良く、
単語帳に載っている英単語は難なく全て覚えることが出来ました。
文法と英文解釈は参考書を駆使し、何週も繰り返し解いて内容を完璧に理解することで
模試や入試でどんな初見の問題が出されても対応できる力が身に付きました。
長文は予備校のテキストや過去に受けた模試だったり、大学の過去問を使用し
満点が取れるようになるまで繰り返し解いていました。
早稲田でもちょっとした英作文が出されることがありますが
基本的な単語や文法がしっかりマスターできていれば問題なく解けるはずです。
長文を読めるようにするのは当然の目標として
的確に文意を読み取れる精読力と時間内に読み切れる速読力の養成は早稲田合格のためには欠かせません。
演習の質と量を同時に確保することで、その2つの力を養っていきましょう！
国語
前提として漢字の書き取りや古文単語の暗記は毎日欠かしませんでした。
国語、特に現代文の勉強で意識していたこととして
参考書に書いてある読み方や考え方がそのまま再現できるまで問題を繰り返し解き
初見の問題に対してもその読み方や考え方を使って解けるようしていました。
ただ単に解くだけで終わりにせず、
解説を読み込んでなぜその答えに行き着くのかという根拠をしっかりと把握し
自分の頭の中でその筋道が再現できるようになれば、自ずと国語の成績も上がってくるはずです！
数学
数学で今でも思い出すのですが
現役生の頃の私は難関大学合格のために難しい問題ばかり取り組んでいました。
しかし基礎も仕上がっていない私に入試問題が解けるはずもなく、大学受験は大失敗…。
その反省を生かし、まず基礎を固めることを最優先。
最終的に夏までに基礎力を固めることが出来たので、その後は徐々に難しめの問題演習を進めることに。
ただ解いて終わりにするのではなく、なぜその解法になるのかを考えながら何度も解き進めていました。
数学において、特に難関国立や早慶の数学で全く同じ問題が出されることはほぼありません。
ですが過去に解いた問題の中から解法のヒントを得て、
解き始めの手がかりを掴みやすくする為には必要な作業だったと思います。
ここまでで入念に仕上げることが出来ていれば、
マーチレベルの数学までなら難なく解けると思います。
実際に私の場合はマーチの入試数学で解けない問題は1問もありませんでした。
それでも早稲田の数学には苦戦を強いられましたが、最初の小問集合は完答出来ましたし、
大問も半分程度は解くことが出来たので白紙で答案を提出することは無かったです。
模試を活用しよう！
模試はレベルアップのボーナスステージ！
皆さんは模試がめんどくさいだなんて思っていませんか？
とんでもない！模試は自身のレベルが大幅にアップする大きなチャンスなのです！
まず模試では自分の弱点を知ることが出来ますよね？
解けなかった問題があなたにとっての現状の課題、弱点
ということなのですぐに復習をして解けるようにしましょう！
解けるようになればその時点で見事レベルアップです！！
ここで復習のポイントですが、模試を受けた日からなるべく日を開けないことが重要です。
解けなかった問題は試験時に時間を使ったでしょうし、
解けない悔しさもあり印象深いはずです。
印象深い分、復習して解けるようになれば記憶に残りやすいはずです。
なので私は模試を受けたら可能ならば当日中～3日以内に復習するよう徹底していました！
目標と現状のギャップを正確に測ろう！
これが模試の最大の目的といっても過言ではありません。
模試の結果をもとに都度、受験計画に調整を加えていきましょう。
現状の自分が目標からどれくらい離れているかが可視化されるので、
そこから逆算して毎日の到達目標なども再度算出されるはずです。
模試の結果で一喜一憂するよりも、このような使い方のほうが生産的ですよね！
浪人生だからこそ逆転合格！
時間を有効活用して逆転合格
浪人生ならば基本的に一日の時間をかなり自由に使うことが出来ます。
基礎固めや問題演習、模試の復習などといった時間の蓄積が
私の成績を大きく上昇させてくれました。
皆さんも自由な時間を最大限有効活用することで、
現役生や他の浪人生達と差をつけていきましょう！
そして一度失敗したことがある、という経験は現役生にはないものです。
その失敗した経験を生かすかどうかはあなた次第。
去年の反省を生かし、合格のための入念な計画を立て、見事合格を勝ち取ってください！
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