こんにちは、武田塾御茶ノ水本校のTTです！
今回も引き続き、国公立大学受験のセンター・二次試験対策についてお届けします！
本日お話をしていただくのは、
東京外国語大学 国際社会学部北西ヨーロッパ地域 所属のK先生です！
K先生はセンター試験で大きな失敗をしてしまいましたが、
無事第１志望校に合格することが出来ました。
その勝因とは…？
講師紹介
所属している大学・学部学科：東京外国語大学 国際社会学部北西ヨーロッパ地域
入学形式：前期入試
Q1. センター出願の際、今まで受験した模試の結果をどう参考にしましたか？
模試の結果を信じて、志望を変えずに挑戦！
国立の出願はセンター試験の約１週間後で、
私は普段の模試の判定と比べるとセンターリサーチの判定が低かったのですが、
外大は前期後期ともに第１志望にしていた北西ヨーロッパ地域に出願しました。
外大は募集単位が専攻言語（国際社会学部は専攻地域）で言語ごとに多少難易度が違い、
受験する人の中にはセンター試験の結果が振るわず試験後に志望する専攻言語を変える人も少なくありません。
英語専攻はレベルが高いと言われており後期試験は倍率も高いため、
志望を変えずにいくことに若干不安はあったのですが、
模試でＡ～Ｂ判定を継続してとれていたのと、英語やイギリスの勉強がしたいという思いが強かったため、
志望は変えず二次試験で頑張ろうと決意しました。
Q2. センター出願の際、滑り止めや併願校はどのように決めましたか？
センター利用を使って大きな採点ミスがないことを確認！
併願校のセンター利用に関しては、
家庭の方針で受験校をあまり多くすることができなかったのと、
国立の二次試験前に確実に１つは合格校が欲しいと考えていたので、
模試で毎回A判定だった安全校１校のみ出願しました。
合格した際、センター試験で致命的なマークミスなどはしていないということが確認できてよかったです。
Q3. センター試験本番にまつわる成功談or失敗談はありましたか？
得意科目でまさかの失敗…
センター本番はなんと１番の得意科目であった英語で失敗し、
過去問演習模試含め本番が最低点という衝撃の結果でした…。
試験終わりに友達と英語の問題について話をしていた時に自分が大問５で大失敗をしたことに気づき、
外大はセンターの配点が高く英語だけ圧縮がないため本当に焦って大号泣した思い出があります。
模試では満点を取ったことがあったしセンターは外大の二次に比べたら易しいので、
まさか大きな失敗はしないだろうと油断していたのだと思います。
結果的には英語以外の科目で高得点を取ることができ失敗はなんとかカバーできていたのですが、
採点するまでは本当に絶望的な気持ちでした。
最後まで油断は禁物！ どの科目でも万全の対策を！
このことから言いたいのは、
どんなに得意科目であろうと、センターレベルは仕上がっていようと、
本番何があるかは分からないので絶対に最後まで油断してはいけない
ということです。
また、外大といえばやはり英語で高得点が必要で、
数学などはセンターでしか使わないためあまり重要でないと言われることもあります。
しかし私は本番で他の科目に非常に助けられたので、
4教科5科目全体で高得点がとれるようによく対策したことがとても大事だったと思います。
Q4. センター試験本番後の過ごし方のポイントはありますか？
前の結果に惑わされず、集中してとりかかろう！
とにかく気持ちの切り替えが大切だと思います。
１番最初の大きな試験が終わり緊張も解けかなり疲れるでしょうし、
センターリサーチの結果が気になるでしょうが、
判定が良くても悪くても二次試験こそ頑張らなくてはならないので、気にしすぎない方がよいです。
私は英語の失敗を少し引きずってしまったのですが、
一息つき、センター試験モードから二次試験対策モードに切り替えるために
まず外大の過去問を解きました。
冬休み～センター試験本番まではずっとセンター対策に集中していたので、
二次の問題を解くのが久しぶりで少し鈍っていましたが
気持ちを新たに頑張り始めることができました。
第２志望の上智の試験が２月の頭にあったため
外大の問題を1,2年分解いたら上智対策に取り掛かりました。
併願校の試験で上手くいかなくても気にしすぎないようにし、
2月中旬に併願校を受け終わってからはひたすら外大の対策に集中しました。
Q5. もしセンター試験で失敗しても二次で挽回できますか？二次逆転のポイントは何ですか？
外大はセンターの比重が大きいため(センター450点、二次400点)、
二次逆転というのはやはり容易ではないと思います。
しかし、センターリサーチE判定からの逆転合格を果たした
知り合いもいるので、不可能ではないでしょう。
センター試験後や併願校の試験後に気持ちを切り替え、
諦めない姿勢を保てるかどうかにかかっていると思います。
最後に今年度の国公立受験生に一言！
センター試験から始まり国立前期試験または後期試験まで、本当に本当に長い戦いですが、
最後まで諦めない気持ちが大切です！！
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