こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
医学部を目指す方の中には
「医学部受験はどう対策をすればいいか分からない」
「普通の受験との違いをはっきりさせたい」
と悩んでいる方も多いですよね。
この記事では、医学部受験の特徴を解説していきます。
さらに、医学部受験の勉強方法や、勉強以外で気をつけるべきことも解説しますので
医学部を目指している方はぜひご覧ください!
<目次> 1.医学部受験の特徴2.医学部の受験勉強3.学習面以外は? |
1.医学部受験の特徴
一般的な理系の学部に対し、医学部受験の特徴的なものとは
➀受験科目数
②二次試験
だと考えます。
➀受験科目数
私立理系大学は大抵英語、数学、理科1科目の計3科目で入試が行われると思います。
しかし、医学部の場合、一部の私立医大を除き
大半の大学では英語、数学、理科2科目の計4科目で入試が行われます。
国公立の医学部も同様です。
私が受験生だった頃は、センター試験を5教科7科目受験し
二次試験で英語、数学、理科2科目、面接(※大学により異なりますが)試験を受けました。
最低でも4科目を仕上げないといけないことが多いというのは
医学部の大きな特徴ではないでしょうか。
②二次試験
ほとんどの医学部の入試で面接試験が課されます。
個人面接、集団面接、MMIなど方式は大学により様々です。
国公立大学の医学部入試では二次試験が2日間連続で行われ
2日目に面接試験や小論文試験を行います。
私立大学の医学部受験ではまず一次試験が行われ、一次試験の合格発表があります。
後日、一次試験合格者を対象に小論文や面接などの二次試験が行われます。
つまり、一次試験に合格しても、二次試験が待ち構えているため、気を抜けません…!
2.医学部の受験勉強
医学部は偏差値が一番低い大学でも62.5(河合塾)は必要です。
偏差値が全てではありませんが、ひとつの目安として
62.5以上の偏差値が医学部合格に求められます。
偏差値62.5とは上位約10%の集団です。
こういった事実もあり、「医学部入試=難しい」と思われがちです。
実際倍率も高いので入試は厳しいですが
出題される問題が難解なものが多いのかというと、そうでもありません。
何が求められるのか?
ここでは、私立医学部入試で出題される問題について触れていきます。
私は理科2科目は化学、生物を選択していたので、英語、数学、化学、生物について紹介します。
私は、どの科目においても最も大切なのは基礎力だと実感しました。
(※慶応義塾大学医学部は別格でした。ここは基礎だけでは太刀打ちできないです…)
もちろん応用問題のような難しい問題も出題されるので応用力を養うことも大事です。
しかし、基礎力を軽視してしまうと合格は一気に遠のきます。
なぜ基礎力が大事?
合格ライン周辺にいる医学部受験生は実力が団栗の背比べであることが多いです。
学力に大きな差がないため、皆が解ける問題を確実に得点していかなければなりません。
基礎力が付いていれば解ける問題がそれなりに出題されている医学部入試において
基礎問題を落としてしまっては周りとの差は開き
より得点しにくい難しい問題で勝負することになってしまいます。
応用問題を解く上でも基礎が固まっていなければ、なかなかできるようになりません。
基礎を軽視せず、確実に得点していきましょう。
各科目の勉強法
数学
もっとも基礎問題をきちんと押さえなければいけない科目だと思います。
数学がとても得意という受験生を除き、歯が立たない応用問題に直面しがちです。
そんなときに基礎が固まっていなければ、差をつけられてしまうのは明らかです。
とにかく基礎力の定着→難しい問題にチャレンジというステップを踏みましょう。
英語
他の科目もそうですが、試験問題のスタイルが大学によりもっとも異なる科目です。
長文の中で文法や単語の知識が問われる、文法や並び替えの大問がある
和訳問題や自由英作がある…など様々です。
自分はどういう問題が得意もしくは苦手か
自分が行きたい大学はどういったスタイルの問題が出題されるかをしっかり把握し
足りないところを重点的に対策しましょう。
そうは言っても長文演習は欠かせません。
化学
当たり前ですが、暗記事項は確実に覚えましょう。
とくに無機化学は覚えるべきことが多いです。
しかし、逆に覚えていれば解ける問題も多いです。
計算問題では条件の見落としはないか、プロセスをしっかり考えられるかが大切です。
やはり基礎力が付いていることが大前提ですね。
生物
理科3科目の中でもっとも暗記することが多いです。
ですが、「教科書の端から端まで暗記せよ」ということではありません。
そんなことは不可能に近いです。
また、全ての問題が暗記により解けるというわけでもなく、読解力や思考力も必要となることがあります。
ガチガチに教科書や参考書の内容を暗記して知識を引っ張り出すというよりは
覚えるべきところを暗記し問題演習をすることで落とし込んでいく方が理想的です。
3.学習面以外は?
次は、学習面以外での注意事項について述べようと思います。
健康管理
昨今は新型コロナウイルス感染症の流行もあり、より体調面に気を遣うようになったかと思います。
最大限の力を本番で発揮するためにも、日々の健康管理は大切です。
受験勉強は長期戦です。
なるべく体調を崩さず、コンスタントに勉強をしていきましょう。継続は力なりです。
情報収集
アドミッションポリシーや求める学生像、力を入れていることは大学により大幅に異なります。
面接試験や願書を提出する際に各大学の志望動機を聞かれることが多いです。
それぞれの大学の特徴を捉え、なぜ自分はその大学に行きたいのか
しっかり答えられるようにしましょう。
大学のパンフレットを取り寄せたり、オープンキャンパスや文化祭に参加したり
実際に通っている学生に聞いてみたり…情報を集める手段はたくさんあります。
また、初めに少し触れましたが、面接試験も色々なタイプがあります。
面接官複数対受験生1人の個人面接、受験生2人で面接を受けるペア面接
テーマを与えられ討論をする集団面接、複数のブースを受験生が回っていくMMIなどです。
事前にどういう形態の面接試験が課されるのか把握しておきましょう。
入試直前に情報収集をしようとしても、勉強しなきゃという焦りもあり
なかなか難しいと思います。
早いうちから計画的に情報収集をしましょう。
やるべき事が多く、倍率も高いため、医学部受験は厳しいですが
信念を貫いて頑張ってください!
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