こんにちは!武田塾大府校のKです!
今年もやってきましたGW。新生活で疲れた身体を癒してくれる最高の1週間。
・・・なんて思って良いのは昨年まで。
受験生にとってGWは夏休みの前哨戦です!
ということで、今回は特に高3の方へおすすめできるGWの過ごし方を伝授します。
それでは参りましょう!
はじめに
一口にGWと言っても、予定の多少は人それぞれです。
「平日に比べたら余裕がありそう」という方もいれば、「むしろ平日より忙しくなりそう」という方もいるでしょう。
ただ、どのような方でも共通して意識するべきことが二つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
GWは基本的に「平日」のつもりで
皆さんは日頃から朝早くに起きて学校へ行き、日が沈んでから帰宅するという忙しい生活を営んでいると思います。
しかし、人間は欲求になかなか逆らえない生き物です。
休める日が何日も続くと「平日」に戻ってこられなくなってしまうことも珍しくありません。
受験生にとってこの欲求は命取りです。
だからこそ、
GWは「休み」ではなく「学校が無い平日」と捉えてください。
やらなければならないことをいつも通りこなす日々にしてください。
この1週間が夏休みの成長に大きく影響してきますよ・・・!
学校の時間割を家で再現してみよう!
これまで10年以上も連続で学校に通い続けているので忘れてしまいがちですが、皆さんは毎日授業を通して6〜7時間ほど勉強しています。
これが全て自習時間になるとしたら、とても成績が上がりそうだと思いませんか?
ということで、自分の学校の時間割を使って簡単な勉強計画を立ててみましょう!
私がこの方法を用いるなら次のようにします。
主要5教科→そのまま各教科の自習時間
副教科→主要教科のうち勉強時間が足りていないものの補習時間
予定がある場合→校外学習(勉強できなくても仕方ない)
予定があるなら、その時間は課外活動として割り切ってしまって大丈夫です。
部活で1日が終わってしまう方もいるでしょう。
そのような方々は次の一点を特に意識してください!
限界を少しだけ超えてみよう
「GWは平日のつもりで」と言っても世間一般にとっては休日なので、部活や特別な用事がある方も大勢いることでしょう。
そのような非日常を過ごした結果、「疲れすぎて勉強できなかった」という方が続出するのも一種のテンプレートですね・・・。
ただ「周りも勉強できていないから」なんてことは言い訳にできません。
より難関を志望する場合は、むしろGWに勉強しなかった受験生の方が少数派です。
従って、まず単純に少しでも勉強しないと今後がもの凄く辛くなってしまいます。
そしてもう一つ重要なことですが、限界を超えなければ成長することはありません。
運動部に所属している方なら経験があると思いますが、最初はキツかったことでもそれを続けていくことで次第に慣れていきますよね。
文化部に所属している方なら、技術を磨くために何度も試行錯誤していると思います。
つまり、成長するためにはできないことに挑戦しなければならないのです。
逆に、今できることだけを続けていても現状維持ができるだけで上手くなることはありませんよね。
これは勉強習慣も同じです。
ほんの10分、たった1問だけでも多く取り組むことが成績UPに繋がります。
志望校の合格を掴み取るために、成長を止めることなく進むための基盤を作っていきましょう!
この2点を念頭に、ここからは自分が当てはまる方を読み進めてみてください。
「GWは忙しい」という方が気をつけるべきこと
ここからは、部活の1日練習が連続する、実家に帰省する、法事があるなど、休みにしかできないような予定が詰め込まれている方へ向けたメッセージです。
まず前提として、一般的に受験生の休日の平均勉強時間は8〜9時間と言われています。
とはいえ、ここには皆さんのように限界まで突き詰めても3〜4時間しか時間を取れないという方もいるので、実際には10時間以上勉強しているライバルが沢山いるのです。
つまり、皆さんが合格を勝ち取るには「量よりも質」で勝負しなければなりません。
ということで、ここでは勉強の質を上げるために気をつけるべきことを二つお伝えします。
「最初の10分」に全力を注ごう
まずは、どんなに疲れていてもやる気が無くても、最初の10分は真剣に全力を尽くしましょう。
やる気が無かったけど始めてみたら意外と真面目に取り組めた、という経験はありませんか?
