こんにちは!武田塾大府校講師のKです!
みなさんは縁起の良い初夢が見られましたか?
私は名も知らぬお地蔵さんに「今年1年は苦労するぞ」と言われました。
道ばたの地蔵が急に喋り出すのも、その喋られた内容も軽くホラーでした…。
そんな法螺話はさておきますが、神様に祈ってでも成し遂げたいことってありませんか?
私の場合は恋愛成就ですが、このブログに辿り着いた方の多くは受験合格という大きな目標があると思います。
また、身近の受験生の合格祈願をしたい方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
ということで、今回は実際に学問の神仏が祀られている神社・仏閣をご紹介します。
ここでは私の知る霊験あらたかなお社をいくつかご紹介するので、参考の一助になれば幸いです…!
大府市&東海市の神社・仏閣
まずは大府校に近いお社から見ていきます。
大府市と東海市からそれぞれ1件ずつ選出しましたので、受験生の方も上手く時間を作って足を運んでみてください!
長草天神社(大府市)
大府市内で最も有名な学問の神社が「長草天神社」、御祭神は菅原道真公です。
鎌倉時代に創建された由緒のある神社で、古くから試験合格や学問成就を願って詣でられています。
長草天神社は共和駅から約1.5kmの距離にある他、境内に無料駐車場があるため、比較的にアクセスが良好と言える立地にあります。
ただし、2022年2月20日(日)は「どぶろく祭り」というお祭りがあるため、駐車場はほぼ空いていないと思われます。ご注意ください。
(公式HPは有りませんでした。詳しい場所については地図アプリなどをご参照下さい。)
熊野神社(東海市)
東海市からは「熊野神社」をご紹介します。
御祭神は3柱いますが、その内の1柱が「事解男命(ことさかをのみこと)」になります。
名前にある「事解」は、「様々なことから離れる」という意味から悪縁切りを、「様々なことを理解し判断する」という意味から学問を、それぞれ司っています。
創建年次は詳しく分かっていませんが、安土桃山時代初期から江戸時代初期の間には既に存在しており、その地域に根強く鎮座しています。
熊野神社は高横須賀駅から約1.3kmの距離にある他、国道155号線が近くに通っているため、こちらもアクセスが良好です。
2022年1月14日(金)に左義長祭が行われる他、1月から3月の間に様々な神事・式典が行われますので、車でお参りに行く際はご注意ください。
愛知県内の神社・仏閣
次に愛知県内のお社を挙げていきます。
尾張から2件、三河から2件を選出したので、ピンと来たところにお参りに行くのも良いかもしれません。
上知我麻神社(名古屋市)
名古屋市に鎮座する「上知我麻神社」は熱田神宮の摂社で、「乎止與命(おとよのみこと)」を祀っています。
乎止與命は熱田の地主神であると同時に、神仏混合で文殊菩薩と関連付けられたことから、知恵の神様ともされています。
上知我麻神社は熱田神宮正門の左手にあり、神宮前駅からは少し遠い場所にあります。
また、実は神宮境内の西門付近に菅原道真公をお祭りする「菅原社」もあります。
どちらもあくまで摂末社なので、まずは本宮の熱田大神をお参りしてから順に回るようお勧め致します。
上野天満宮(名古屋市)
「上野天満宮」は山田天満宮・桜天神社と共に名古屋の三大天神とされています。
御祭神は菅原道真公で、平安時代中期に安倍晴明の一族によって祀られたことが上野天満宮の起源とされている歴史のある神社です。
上野天満宮は砂田橋駅から約800m、茶屋ヶ坂駅から約850mの距離にあります。
駐車場も設けられていますが、天満宮の周囲が住宅街で一方通行の道路が多いため、車でお参りに行く際は安全に十分お気をつけください。
岩津天満宮(岡崎市)
三河にある天満宮からも1件取り上げます。
菅原道真公を祀る「岩津天満宮」は、古来より多数の古墳が存在する聖地に創建されました。
その由緒は、江戸時代に鎌倉の荏柄山天満宮から御分霊をいただいて岩津山に祀られたという比較的新しいものではありますが、多くの説話が残されている霊験あらたかなお社です。
岩津天満宮は最寄り駅から徒歩で行ける距離にないので、公共交通機関を利用される場合は岡崎駅または東岡崎駅からバスをご利用ください。
また、1月から3月にかけて多くの祭事が行われるので、車で参拝される方は渋滞にお気をつけください。
財賀寺 文殊堂(豊川市)
「財賀寺(ざいがじ)」の歴史は特に古く、724年に聖武天皇の勅願により開闢(かいびゃく)されました。
その後も、弘法大師(空海)によって再興されたり源頼朝に多くの寄進をされたりと、数々の偉人にその力を認められてきた真言宗の寺院になります。
財賀寺の本堂には千手観音菩薩が本尊として祀られており、少し下った場所にある文殊堂に文殊菩薩が祀られています。
財賀寺は山間に開闢された寺院で、私が調べた限りでは公共交通機関が通っていないようです。
また、駐車場がいくつか設けられていますが、駐める位置によってはちょっとした山登りになるので、参拝の際は交通・体力共にご注意ください。
(以下は公式HPになります。「セキュリティ保護なし」と表示されるため、アクセスする際はお気をつけください。)
東海圏内の神社・仏閣
さらに範囲を広げて、愛知県に隣接する三重県から2件、岐阜・静岡・長野の3県からそれぞれ1件ずつ選出します。
参拝する労力以上にご利益を得られるお社ばかりです!
