こんにちは、御茶ノ水本校です。
今回は現役生がターゲットの記事になりますので、現役生の皆さんはぜひ最後まで読んでくださいね。
さてここで現役生と浪人生の違いについて話したいのですが、
皆さんは何が違うと思いますか?
先に答えを言ってしまいますが…ズバリ!勉強時間です。
1日中勉強時間を確保できてしまう浪人生に対し
皆さんは学校もあるため限られた時間しか受験勉強に費やせません。
そこで、現役合格を勝ち取った講師の方たちに
学校の勉強と受験勉強の両立の仕方について貴重なアドバイスをいただきました!
それぞれ私立文系、私立理系、国公立文系、国公立理系の方たちが解答してくれたので、
学校との両立に悩んでいる皆さんは同じ受験方式の講師の記事をぜひ参考にしてください!
質問した内容については
➀学校の長期休暇
②学校の授業
③定期テスト
④現役時代のタイムスケジュール
⑤参考書の効率的な使い方
になります。
<目次> 私立文系編 ~早稲田大学法学部のK・H先生~私立理系編 ~上智大学理工学部のK・S先生~国公立文系 ~東京大学文科Ⅲ類のS・H先生~国公立理系 ~東京大学理工学部のT・A先生~ |
私立文系編 ~早稲田大学法学部のK・H先生~
①学校の長期休暇について
限られた時間で、いかにして実力を伸ばすか?
受験勉強を始めた高校2年生の夏休み~高校3年生の春休みについて話します。
自称進学校だったため、課題の量はとても多かったです。
学校の課題に取り組む上で常に心掛けていたことは、
「各課題が受験のための勉強においてどのように役立つのかを意識し、
重要度によってそれぞれに対する力の入れ具合を変える」
という事です。
私はサッカー部に所属していて、他の現役生以上に受験勉強に割ける時間が限られていました。
だからこそ、学校の課題はすべてに全力を注ぐわけではなく、
自分の受験勉強に有益なものだけ真剣に取り組み、
その他の課題はあまり時間をかけずに「提出」を目標に実施していました。
課題は出しても、それぞれの時間の使い方を意識しよう
例えば、英文法の問題集(Vintage)や数学の問題集(Focus Gold)に関しては、
復習までしっかり行い自分のものにしました。
一方受験科目以外の科目の課題や古文漢文・コミュニケーション英語の本文暗記といった、
どちらかというと定期テストのための勉強・課題に関してはほぼ時間をかけませんでした。
学校の成績で不快な思いをすることなく、かつ受験勉強に支障がないので非常にお勧めです。
また、課題を出さない訳ではないので、
先生との信頼関係も崩れず、質問にも行きやすくなります。
②学校の授業について
受験に使えるものは積極的に活用!
私は学校の授業を自分の受験勉強の内容の再確認・復習として活用していました。
特に英文法、数学、現代文や古文の演習、日本史は積極的に参加していました。
この時間に内職をしてもよいですが、
先生や生徒の声が飛び交う中での内職は明らかに作業効率が下がると思い、
あえてやらずに授業を受けていました。
一方で、受験で使わない科目では内職を行っていました。
長期休暇の課題同様、学校の授業のすべてが悪いという訳ではありません。
自分の中で「これは受験勉強に役立ちそう!」と感じたものは積極的に活用すべきです!
③定期テストについて
学校の成績もモチベーション維持のためには必要!?
私は学校の成績があまりにも低いと精神的にダメ―ジを負うタイプだったので、
定期テスト3日前からは受験勉強を一旦ストップし、
定期テストのための勉強に精を出していました。
また、試験範囲が受験勉強とかぶっているなど、
受験に有益なものは非テスト期間もテスト勉強を兼ねて勉強していました。
定期テストも、実力が上がれば腕試しに!
