こんにちは!武田塾大府校校舎長の加藤です!
今回は、スマホとの付き合い方についてお話したいと思います。
感染率90%以上 ワクチン無しの・・・
そう、スマホ依存症です。世の中の、中高生のほとんどが罹患しているこのやばいやつ。
みなさんもかかったりしていませんか?
特に受験の時期にこのスマホ依存症はとにかくやっかい。
スマホ依存症って調べてみると、その影響はもちろん個人差がありますが、なんと!スマホを触っているときの脳内の物質の状態が、いろんな危険な薬物を使っている人と似たようなことになっている!!なんて研究もあるそうなんです。
やばくないかそれ・・・
ということで、私は医者でもなんでもないのでそういう専門的なことは言えませんが、この受験期にどうやってその依存状態から脱却するのか。どんな人がスマホに負けずに勉強に集中できているのかを見ていきたいと思います!
そもそも依存症とは
「依存症は、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない(コントロールできない)状態となってしまいます。依存症にはアルコールやニコチン、薬物などに関連する物質依存症とギャンブル等の行動や習慣に関連する行動嗜癖があります。これらは、特定の物質や行動を続けることにより脳に変化が起きることにより症状が引き起こされる病気で、本人のこころの弱さのために起きている現象ではありません。
依存症は本人も依存症と気づいていないことが多いため、患者さんの数と治療者数の間に大きな差が生じているのです。」
(厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_dependence.html)
厚生労働省のHPにこんなことが書いてありました。
ここで重要なポイントは、
「本人のこころの弱さのために起きている現象ではない」
ということです。
先ほど、脳内の物質がどうのこうのって話をしました。
つまり意思の問題を超えて、体がそのように反応してしまっているわけです。
これが、スマホでも同じことが起きてしまってる、ということなんです。
みなさんからすると、アルコール依存症とか、ギャンブル依存症とか、そういったものは年齢的なものもありますが、自分には無縁のものって思っていたりしませんか?もちろんそうだし、今後もそうであってほしいと思いますが、
気づかぬうちに、スマホ依存症になっている・・・
なんてことは十分にありうることなんです。こわい!!
別にこれはみなさんのことを脅したいわけではありません。
ただ、そういう可能性もあるし、もしそうであるならどんな対策をとるべきなのか
ということを合理的に考えてほしいと思っているわけです。
解決策① 医療機関にかかる
もう分かりやすくこれですね。だって意思の問題じゃないんだもの。
脳内からなんか物質がどうのこうのなんて言われたらお医者さんに頼るしかないじゃない。
ということで解決策①は医療機関にかかる、ってことです。
で、ここについて僕から一つ。
「自分の場合は、病院いくまでないし、気持ちの問題な気もするから別に大丈夫っしょ」
って思えて、かつそれを自分で実行できてスマホ離れできるならもちろんなんの問題もない。
ただしそうではない場合、繰り返しになりますが、
「根性でどうにかなる問題じゃない」
っていう可能性もあるかもしれないぞ!っていうことを厚生労働省は言ってるわけです。
今、あなたが一日でも早く勉強に集中できるようなそういう環境を作りたい、そういう状態に自分をもっていきたいと思っていて、かつ自分の努力だけじゃ無理かもしれないって思うなら、なんの遠慮もなく医療機関にかかればいいです。そのための医療機関です。
しかし世の中には、割と根性論でどうこう言うタイプの人もいます。僕の親もそうだったんですが、この前なんか救急車呼ぶほどしんどかったのに、親に電話したら
「ほんとに呼ばないとダメ?」って言われました・・・
痛みで意識もうろうとしてきたんだけど・・・って。。。まぁ親より先に救急車に電話しろって話だったんですが、なにぶん初めてのことで、ほんとに呼んでいいものかなんか不安になってたんですよね。。。
結局救急車呼んで来てもらって。わけわからんほど太い注射打たれてその痛みで体の痛みを忘れて帰ってこれたのでよかったです。
とにかく!根性どうこう言ってる時間にも受験は近づいてきます。以前のブログにも書きましたが、「目的を忘れないように!」「その達成のための手順を間違えないように!」ということです。
解決策② 自分の意識を、「おさえつける」のではなく「変えてみる」
【スマホを触りたい ⇒ 触ったら勉強ができない ⇒ スマホ預かってもらう ⇒ 触れなくてどんどんイライラする ⇒ なんか隠れて使ったりする】
はいこれ王道中の王道。僕は小学生の頃、スーパーファミコン(古い)を禁止されてる期間があったんですが、親が起きてくるまえの朝5時とかに起きてやってました。で起きてくる前に片づける。
いるよね!?こういう系のことしたことある人!!
最近は、
「逃げも隠れもしません。堂々とスマホを触ってます。まぁ成績はその分よくないですけどまぁ仕方ない。」
という、武力にステータス振り切った戦国武将みたいな人も出てきています。
話を戻しますが、意識を押さえつけるのではなく、変えるってどうでしょう?というご提案です。さっきの流れは「スマホを触らないように自分の気持ちを押さえつける」というものですが、これを「スマホの触らなくなるように意識を変える」とこんな感じになるかもしれない。
【スマホを触りたい ⇒ ん、今スマホ触ってると勉強できない ⇒ 自分の目標は〇〇大学に合格することだった ⇒ それを達成しないと、将来的に◇◇が出来ない ⇒
あ、今ゲームとかSNSしてても、自分の将来の◇◇から離れる一方だ ⇒ なんで自分で自分の希望を潰しにいってんだ ⇒ やめよ。】
こういうパターンもあり得るわけです。
つまり、
【今の自分の希望】<【将来の自分の希望】
という構図が出来上がることによって、優先順位を付けられるようになるってことですね!
社会人なると「緊急ではないが、優先度が高いことを重要視する」なんて仕事の哲学?みたいなことも言われたりします。まぁそんなのは大学生になってから勉強してくれればいいんですが、同じような話ですね。目の前のことだけ見ててもダメよ、と。
ブログの①~③の内容って実はいろんなことがリンクしてるんです。ものごとの考え方とか捉え方とか。
そういうことが出来る人と苦手な人で、勉強のみならず、今後のいろんなことがうまくいったりいかなかったりします。
どうせなら、どんなことでも上手くいくような人がいいですよね!
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