こんにちは、武田塾御茶ノ水本校です!
「国立大学の方が学費が安いって本当?」
「私立と比べてどう違うの?」
今回は国立大学の学費について、詳しい学費や私立大学との違いについて解説します!
一般的な国立大学の学費を解説!
ここでは一般的な学部から医学部大学院まで5つのパターンを解説します!
1. 一般的な4年制学部の学費(文系学部、理系学部など)
1-a. 一般的な大学院まで進学する場合の学費
1-b. 法科大学院に進学する場合の学費
2. 6年制学部の学費(医学部、薬学部など)
2-a. 医学部大学院に進学する場合の学費
1. 一般的な4年制学部の学費
4年制の国立大学の場合、1年間の学費は「535,800円」が標準です。
東京工業大学や千葉大学など、一部の国立大学では独自に値上げしている場合があります。
標準の学費で計算した場合、4年間の学費総額は、「2,425,200円」となります。
内訳
入学料:28万2,000円
授業料:53万5,800円 × 4年度分 = 214万3,200円
1-a. 大学院(博士前期課程)で必要な学費
大学院に進学する場合、学部4年間の学費に加えて
135万3,600円 の学費(2年分)がかかります。
内訳
入学料:28万2,000円
授業料:53万5,800円 × 2年度分 = 107万1,600円
学部と同じ大学の大学院に進学する場合でも、入学金は再度払う必要があります。
1-b. 法科大学院に3年間通った場合の学費
法科大学院とは、法曹(弁護士、検察官、裁判官)の養成を行う、専門職大学院です。
法曹を目指す学生は、大学4年間に加えてこの大学院に3年間通うことになります。
その場合、4年制学部の学費に加えて
269万4,000円 の学費がかかります。
内訳
入学料:28万2,000円
授業料:80万4,000円 × 3年度分 = 241万2,000円
ただし、大学で法学部に所属していて、法律基本科目を習得済みと認定されると、
法科大学院を2年間で卒業できる場合があります。
2. 医学部・薬学部等の6年制学部の学費
医学部や薬学部など、6年制学部に通ったときの学費総額は、
349万6,800円 となります。
内訳は、
入学料:28万2,000円
授業料:53万5,800円 × 6年度分 = 321万4,800円
1年間の授業料は4年制学部と変わりません。
2-a. 医学部大学院に4年間通った場合の学費
医学部を卒業し、国家試験に合格すれば医師になれますが、一方で大学院に進むこともできます。
主に医学博士の学位を取得したい人や、教授になりたい人、より高度な研究を行いたい人などが、
医学部大学院に進むことになります。
その場合は6年制学部の学費に加えて、
242万5,200円 がかかります。
内訳
入学料:28万2,000円
授業料:53万5,800円 × 4年度分 = 214万3,200円
学費に関する注意点は?
学費は「入学料」と「授業料」だけではないことに注意
ここまでケースごとに必要な学費を紹介してきました。
これらはあくまで入学料と授業料を足した金額にすぎません。
実際に学んでいくうえでは、そこからさらに施設設備費や実験実習費などが追加されます。
授業料などと比べるとかかる金額は少なめですが、
別途費用が必要だということは覚えておきましょう。
実際の学費は学部によって異なる
先ほど説明した設備費や実験実習費は、学部(さらには学修した科目)によって異なります。
一般的に、文系学部や理工系の理系学部は比較的安く、
1年で3~5万円、4年間で15万円程度となります。
一方で最も追加費用がかかるのは医学部です。
1年で14万円ほど、6年間で80万円程度はかかると考えておくとよいです。
国立大学と私立大学の学費を比較!
ここまで国立大学の授業料をざっと見てきましたが、皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか?
「思ったより高いな…」と感じた方もいるかもしれません。
国立大学であっても、4~6年間過ごすことを考えれば、それなりの費用がかかることは避けられません。
とはいえ、私立大学と比較すると国立大学の学費は安いです。
実際にどれくらいの差があるのか、表で比較しましょう!
国立大学 | 私立大学 | |
---|---|---|
入学金 | ¥282,000 | ¥240,806 |
授業料 | ¥535,800 | ¥959,205 |
施設設備費等 | ¥150,000 | ¥165,271 |
1年目 合計 | ¥967,800 | ¥1,365,282 |
4年間 合計 | ¥3,025,200 | ¥4,738,710 |
参照:私立大学等の令和5年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省 (mext.go.jp)
私立大学は理系・文系含め全大学の平均です。
比較すると国立大学の方が170万円ほど安いということになります!
理系学部は授業料や施設設備がこれよりも高い傾向があり、
大学によっては4年間で合計5~600万円程度かかる場合があります。
国立医大vs私立医大 学費の比較
国立大学医学部の6年間にかかる学費は、施設設備費なども含めると
約430万円となります。
一方、私大医学部はというと、
約2,000万円(入学金100万円+授業料1,120万円+施設設備費など800万円)となります。
よって、国立大学のほうが1,500万円ほど安いといえます。
見て分かるように、圧倒的に国立大学のほうが安いです。
ほかの学部と比べても、両者の学費の差は非常に大きいですね。
国立大学の学費はなぜ安い?
国立大学の授業料は国で定められており、かつ国から一定の助成金を得ています。
そのため、私大よりも授業料が圧倒的に安くなっています。
また、家庭の事情で学費を払えない学生への奨学金制度なども充実しているため、
場合によっては先ほど見てきた学費以上に安く通うことも可能です。
そういった融通が利くという点も含めて、
国立大学は経済面に左右されず、誰でも高度な教育を受けられる環境にあると言えます。
国立大学を目指すなら無料受験相談へ!
「国立に行きたいけど、偏差値が足りない……」
「志望校選び、勉強計画、やることが多すぎて一人じゃできない!」
国立大学志望で、こんなお悩みを抱えている方は多いですよね。
一人でずっと悩んでいると、勉強に使える時間も減って
ストレスも溜まり、マイナスなことばかり……。
もしお悩みであれば、武田塾の受験相談にお越しください!
武田塾では、勉強方法だけではなく
「計画の立て方」「受験全般の不安」など様々なお悩みについて
無料で相談を受け付けています!
ぜひ、お気軽に無料受験相談へお申し込みください。
========================
武田塾御茶ノ水本校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
※御茶ノ水本校のココがすごい8選。選ばれている理由は
〒113-0034
東京都文京区湯島2-4-3
ソフィア御茶ノ水 301