夏休み以降はある程度学力があがっていたので、
受験科目に関してはノー勉でもある程度の点数は取れたので勉強はしていませんでした。
非受験科目はやはりテスト3日前から勉強に取り組んでいました。
「学校の勉強は気にしない!」というように、割り切れる人は勉強しなくてもよいと思います。
私みたいに学校の成績も気になってしまう人は、
定期テスト勉強と受験勉強のバランスが大事であると思います。
例えば、1~2週間前からがっつり定期テスト勉強を行うのはバランスが良くないです。
④現役時代のタイムスケジュール
- 部活のある日
7:00~ 通学 |
電車・バスの中で暗記物の勉強 |
8:30~ 学校 |
休み時間やお昼ご飯も単語帳を見返すなど、勉強をしていました。 |
17:00~19:00 部活 |
|
19:00~20:00 移動 |
朝と同じように電車の中で暗記物の勉強 |
20:00~22:00 自習室で勉強 |
数学や国語、英語長文など、 |
22:00~22:30 移動 |
バスの中で暗記物の勉強 |
22:30~ 夕食やお風呂、就寝準備 |
|
24:00~ 音読 |
シャドーイングやポレポレなど |
- 部活の無い日
17:00~18:00 移動 | 電車の中で暗記物の勉強 |
18:00~20:00 勉強 | 自習室にて |
22:00~22:30 移動 | バスの中で暗記物の勉強 |
22:30~ 夕食やお風呂、就寝準備 | |
24:00~ 音読 | シャドーイングやポレポレなど |
まとまった勉強時間があまりとれなかったので、
移動時間や隙間時間に暗記物(英単語、文法、熟語、日本史、政経等)を詰め込み、
机にむかえるときに演習系参考書を取り組んでいました。
また、就寝前の30分間、速読英熟語のシャドーイング、ポレポレや長文系参考書の音読をしていました。
⑤参考書の効率的な使い方
よくありがちなのが、周りの受験生が使っている参考書に目が行き、
あれこれと多くの参考書に手を付けてしまい、結局どれも中途半端になってしまう事です。
大事なことは
「自分がこれだ!と思った参考書に専念して、1冊を完璧にすること」
です。
1冊完璧になったら次のレベルの参考書を完璧に。それが1番の効率的な学習だと思います!
個人的に愛用していたのは、『ポレポレ英文読解プロセス50』と『詳説日本史』です。
『ポレポレ英文読解プロセス50』
完璧になってからは音読を行って文章を左から右へ読んで理解する練習を行いました。
ポレポレは解釈系参考書ですが、毎日音読したおかげで難しい構文を瞬時に判断する力がつきました。
『詳説日本史』
受験直前期に頻繁に使っていました。
それまで『石川の日本史実況中継』『一問一答」を使っていたのですが、
詳説日本史を何度も読み込んで、自分の知っている追加の知識はこれに書き込むようにしました。
何周も読むことで断片的な知識にとどまらず、全体の流れをしっかりと把握できるようになりました。
私立理系編 ~上智大学理工学部のK・S先生~
①学校の長期休暇について
高校2年生の夏と冬の長期休みに関して書いていきます。
高校2年生の夏休み 受験科目と好きな科目はしっかり取り組む!
高校2年生の夏休みでは、基本的に受験科目の宿題だけは全部解いて、
受験科目以外の科目は答えを写経していました。
自分の場合だと、受験科目である英語・数学と、現代文の読解(文章を読むのが好きだったので)
はすべて解いていました。
参考までに自分の高校の宿題の内容を書くと、数学は基本計算問題(数問応用)、英語は文法問題だけでした。
高校2年生の冬休み 受験科目でも、必要な範囲を取捨選択!
高校2年生の冬休みでは、受験科目の宿題に関しても、解く問題を選ぶようにもなりました。
数学の宿題は、計算問題を1問解いて計算ができたら似た計算問題は写経していました。
英語は基本的に受験と同じように出される問題だけ解いていました。
受験校は次第に絞っていたので、ライティングの問題は写経してリーディングだけやりました。
このようにしてよかったと思ったのが、
あれもこれもやるではなく、自分にとって最優先の事だけをするという
「勉強の断捨離」
が出来ました。
それができたら、授業で自分にとって大事な話とそうでない話が分かり、
内職をする時間とそうでない時間が決められました。
これを決められるようになると、
毎回の授業で先生の目線を気にして内職するかどうかをいちいち悩んで、勉強時間が減るという
「自分が原因でなく、周りの環境のせいで勉強時間が減る」
ということの対策にもなるのでいいと思います!
②学校の授業について
これから書く授業の受け方は数学と英語と理科の受験科目だけの話です。
それ以外の科目は基本的に内職をしていました。
授業の「本当の使い方」とは…?
