こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
今回は、早稲田大学と慶應義塾大学の学費についてです。
私立大学では4年間で平均470万円程度学費がかかると言われていますが、
早慶では一体いくらかかるのでしょうか?
この記事では、早慶の学費を学部ごとに徹底比較していきます。
志望校選びのひとつの指標にご活用ください!
早稲田大学の学費
早稲田大学は13学部からなる大学ですが、
ここでは文系の代表として法学部、理系の代表として先進理工学部の学費を紹介します。
法学部・先進理工学部の学費内訳
単位(円)
法学部 |
先進理工学部 |
|
入学金 |
200,000 |
200,000 |
授業料 |
960,000 |
1,446,000 |
実習費・設備費・会費他 |
10,700 | 103,000 |
初年度合計 |
1,170,700 |
1,749,000 |
2~4年度合計 |
1,160,000 |
1,646,000 |
上記より4年間の合計は次のようになります。
法学部:初年度 1,170,700円 + 2~4年度 1,160,000 × 3年 = 4,650,700円
先進理工学部:初年度 1,749,000円 + 2~4年度 1,646,000 × 3年 = 6,687,000円
このように、理系は文系に比べて4年間で約200万円学費がかかることがわかりました。
また、理系は文系に比べて大学院への進学率が高いため、これに加えて
修士課程2年分の学費 (早稲田大学院先進理工学研究科の場合約260万円) が
かかる可能性があることも考慮する必要があります。
慶應義塾大学の学費
慶應義塾大学は10学部からなる大学です。
慶應義塾大学の特徴として、
医療系の学部である医学部・看護医療学部・薬学部が設置されていることが挙げられます。
ここでは文理の代表として法学部と理工学部、医療系の代表として医学部と看護医療学部の学費を紹介します。
法学部・理工学部・医学部・看護学部の学費内訳
単位(円)
法学部 | 理工学部 | |
入学金 | 200,000 | 200,000 |
授業料 | 890,000 | 1,290,000 |
実習費・設備費・会費他 | 273,350 | 383,350 |
初年度合計 | 1,363,350 | 1,873,350 |
2~4年度合計 | 1,163,250 | 1,673,250 |
単位(円)
医学部 | 看護医療学部 | |
入学金 | 200,000 | 200,000 |
授業料 | 3,040,000 | 1,050,000 |
実習費・設備費・会費他 | 603,350 | 615,850 |
初年度合計 | 3,843,350 | 1,865,850 |
2~4(6)年度合計 | 3,643,250 | 1,665,750 |
上記より4年間の合計は次のようになります。
法学部:初年度 1,363,350円 + 2~4年度 1,163,250 × 3年 = 4,853,100円
先進理工学部:初年度 1,873,350円 + 2~4年度 1,673,250 × 3年 = 6,893,100円
医学部:初年度 3,843,350円 + 2~6年度 3,643,250 × 5年 = 22,059,600円
看護医療学部:初年度 1,865,850円 + 2~4年度 1,665,750 × 3年 = 6,863,100円
法学部・理工学部の学費は早稲田とほとんど変わらないことがわかりました。
一方で医学部は1年あたりの学費が高い上に6年制であるため、
他の学部に比べて大幅に学費がかかることがわかります。
国立大学の学費
国立大学の学費は国によって、入学金282,000円・年間授業料535,800円と定められています。
そのため4年間の学費は
初年度 817,800円 + 2~4年度 535,800 × 3年 = 2,425,200円
となり、私立大学に比べて圧倒的に安いことがわかります。
早稲田・慶應と比べても、4年間で
文系学部では約240万円、理系学部では約450万円、医学部では2000万円近く違うことがわかります。
学費以外にかかるお金
これまで学費に注目して比較してきましたが、大学にかかる費用はそれだけではありません。
学費以外にどのような費用がかかるのか確認していきましょう。
①教材費
大学では学費に教材費が含まれておらず、自分で履修した授業の教科書を各自買う必要があります。
大学で使う教科書は、中高で用いる教科書に比べて値段が高いものが多く、
新品で買い揃えると数万円に及ぶこともあります。
しかし、フリマアプリなどを用いて中古の物を買うことで安く抑えることができます。
②交通費・家賃
早慶は日本屈指の私立大学であるため、全国から学生が集まります。
そのため、地方から来て一人暮らしをしている学生や片道数時間かけて通っている学生がたくさんいます。
そういった場合、学費以外に月数万〜十数万円の費用がかかることを考慮しなければなりません。
学費をなるべく抑える方法
学費を抑える方法の一つに奨学金があります。
奨学金には大きく分けて「貸与型」と「給付型」の2種類あり、
前者は卒業後に返済する必要があるのに対し、後者は返済義務がありません。
早稲田大学の奨学金
早稲田大学では、日本学生支援機構や民間団体等が行なっている奨学金以外に、
おおよそ150種類の学内奨学金を独自に設置しています。
そのすべてが返済不要の「給付」奨学金となっており、学外奨学金との併用が可能となっています。
また、これらの学内奨学金は、主に「入学前に採用決定するもの」と
「在学中(入学後)に採用決定するもの」に区分できるため、入学後にも活用することができます。
慶應義塾大学の奨学金
慶應義塾大学でも早稲田大学と同様に返済不要の「給付」奨学金である学内奨学金を設置しています。
ほとんどの奨学金の給付期間は1年間ですが、原則として再申請が可能です。
1年単位で申請ができるため、それだけ多くの学生にチャンスがあります。
また、慶應義塾大学では奨学金以外に慶應義塾大学教育ローン制度、
国の教育ローン(日本政策金融公庫)、生活福祉金・教育支援資金などの経済支援制度を行なっています。
医学部の特待生制度
慶應義塾大学医学部では、一般入学試験成績上位者10名程度に
第1~4学年の各年度継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する
慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金が設置されています。
これは給付型の奨学金なので、返済の義務がありません。
この制度を利用すると、
初年度 3,843,350円 + 2~6年度 3,643,250 × 5年 = 22,059,600円 かかる学費を
初年度 1,843,350円 + 2~4年度 1,643,250 × 3年 + 5~6年度 3,643,250 × 2年 = 14,059,600円
に抑えることができます。
しかし、それでも国立大学に比べると大変多くの費用がかかることがわかります。
まとめ
早稲田と慶應では文理ともに4年間の学費はほとんど変わらないことがわかりました。
しかし、国立大学に比べるとやはり多くの学費がかかるため、
早くから費用を用意しておくこと、奨学金制度を視野に入れることが大切ですね。
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