三重県編
三重県は伊勢神宮をはじめとして、力を持つ多くの神社・仏閣が現存しています。
また、その強大さからご利益の解釈について自由度が高く、「受験に勝つ」ことから軍神に、「道を照らす」ことから天照大神に、「道を拓く」ことから猿田彦大神にと、様々な神様が合格祈願をされています。
従って、三重県に限って「学問の神様」という縛りをなくした2社をご紹介します。
椿大神社(三重県鈴鹿市)
「椿大神社」は導きの祖神である「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」を主神として祀っている大社です。
紀元前3年に倭姫命の神託によって社殿が創設されたとされ、日本最古の神社の1つに数えられています。
また、全国に二千社以上もある猿田彦大神を祀る神社の本宮とされています。
(ちなみに、猿田彦大神は日本昔話の牛若丸に登場する天狗と同一視されています。)
椿大神社は新名神高速道路のすぐそばにあり、車でのアクセスが抜群に良い神社です。また複数の駅からもバスが出ており、約1時間で到着することが出来ます。
あくまで導きの神様なので、お参りする際は志望校への進路を開いてくださるように祈願することをお勧めします。
神明神社(三重県鳥羽市)【女性向け!】
これまで紹介してきたお社とは趣が大きく違う神社を1件ご紹介します。
「神明神社」には鳥羽三女神の1柱で、「女性の願いであればなんでも1つは叶えてくれる」という通称「石神さん」が祀られています。
元々は地元の海女たちが安全と豊漁を願って信仰された女神であり、いつからご利益の内容が変わったかは分かりませんが、現在も地元のみならず全国の女性から信仰されている神様です。
神明神社は志摩半島の先端の方にあります。公共交通機関を利用する場合は鳥羽駅からバスで40分、車を利用する場合は名古屋から約2時間です。
車で参拝する際は、海女文化資料館の駐車場を利用するようにお願いします。
岐阜・静岡・長野県編
ここからは学問の神様に立ち返って、それぞれ1件ずつ取り上げます。
今からご紹介する3件のうち2件は天満宮・天神社ですが、それぞれ特別な由緒のあるお社なので是非ご覧ください!
飛騨天満宮(岐阜県高山市)
菅原道真公を祀る「飛騨天満宮」は、菅原道真の三男である菅原兼茂が建立したと言われる縁深い神社です。
菅原道真と同時期に飛騨へ左遷された菅原兼茂が父の死を聞いて悲嘆に暮れ、903年にそこにあった梅の木に道真公の像を刻んで御霊を招いたことが飛騨天満宮の起源とされています。
太宰府天満宮の直系とされる神社で、古来より深く信仰されているお社です。
飛騨天満宮は高山駅から約850mの距離にある他、近くに市営駐車場も設けられています。
この時期の高山は積雪していますので、道中に十二分の注意をお願いします。
(以下は飛騨天満宮のHPです。「セキュリティ保護なし」と表示されるので、アクセスする際はお気をつけください。)
見付天神 矢奈比賣神社(静岡県磐田市)
「矢奈比賣神社(やなひめじんじゃ)」は矢奈比賣命(やなひめのみこと)を主神とする神社ですが、相殿に菅原道真公を祀ることから「見付天神」として親しまれています。
またこの神社の境内には、悪い妖怪を退治したとされる霊犬の悉平太郎(しっぺいたろう)が祀られており、厄払いの神社としても有名です。
創立年次は不明ですが、少なくとも千年以上の歴史を持ち古来から信仰されている神社となっています。
見付天神は磐田駅からバスで約7分、東名磐田ICから約7分の距離にあります。
比較的にお参りしやすい神社なので、是非ご一考ください!