私は、高校3年生の春休みぐらいには、学校の範囲より先の勉強をしていました。
「高校の授業は基礎の復習」
という風に考えて授業を受けていたので、授業の解き方の説明などは何も聞いていませんでした。
自分の考えでは「復習=問題を自力で解け、人に説明できるようにする」
という考え方だったので、
分かる問題をまたいちから聞くという無駄だと思っていたことはしませんでした。
勉強は一つのゲーム!? 子供のころの自分から学ぶ弱点克服法
この感覚を分かりやすく言うと、
一度やったことがあるゲームを初めからやるときに、
①チュートリアルを確認する
②スキップする
だったら、どちらを選ぶでしょうか?
自分は、②を選んで早くゲームを開始します。
勉強に関しても全ての問題を一つのゲームだと考えてやっていたので、
授業に出された問題だけを解きながら、
「自分だったらこうやって問題をみんなに教える」
という風に自分が教師だったらという感覚で問題を解いて、頭で説明できたら内職をしてました。
もし説明できなかったら先生に聞きに行ってました。
こうする事で、自然に自分が分からない所を分析してたと思います。
分かりやすく言うと、ゲームで倒せない敵がいたら、
「レベルがたりなかったのかな?」「装備が弱かったのかな?」
等を自然と分析して、それに対して
「レベルをあげる」「装備を集める」「レベルを上げずに相手の弱点を見つけて、弱点を突く」
みたいになんとなく子供の時に自然と対策していた感覚と同じです。
まとめ 自分にとっての授業の位置づけをしよう!
以上の事をまとめると、授業は基本的に内職はしていました。
ただし、自分にとって授業を聞く意味は何かを考えて、
それに対して授業でする事と授業で内職をする事を決めてから授業を受けていました。
このように自分にとっての授業は何かを決めておくと、
先ほども書いた周りの影響で無駄に悩んで時間をつぶす事がなくなるのでいいと思います。
③定期テストについて
「授業の使い方」を心得ていればテスト対策にもなる
定期テスト直前は学校の勉強をフル無視でした。
自分の学校の問題が簡単すぎて、受験勉強をしているだけで9割から満点は取れていたからです。
あとは恐らく、
②で話した授業中でた問題を他人に教えるとしたら?という事を常に考えていたので、
自然と授業中に問題の解き方を覚えていたこともあり、学校のテスト勉強はしませんでした。
④現役時代のタイムスケジュール
賢い休憩時間の使い方
学校がある日の一日のタイムスケジュールは、休憩時間以外は勉強をしていました。
登校中の自転車でも耳で英語を聞いて、
トイレでも単語帳をもって、
部活の休憩時間も単語帳を見て、
少しでも目、耳を通して頭が使えるときなら勉強をしていました。
ここで、
「じゃあ、先生の休憩時間はいつなの??」
という質問がでると思います。
私は、基本的に休憩は人に教えている時間だったのかなと思います。
なぜなら、人に教える事で教えた人から
「頭いい!!」や、「教えてくれてありがとう!!」
と褒められるのが凄くうれしかったからです。
特に好きな人から言われるのは、とてもうれしかったです!
なので、勉強時間では知識をインプットとアウトプットをして、
休憩時間では人に勉強を教えるという最強の休憩で最強のアウトプットをしていました。
先生も親もSNSも、使えるものは使ってしまおう!
これを読んでくれている方が「今からこれをやろう!!」と考えても、
周りに勉強を教えるのを聞いてくれる友達がいるかと聞かれたら即答できる人は少ないと思います。
その方向けのアドバイスとしては、
とりあえず、話を聞いてくれて褒めてくれる先生や親、塾の先生など、
同年代だけでなく年上の方も考慮にいれてみてください。
それでも、やはり年上に教えるのはためらう方もいると思います。
そしたら、インスタなどで勉強アカウントを作って、
自分なりの問題の解き方のプロセスを投稿するのもいいかもしれません。
これだと前やった問題の自分なりの答え方が見直せるのでいいと思います!
知らない方からいいね!が来れば、人から褒められるのと同じ効果を得られると思います!
以上の事をまとめると、
学校の一日のタイムスケジュールは人に教える以外の時間は、ずっと勉強をしていました!
⑤参考書の効率的な使い方
まずは、自分はこの参考書から何を得るのかを決めておくことが大切!
例えば、英熟語の参考書を使う時に、
①英熟語専用のターゲット
②英熟語用の速単
があるとします!
