こんにちは!武田塾大府校 校舎長の加藤亮です!
コロナが大問題になり始めてからもう1年半ぐらいになりますね。
ただでさえ大変な受験勉強なのにかんべんしてくれ!!とお思いの皆さんに、
武田塾大府校でよく聞く生徒からの悩みに対して、私が普段どんなお話をしているのかちょっとお話したいと思います!
時間をかけているのに覚えられない
「ただ覚えられない」だけでなく、毎日たくさんの時間を暗記にかけているのに覚えられないって悩んでいる人がよくいます。
「一生懸命やってますよ!手を抜いているつもりはないもん!なのに覚えられない!だんだん腹立ってきた!触れるもの全てを傷つけたい!!」
まるで反抗期のような悩みを聞くとき、僕はよくこんな話をします。
「例えば、すっごく好きなタレントが『私、オムライス大好きなんですよねー!』とか言ってたら、それ覚えちゃうよね?ノートに、
オムライス オムライス オムライス オムライス オムライス オムスライス オムスライムオラスライム・・・・・・・・・・
とか書いて覚えようとしないよね?メモとかも取らないよね?」
好きなことはすぐに覚える
誰しもがこんな経験をしたことがあるはずです。なぜか一発で覚えてしまうんです。これは単語が「オムライス」というありふれたものだからだ!って思うかもしれません。けど、街中で誰かと待ち合わせしているときに、たまたま近くにいた人たちの会話で
「おれさー、やっぱオムライスが一番すきなんだよねー」
なんて言葉が耳に入ってきてもぜーんぜん覚えてないはずです。それもそのはず。だって、
- まずその人たち知らない人なんで。
- っていうか、その人たちに興味がないです。
- は?なんの話?いつの話?
状態のはずです。
これ何が違うの?と考えれば皆さんお気づきの通り、
「その出来事に対して興味があるかないか、好きかどうか」
なんです。興味があったり好きなことであれば別に努力とかどうこう関係なく覚えていってしまうものなんです。
そんなことみんな知っているはずなのに、それを勉強に生かそうと思うとこれがまた突然に難しい。なぜか。
「勉強が好きじゃないからだよ!!!!」
という話ですね。
なので!好きになれるようにどんな考え方をすればいいのかを一緒に考えてみましょう。
勉強を好きになるためには
さきほど書いた、「好きなことなら覚えてしまう」という話をもう少し詳しくお話します。
人間のあたま・こころは、いつもいろんなことを瞬時に判断しています。反射的に判断しているわけです。でもそれは、熱いものを触って体が動く反射とは違い、
何らかの経験や想いを根拠に、反射的に判断 しているのです。
テレビで好きなタレントをみた瞬間に「あ、好きな人だ」とスイッチが入るので、あたまが勝手に「覚えるモード」に入るわけですね。
同様に、好きではない勉強について「げ、また出来ないと怒られる勉強のやつだ」というスイッチが入ってしまうので、あたまは「省エネモード」に入ってしまうのです。
この二つの明確な違いはなんでしょうか?
それは、
「自分の内側から出てくるエネルギー」か「外側から与えられるエネルギー」かの違いなのです。
好きなもの、についてはもう説明は必要ないかと思いますが、嫌いなものについて、みなさん
「なんできらいか」
って、明確に説明できますか?これって結構難しいんです。人によってバラバラ。
でも、大体の場合に共通しているのは、
「目的もはっきり分かってないのに強制されてきた」
という経験なんです。
とにかく勉強しなさい、早く行きなさい、食べなさい寝なさい交際は許さない・・・・。
実はこれ、社会人になってすぐに会社をやめてしまう人、とかってことにも共通している話なんだそうです。つまり、勉強だけの話じゃないんですね。
これまで自分に強制してきた周りが悪い
ここまでの話だけを聞くと、そう考えるのは簡単なんですが、もちろんそんなことが伝えたいわけではないんです。
志望校の高校・大学に合格したい!という想いは受験生の多くがもっているものでしょう。
でも、その志望校ってどうやって考えましたか?
誰かのアドバイスですか?なんとなく評判がいいからですか?友達がそこに進学するからですか?
それとも、しっかりやりたいことが定まっていて、自らが熱望する志望校ですか?
後者のような人は、「内側から出てくるエネルギー」がしっかりしている人です。
こういう人は、誰かから スマホを禁止 されなくても、インスタばっかりやりません。だって、
他事をしていたら自分の望む道から離れていくことが分かっているから
です。
そういう人は、自分の未来に進む道の上に「勉強がある」ってわかっているから、自分にとって、すごく大切なものになるんです。だからどんどん興味をもって取り組める。だから短い時間で暗記できるようになるんです。
今、暗記が出来なくて苦しんでいる人たち。なんのために、どういう理由で勉強をするのか、そのあたりを今一度考えてみてはどうでしょうか。目の前の勉強をただ闇雲にやろうとしても、
その辺にいる人のオムライスの話を聞くのと同じようなレベル感になってしまうかも、しれませんよ!
そんなこと言ったって自分一人では考えられん!! という人は是非僕に話を聞かせてください。勉強の仕方どうのこうのを言う前に、自分の気持ちを一緒に整理してみましょう!
次回は、今回の話をもうちょっと突っ込んだ、「目的と目標の違い」についてお話します。
勉強に取り組めるようになった人も、ここがあやふやだと大変なことになったりします!
ではまた次回!!
武田塾大府校では、
- 時間が足りない
- 復習ってどうやるの
- 各教科のバランスが分からない
- 志望校で迷っている
というお悩みを持っている方も多いかと思います。
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