こんにちは!武田塾大府校のKです!
大府校が1週間の夏休みに入ってしまったため、代わりに隔日で4つのブログ記事を投稿していきます。
1本目は「1週間でやりきりたい3つの勉強」についてお話しします。
息抜きに読みながら、1週間のイメージをつけてもらえると幸いです。
それでは参りましょう!
①最初の3日で苦手な部分を復習する
補習があった日々とは違い、お盆休みは全ての時間を自分のために使うことができます。
その中で必ずやって欲しいことが
「苦手な部分の復習」です。
1日目は教科書や参考書の例題を、2日目はそれらの類題を、3日目は章末問題や演習問題をそれぞれできるとベストでしょう。
さて、このように推奨する理由をお話ししましょう。
勉強の完成度を0〜10までの11段階に分けたとき、皆さんは『0→5まで5段階引き上げる』ことと『8→10まで2段階引き上げる』こと、どちらの方がより難しいと思いますか?
私は断然『8→10』の方が難しいと考えています。
なぜなら、後者は「残りの2」を見つけるまでに多くの時間を必要とし、尚かつそれが得意であっても分からないくらい難しいからです。
一方で前者の『0→5』は、勉強しなければいけない範囲を見つけるという手間を省くことができます。
また一つの単元を完璧にしなくても、簡単なものから習得していくことで『2段階引き上げる』という壁は容易に突破できるでしょう。
モンスターを捕まえながらストーリーを進めていく某人気ゲームでも、50Lv. までならストーリーを進めていくだけで到達できる一方、100Lv. にまで育てようとするとすごく時間が掛かりますよね…。
勉強も同じです。簡単なものから少しずつ成長していけばある程度のレベルまで到達することができます。
いきなりジムリーダーに挑まなくても良いので、まずは1番道路から始めていきましょう!
まとめですが、合計点を向上させるには『得意なものよりも苦手なものを地道に取り組む方が近道になる』と言えます。
受験戦略として、各科目でバランスよく得点するよりも得意科目で高得点を出す方が良いという考え方を持っている人もいると思いますが、そうであっても苦手な部分を復習してください…!
②真ん中の1日で得意な部分を復習する
苦手な分野を少しずつ勉強することが得点UPの近道ですが、だからと言って得意分野を全く勉強しなくても良いという訳ではありません。
実は勘違いして覚えてしまっていたり、ちゃんと解けるけど時間が掛かるために武器に出来なかったりして、「思ったよりも点数が取れない」という現象はよく起こるものです。
そして、得意な部分で解ける問題を落としてしまうと、精神的に大きなダメージを受けてしまいます。
そのような事態を防ぐために、得意であっても定期的に復習し、武器を磨いておくことが必要なのです。
とはいえ①でもお話ししたように、できていないところを探すのはとても時間が掛かるため非効率です。
そのため、全て復習する必要はありません。
ひとまず各単元から無作為に3問ずつ選んで、それらをスラスラと解くことができれば大丈夫でしょう。
この時に注意して欲しいポイントが「時間を気にして解くこと」です。
参考書にある時間の目安や実際の入試の時間などを参考にして、その時間内に全て解くことができるか確かめてみてください。
(お盆休みでなくても、休日などを使って復習するように心がけましょう!)
③最後の3日で過去問を3つ解く
実力を高めるには何事も「練習と実践」が不可欠です。
ということで、最後の3日は毎日1校ずつ過去問を解いてみましょう!
1日目はすべり止めレベルに、2日目は現在の偏差値と同じくらいのレベルに、3日目は志望校レベルに挑戦してみてください。
3段階に分けて過去問を解いてみることで、現在の自分の力量を確かめることができ、目標まで後どのくらい頑張る必要があるか確認できます。
過去問を解く時は、昨年の日程を調べて同じ時間帯に解くとより効果的です。
それにはいくつものメリットがありますが、ここでは特に有意義なものを2つ紹介します。
1つは、いつもと違う時間帯に問題を解くことで、どれほど違和感があるかを確かめられることです。
実際、単純に取り組む科目の順番が違うだけで普段より疲れたり、午前中から難しい問題を考えられるほど集中を高められなかったりするため、実力を全て出し切ることは困難でしょう。
入試で合格するためには、勉強だけでなく環境に慣れることも重要なのです。
もう1つは、過去問を解いた後にすぐ復習ができることです。
基本的に入試は午前中から始まり、遅くとも午後3〜4時までに終わることがほとんどです。
そのため、その後の5〜6時間は全て過去問の解説と参考書の類題を使った復習に充てることができます。
「よし、やるぞ」と思ってから過去問に取り組んでしまうと、どうしても時間が遅くなり解きっぱなしになってしまいがちです…。
従って、折角やるのであれば本番と同じように取り組んで最大限の効果を得られるよう頑張りましょう!
おわりに
いかがでしたか?
今回はお盆休み初日の話題として、この1週間にやって欲しいことを3つお話ししました。
普段であれば1週間とはとても短い期間ですが、全て自分の裁量で時間を使えるとなればすごく長い期間へ様変わりします。
そのため、やるべきことを明確にしなければ、勉強量と成長幅が見合わなくなってしまう可能性もあります。
効率良く効果的な勉強ができるように、この1週間の過ごし方を計画して頑張りましょう!
武田塾大府校では、
- 時間が足りない
- 復習ってどうやるの
- 各教科のバランスが分からない
- 志望校で迷っている
という方の相談を承っております。
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