その時に、自分がつけたい力は熟語をしりたいのか、
それとも熟語入っている長文を読めるようにしたいのかで、①を使うか②を使うで別れると思います。
このように、参考書を使う時はどんな目的でこの参考書を使うのかを決めておくといいと思います。
そうすることで、勉強中「自分は今何をしているのか??」という事が分かるので、
ダラダラと勉強する事も減ると思います。
また、一つの参考書を復習する範囲や復習する理由も分かると思います。
ぜひ今一度、参考書を使いながら、この参考書から自分は何を得たいのか??を問いかけてみてください。
国公立文系 ~東京大学文科Ⅲ類のS・H先生~
①学校の長期休暇について
長期休暇中に真剣に解いていたものを4種類紹介
・現代文・古文の問題集(ただし教科書準拠のワークではなく、市販系のもの)
・世界史・日本史のプリント(分野別になっているもの:例えば、「イスラームの総復習」など)
・英語の長文問題集(教科書準拠のワークではなく、市販系のもの)
・英語の文法問題プリント(初見の文法問題が集まっているもの)
これら以外は全く解いていませんでした。
答えを写す時間は非常に無駄に感じたので、写すこともしませんでした。
②学校の授業について
おすすめは、科目ごとにオンとオフを使いわけること
世界史の授業だけはしっかり受けていました。
世界史などの社会系の科目は教科書の内容が受験に直結するので、
その教科書の内容を解説したりプリントにまとめてくれたりする学校の授業は非常に有用だと思います。
それ以外の科目の授業では内職をしており、主に世界史の教科書や単語などの暗記ものをやっていました。
内職ができない授業では、寝るかぼーっとして脳を使わないようにしていました。
学校が終わった後の自習を全力でやれるように脳を疲れさせないことを意識していました。
③定期テストについて
工夫次第で定期テストが模試に変わる??
世界史・日本史・数学は、2週間前くらいからテスト範囲を勉強していました。
世界史・日本史は学校の教科書とワークを使って勉強していましたが、
数学は学校の問題集はやらず、『Focus gold』をやっていました。
あえて、テストに全く出ない参考書をやることで、定期テストを模試のような感覚で解いていました。
現代文・古典・英語・理科基礎は定期テストを無視して、参考書で受験勉強をしていました。
英語は参考書で高いレベルまで勉強していたため、ある程度の点は取れましたが、それ以外は赤点ギリギリでした。
④現役時代のタイムスケジュール
6:00~7:00 登校準備 |
電車の中では英単語や古文単語を勉強。 |
7:00~8:30 学校到着、勉強 | |
8:30~16:00 授業 |
世界史の授業以外は内職。 |
17:00~19:00 帰宅・食事・お風呂 | |
19:00~22:00 勉強 | 暗記物ではない、机に向かって解くものの勉強 |
22:00~23:00 ゲーム・テレビ・スマホ | |
23:00~ 就寝 |
学校に早く行って勉強していましたが、休み時間・昼休みには一切勉強しませんでした。
友達と喋るのが楽しくて、勉強する気にならなかったからです。
スキマ時間(電車の中やお風呂の中)では英単語や古文単語を勉強していました。
また、通学で歩いている時や歯磨き中にはリスニングをやっていました。
紙や付箋に暗記事項を書いて、部屋の壁に貼るとかは時間がかかりすぎたためやめました。
➄参考書の効率的な使い方
『Focus gold』
僕はFocus gold を3つの用途で使っていました。
授業の先取り・定期テスト対策・模試対策の3つです。
授業の先取りでは、例題だけを解きました。
定期テスト対策では例題と練習問題を、
模試対策ではステップアップ問題を解いていました。
例題で解法暗記、練習問題で解法を覚えているかのチェック、ステップアップ問題で解法を使いこなす練習
というそれぞれの役割を意識していました。
『現代文の開発力読解講座』『現代文と格闘する』
僕はこれらの参考書の要約問題をしっかり取り組んでいました。
要約で意識していたことは、筆者の論理展開を再現しつつ、結論を明確にすることです。
単に抽象部分をつなぎ合わせるのではなく、因果関係が理解できるようにすることを心がけていました。
要約問題に取り組むことで、最も国語力を鍛えることができると思います。
単に一文一文が理解できるだけでなく、
それらの文のつながりや段落ごとのつながりを理解して、文章全体の流れを把握する力がつくと思います。
また、文章を短くまとめる力もつくと思います。(熟語を使う力など)
