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【AO入試】知らなきゃ損!最近増えてるAO入試ってどんな入試?

こんにちは、武田塾御茶ノ水本校す!

みなさんは、多くの大学でAO入試での合格者が増えているのをご存じでしょうか?

特に私大では、入学定員管理の厳格化で試験が難しくなったため、

AO入試を狙う学生は増えているようです。

 

ただ、そうはいっても

「なんとなくラクそうだけど、受けるつもりはないな…」

「周りはほとんど一般受験だし、AO入試なんて考えたこともなかった」

という受験生も多いかと思います。

今回はそんな受験生に向けて、AO入試の魅力やポイントをお伝えしていきます。

まずはこの記事を見て、AO入試の受験を検討してみましょう!

 

 

 

 

AO入試とは?概要を解説!

AO入試の受験資格

基本的に現役・浪人・仮面浪人問わず受験が可能です。

ただし、大学や学部によっては既卒生の募集を行わないところもあります。

 

例えば、同じ慶應義塾大学でも、学部学科によって既卒生を募集するかは異なってきます。

(例)慶応義塾大学のAO入試 *2021年度の情報

 既卒可:法学部、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部

 現役のみ:文学部、理工学部

 

特に既卒生は受けたい大学・学部の受験要項をチェックして、自分に受験資格があるかを調べておきましょう。

 

 

AO入試の時期

AO入試は、推薦入試や一般入試よりも早く始まるのが特徴です。

出願時期、試験時期、結果発表時期に分けて見ていきましょう。

 

①出願時期

一般的には8~9月に出願受付が始まります。

しかし、大学ごとに受付時期が大きく異なる(早いところでは6月から受付開始の大学も)ため、

早めにチェックしておくことを忘れずに。

オープンキャンパスへの参加を必須としている大学もあるため、併せて要チェックです。

 

 

②試験時期

早いところでは7月から選考開始です。

目安として出願から1か月間選考が続くと考えておきましょう。

 

③結果発表時期

早い大学は8月、遅くて12月になります。

遅くても年明けまでには結果が出ることになるでしょう。

 

 

AO入試と推薦入試の違い

一般的な学力試験を行わない入試形態は、AO入試のほかに推薦入試もあります。

「推薦入試とAO入試はほとんど同じ」

と考えている人もいるかもしれませんが、実際は似て非なるものです。

2つの入試の異なるポイントを見ていきましょう。

 

推薦入試との違い1:高校からの推薦が必要かどうか

推薦入試では、その名の通り高校から推薦されることが必須になります。

一方AO入試では推薦の必要がなく、受験資格さえ満たしていれば誰でも受験することが可能です。

 

推薦入試との違い2:選考期間の長さ

推薦入試は10~11月ごろに出願を行い、年内に合格発表となることが多いです。

AO入試は早いところで6月から出願、合格発表は10月から年内にかけてとなります。

見て分かるようにAO入試のほうが試験期間は長く、その分面接や小論文などの選考ステップも多いです。

 

推薦入試との違い3:重視する内容

推薦入試は「高校時代にどれだけ学業を頑張ったか?」を重視します。

そのため学校の成績で結果が大きく左右します。

 

一方AO入試「求める人物像に合っているか?その大学で学びたいという意欲が高いか?」を重視します。

大学、学部はそれぞれアドミッションポリシーで、どんな学生を求めているのかを定めています。

 

そのアドミッションポリシーに合った学生かどうかが、AO入試では問われることになります。

AO入試を考えているのであれば、必ずチェックしておくようにしましょう!

 

 

AO入試のメリット

メリット1:学力を重視しない

一般入試に学力が必要なのはもちろんですが、推薦入試でも学校の成績などが重視されます。

一方AO入試は大学で学ぶ意欲の高さや、求めている学生像かどうかを重視します。

 

そのため勉強以外の活動(例えば部活動での功績や課外活動の実績など)をアピールできる入試です。

そのため部活動で勉強に時間をさけなかった人や、

学校の時間を課外活動にあてられる既卒生は積極的に検討してみるのも手です。

 

メリット2:比較的倍率が低い

ほとんどの場合、AO入試は他の入試よりも低倍率になっています。

一般入試だけの受験を考えている人でも、AO入試との両立を考えてみてもいいかもしれません。

 

メリット3:早めに進路を決められる

AO入試は他の入試形態よりも合否が決まるのが早いです。

すでに希望の進路が決まっているのであれば、合格のチャンスを増やすことができます。

 

 

AO入試のデメリット  

デメリット1:対策が複雑

AO入試では書類提出、面接、小論文など、様々な課題を課されることになります。

他の入試形態とは異なる対策が必要ですし、

ライバルが少ない分対策のための情報も集めづらいです。

学校や予備校を利用して、面接や小論文の経験を多く積んでおくことが大切です。

 

デメリット2:早めの対策が必要

部活動などでの実績がない場合、アピールできる活動を始めるための十分な時間が必要となります。

そういった場合は1年前くらいから準備を始めるのが理想的です。

また、選考の開始時期が早いということは、面接や小論文対策も早めにしなければなりません。

家族や頼れる先生に受けるかどうかを早めに相談しておくとよいでしょう。

 

デメリット3:学力が全く必要ないわけではない

選考では学力を重視しないと言っても、

大学では当然一般入試で合格した学生と一緒に学ぶことになります。

入学後の学力のギャップに苦しまないよう、合格後も勉強をしておくようにしましょう。

またAO入試が不合格だった場合に備えて、受験勉強はしておく必要があることも忘れずに。

 

 

AO入試の注意点  

注意点1:出願締め切りは必ずチェックしよう

出願時期は大学学部によって大きく異なります。

また、同じ学部でも募集日程を二つに分けているところもあり、どちらか選択できる場合もあります。

いずれにしても締め切りを過ぎてしまっては元も子もないので、

少しでも受ける意思があればあらかじめチェックしておきましょう。

 

注意点2:出願条件は細かく調べよう

先述のように現役生しか受けられない大学や、オープンキャンパスの参加が必須の大学もあります。

後から気づいて手遅れにならないために、「早めに」「細かく」調べておくことを心掛けましょう。

 

注意点3:頼れる先生を見つけて、早めに相談しよう

一般入試と同じように、AO入試もどれだけ早く対策を始められるかによって差がつきます。

特に面接や小論文対策は数をこなすのが必要なうえに、一人でやるのが難しいです。

そこで、個別に対策を手伝ってもらえる先生がいると心強いです。

まずは学校や予備校にいる身近な先生に声をかけて、相談してみましょう。

 

 

 

AO入試での大学受験まとめ

AO入試のメリット・デメリットを見極めよう

AO入試は学力面以外を重視する試験なので、楽だと受け取る人もいるかもしれません。

しかし実際には、学力とは別の要素を重視するので、楽かどうかは人によります。

 

また、大学は受験生の学習意欲が本当にあるのかを真剣に見極めてきます。

決して楽な選考ではないということは覚えておきましょう。

その上でこの記事を参考に、まずは自分がAO入試に合っているかを考えてみてください!

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