こんにちは!
武田塾 御茶ノ水本校 教務です。
みなさん!突然ですが「シンガポール」という国に対して
どんなイメージを持っていますか?
バイリンガルが多そう
街がきれい
ここ最近有名人が移住している
などなど、色々思いつきますよね。
今回は、私が以前住んでいたシンガポールの生活や教育事情に加えて、
海外生活を送るうえで、受験英語は役に立つのかをお伝えします!
<目次> 1.シンガポールってどんな国?2.生活・教育事情について
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シンガポールってどんな国?
人口の3割は外国人
シンガポールはマレー半島の先端に位置する非常に小さな国です。
その面積は東京都23区と同程度しかありません。
そんな小さな国が大きく発展した理由の一つに
海外企業がシンガポールに進出しやすいような体制を政府が作り上げたことがあげられます。
そして、そのような政策のもと、2019年時点では、総人口564万人のうち外国人が165万人と約3割を占めています。
また、国民の民族の割合としては中華系が約7割、残りの大半をマレー系・インド系が占めています。
公用語はなんと4つ!
そんな多民族国家のシンガポールには、なんと公用語が4つあります。
その4つとは、英語・中国語(マンダリン)・マレー語・タミル語であり、電車のアナウンスも4言語すべて流れます。
また、国民のほぼ全員がバイリンガルであると言われており、
自民族の言語と、小学校から勉強している英語を話します。
生活・教育事情について
ここがいい!シンガポールの生活事情
ここで簡単に、私が感じたシンガポールのここがよかったなあという点を紹介します!
1. 天候
シンガポールは熱帯モンスーン気候に属しているため、一年を通して高温多湿。
雨季と乾季に分かれていますが、一日中雨が降っているという日はほとんどありませんでした。
寒い場所が苦手な私にはとても過ごしやすかったです!
2. 交通機関
MRTと呼ばれる電車とバスが非常に発達しています。
バスに関しては種類が多くとても複雑だったのですが、
乗りこなすことができれば、本当にどこへでも行けます!
3. 周囲の国と距離が近い
飛行機で約2-3時間で、ほとんどの東南アジア諸国へ行けます。
シンガポールは面積が小さいため、
いざ旅行へ行くとなるとタイ・ベトナム・インドネシア等へ行く人がとても多いです。
また、お隣のマレーシアへはバスや車で行くことができるのでさらにお手軽です。
アジアトップレベルの教育制度
そんな魅力が多いシンガポールですが、さらに教育にも力を入れています。
まず子供たちは、日本の小学校にあたるPRIMARY (6年間) の修了にあたり、
卒業試験、PSLE (Primary School Leaving Examination) を受けます。
PSLEは卒業判定のためだけではなく、中学校=Secondaryの選択に
おいても利用されます。
中学校の時点で学力別に振り分けられるため、このPSLEの結果次第で
大学進学への道を進むのか、もしくは技術系の学校へ行くのかが決まってしまいます。
シンガポールには大学が国立・私立合わせて8校しかありませんが、
教育制度の効果もあり、いずれも世界・アジアでトップレベルの大学となっています。
受験英語は実生活で役に立つ?
実際に海外で生活してみて
結論から書くと、大学受験のために学んだ英語は海外生活を送るうえで非常に役立ちました!
本当に?と疑問を持たれる方が多いかもしれません。
受験勉強であんなに英語を学んだのに、いざ実際に会話するとなると全く喋れない、という話はよく聞きます。
たしかに、受験のために学んだことだけではコミュニケーションを円滑に取れないことは事実です。
しかし、受験勉強で学ぶ単語や文法などの基礎が定着していれば、
あとは、間違いを恥ずかしがらずに積極的に会話(アウトプット)をすることで
英語でコミュニケーションを取る力はどんどん上達していきます。
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