英単語全般
英単語は紙には書かず、目で覚えていました。
単語の綴りを覚えるくらいなら、その時間で単語の意味を覚えた方が効率的だと思います。
国公立理系 ~東京大学理工学部のT・A先生~
①学校の授業について
数学は、難しめの問題の設定を頭に入れておき、
授業内で早く問題を解き終えた時に余白を使って考えていました。(大学への数学の学力コンテストなど)
化学は授業範囲に該当する箇所を、自分の使っている参考書で学習していました。
②定期テストについて
物理・化学・世界史は、参考書を使って定期試験範囲の学習をしました。
例えば物理で電磁気の範囲から定期試験が出題される時には、
『新物理入門』の電磁気の範囲を読んだり、『名門の森』の電磁気の問題を解いたりしていました。
③現役時代のタイムスケジュール
6:00~6:30 朝ごはん・通学準備 | |
6:40~7:20 通学 |
電車内で英字新聞を読んでいました。 |
7:30~8:20 朝自習 |
朝は頭が冴えるので自習室で数学をしていました。 |
8:20~15:30 授業 |
昼休みは外で野球をしていました。 |
15:50~21:00 自習 |
学校の自習室で時間配分して勉強しました。 物理1.5時間:『名門の森』(6題くらい) |
21:20~22:00 下校 | 電車の中で古文単語の暗記をしました。 |
22:10~22:30 晩ごはん | |
22:40~23:00 世界史の暗記 | 資料集を眺めたり、教科書を読んだりしていました |
23:00~ 就寝 | 毎日7時間は寝るようにしていました。 |
効率の良い時間の使い方のアドバイス
・朝は頭が働くので理系科目がオススメ
・昼休みは体を動かして気分転換
・寝る前は記憶に定着しやすいので暗記科目がオススメ
・電車内でも勉強
・眠い時は科目を変えたり、思い切って寝る
④参考書の効率的な使い方
『Next stage』
初見ではほとんど解けないと思うので、まずは知らなかった知識をインプットすることを意識しましょう。
具体的には以下の3点↓
・曖昧なものもとりあえずチェックしてもう一回やる
・「整理」のところも全て覚える
・解説を全て読む
問題の正解不正解にこだわらず地道に暗記していくことにより、
自分の覚えられていないところが減っていき復習に費やす時間が短くなるのがメリットです。
単語帳 『古文単語330』 や『システム英単語』
赤シートで隠すなどして覚えてないものをチェックして可視化し、
覚えてないものだけを隙間時間で復習していました。
また、ついている例文は全て読んでいました。これによって単語のイメージを作ることができます。
例文全て読むのは効率が悪いように思えるかもしれません。
しかし自分の場合は、単語のイメージをつかむと記憶に定着しやすく、逆に効率が良かったです。
『化学の新演習』
知らないとできない問題が多いので、1周目はわからなかったら答えをすぐ見ていました。
2周目はそのわからなかったものをやっていました。
こうすることで、
知識不足が原因で解けないにも関わらず考えすぎて時間を消費してしまうことを防ぐことができます。
また、問題を解いた日付を書いておくことがおすすめです。
復習のタイミングがわかりやすくなります。
同時に、知識がなくてできなかったものには「知識」と書いておくなどの工夫もしていました。
こうすれば解き直すべきなのか、答えを見て暗記すべきなのかが明確になり、
復習時間の短縮が狙えます。
最後に、解答解説に自分なりの要約をたくさん書き込むこともしていました。
自分の過去の解き方が一目でわかるので、復習しやすいです。
『新・物理入門』
書き込むことがとくに重要になる参考書です。
疑問に思ったこと、行間を埋めたところ、自分なりの解釈など、すべてメモしておきましょう。
復習した時にすぐ思い出すかつ理解が深まるので、とても大切です。
疑問はメモを再び読んだ時に考えて、それでもわからなければ質問に行きます。
参考書すべてに言えること
細かいことを色々書いてしまいましたが、ざっくり今までのことを要約していきます。
・1周目の時間短縮(効率化)のためにやること
→知識不足で解けない問題に時間をかけすぎない
・2周目以降の時間短縮(効率化)のためにやること
→①その問題に取り組んだ日付と解けなかった原因をメモすることで、復習すべき問題と時期を明確化
②問題集の解答にメモをたくさん書き込んで、復習時間を短縮
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