実はこれ、科学的に証明されている理にかなった行動なのです。
詳しい話は以下の記事に書かれているので、気になる方はご覧ください。
【まず5分行動を意識してみる。/ 株式会社篠研】
さて、論理的には5分で勉強を軌道に乗せられるのですが、敢えて10分にしているのには理由があります。
それはずばり「5分では解決できない問題が沢山あるから」です。
例えば、数学の問題が解けるか否かを決める要素の一つに「最初の一文が思いつくか」というものがあります。
武田塾では「5分考えても分からなければ解説を見ても良いよ」と言っていますが、当然ながら解説も真剣に取り組まなければできるようになりませんよね。
なので、問題を考える5分+解説について真剣に考える5分=最初の10分と考えてください!
勉強を始めるタイミングを決めよう!
最初の10分だけ勉強できれば大丈夫、なんて言っていますが、正直なところ最初の30秒ですら億劫な時って頻繁にありますよね。
△時からやろう、これを見終わったらやろう、と思っていてもどんどん先延ばしにしてしまい、結局何もしなかったということも珍しくないでしょう。
なので、そのような事態を避けるために勉強を始めるタイミングを決めましょう!
ここで重要なことは、時間で決めるのではなく生活リズムを基準にすることです。
例えば、朝ご飯・お風呂・就寝など、時間に関わらず毎日行っている行動がありますよね。
そういった行動の「すぐ後」に勉強を始めると決めておけば、勉強以外の行動を挟まず机に向かうことができるでしょう。
※自分で決めた予定はしっかり遂行できるようにしましょう!
確実にできることを増やそう
勉強の質を上げるのに、あれもこれもと手を出してしまうのは逆効果です。
まさしく「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉が勉強にも当てはまります。
そのため、皆さんが意識するべきことは「できるだけ短時間でできることを増やし、積み重ねること」です!
具体的におすすめできる勉強法を一つご紹介しますね。
必ず一つ目標を定めよう!
凄く大事なことなのでもう一度言います。
必ず一つ目標を定めましょう。
実は武田塾の特訓でも同じことを行っているのですが、明確で具体的な目標が有るか無いかで勉強の質は大きく変わります。
ここで忘れてはいけないのですが、目標は目的を達成するために存在します。
「英語を聞き取れるようになりたいから毎日30分英語を聞く」「ベクトルが苦手だから基本問題を2周する」というように、行動への動機付けを必ず行うようにしてください。
目標を達成することが目的にならないよう注意しましょう・・・!
「GWは自由に動ける」という方が気をつけるべきこと
ここからは、比較的自由に行動できる方へ向けたメッセージです。
忙しい方へ向けても書いたのですが、一般的に受験生の休日の平均勉強時間は8〜9時間と言われており、実際には10時間以上勉強している方も沢山います。
そして、自由に過ごせる皆さんは圧倒的な勉強時間で差をつけられる人たちです。
基本的に「はじめに」で述べたことを意識できればそれだけでアドバンテージを得られますが、改めて注意点を二つお話しします。
休みすぎないよう注意
まず断っておきますが、決して休むなと言っているわけではありません。
個人的には、GWのうち1日だけ休息日を設けて遊びに行く方が効果的に勉強できるとも考えています。
ただし、当日に今日は勉強しないと決めたり、疲れたからといって中途半端なところで休憩したりするのは絶対にNGです。
もし突発的な休息を作ってしまうと、そこから一気にやる気を失って勉強できなくなったり、逆に勉強のことが気になってしっかり休めなかったりと、様々な悪影響を受けてしまいます。
なので、必ず計画的に休みを設定してメリハリをつけるようにしましょう!
今のうちに差をつけて逃げ切ろう
実は、ただ勉強しているだけでは有利になるとは言えません。
なぜならば、この時期や夏休みまで忙しい日々を過ごしている人たちは、人並み以上の集中力を備えていることが多いからです。
これはMARCHくらいレベルの高い大学で、強豪とされる体育系の部活やサークルが多いことからも伺えます。
要するに「時間を多く取れること」は皆さんの想像よりもアドバンテージになりにくいのです。
そのため「今のうちに差をつける」という意識をしっかり持って受験に臨むことが必須です!
おわりに
いかがでしたか?
今回は少し長くなりましたが、受験生の皆さんがGWを過ごす上で気をつけるべきことをお話ししました。
最初にも述べましたが、GWは夏休みの前哨戦です。
この1週間という短い期間を乗り越えられるか否かが入試本番の運命に関わってきます。
しっかり自分を律して、知識を身につけながら受験への気持ちを整えていきましょう!
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