戸隠神社(長野県長野市)
「戸隠神社」は、天照大神が隠れてしまった天の岩戸を手力男命(たぢからをのみこと)が投げ飛ばした際に、その岩が飛来して山になったとされる場所に創建されました。
そのことから、戸隠神社には天岩戸伝説に関わる神々が祀られています。
その中でも、中社に祀られている「天八意思兼神(あめのやごころおもいかねのみこと)」は知恵の神様として信仰されており、二千年以上の歴史を持っています。
戸隠神社は長野駅から路線バスで約1時間、上信越自動車道信濃町ICから約30分の位置にあり、おそらく今回ご紹介する神社・仏閣の中で一番行きにくいお社だと思います。
山奥にある神社でこの時期は酷い雪道になっていると予想されますので、交通と防寒に十分な対策をしてお出かけください…!
京都府&奈良県にある神社・仏閣
古の都である京都府と奈良県には、古来から力を持つ神社・仏閣が現存している他、聖地とされる場所も多く存在しています。
また、鉄道・道路共に万全の整備がされており、飛騨地方や長野県北部よりも格段に行きやすいです。
今回はそれぞれ2件ずつご紹介しようと思います!
北野天満宮(京都府京都市)
菅原道真公を祀る「北野天満宮」は、全国に約一万二千社もある天満宮・天神社の総本社とされている神社で、太宰府天満宮(福岡県)・防府天満宮(山口県)と共に日本三大天満宮を成しています。
947年に創建されてから、地元の住民から皇室に至るまで広く信仰されてきました。
北野天満宮に参拝する際は、京都市に張り巡らされている市バスを利用すると便利です。
車を利用する際は、毎月25日が駐車場を利用できない日となっているのでご注意ください。
智恩寺(京都府宮津市)
「智恩寺」は天橋立のすぐ近くにある寺院で、後ほどご紹介する「安倍文殊院」と共に日本三文殊第一霊場とされています。
また、ご本尊の文殊菩薩は「切戸の文殊」として古くから信仰されてきました。
智恩寺の起源には諸説有りますが、少なくとも醍醐天皇から「天橋山智恩寺」の号を賜った904年から長らく親しまれている寺院になります。
智恩寺は天橋立駅から徒歩5分の距離にある他、有料駐車場が100台分設けられています。
日本三景の一つである天橋立観光と一緒に参拝されてみては如何でしょうか?
https://www.monjudo-chionji.jp/
久延彦神社(奈良県桜井市)
「久延彦神社」は大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社で、久延毘古命(くえびこのみこと)を祀っています。
久延毘古命はもともと案山子で田の神でしたが、ある見知らぬ神が出雲に訪れたときに唯一その神が少彦名命(すくなびこなのみこと)であると言い当てたことから、世の中の全てを知る知恵の神様としても信仰されるようになりました。
また、久延彦神社が属する大神神社は自然信仰の形をそのまま神道に引き継いだお社で、日本最古の神社の1つに数えられています。
余談ですが、私が中学受験・大学受験の際に合格祈願をした神社もここになります。
大神神社は境内にJR三輪駅がある他、多くの無料駐車場が設けられています。
この神社は「呼ばれた者のみが参拝できる」との言い伝えもあるので、直感で「行きたいかな」と思われた方にはお勧めしたい神社です!
(以下は大神神社のHPです。「セキュリティ保護なし」と表示されるため、アクセスする際はご注意ください。)
http://oomiwa.or.jp/keidaimap/21-kuehikojinja/
安倍文殊院(奈良県桜井市)
久延彦神社と同じく奈良県桜井市にある「安倍文殊院」は、先述した智恩寺と同じく「切戸の文殊」を祀っている日本三大文殊第一霊場とされています(第一霊場が2件あるのは違和感がありますね…)。
創建されたのは大化の改新が起こったことでも有名な645年で、雲海を渡って説法の旅に出かけている姿を写した御本尊は国宝にも指定されており、千三百年以上に渡って多くの人々の願いを叶えてきた力のある寺院です。
安倍文殊院は桜井駅から徒歩20分、バスで7分の位置にある他、有料駐車場200台分を備えています。
先述の久延彦神社とも近いため、一緒に参拝してみては如何でしょうか?
https://www.abemonjuin.or.jp/
最後に
如何でしたか?
今回は大府校付近から遠方まで計15件の神社・仏閣をご紹介しました。
訪れたいお社は見つかりましたか?
私は大府校近くの地蔵堂に苦労を軽減して貰えるようお願いしてきます…。
さて、基本的に神道は感謝を伝える宗教、仏教はお願いをして救ってもらう宗教とされていますが、真剣な気持ちを持っていればあまり気にする必要はないと思います。
ただし、どれだけ真剣に祈ったとしても、本人が頑張らなければ入試に合格することはできません。
なので、受験生のために合格祈願をする方は、同じくらい受験生本人のことも真剣に支えてあげてください…!
もちろん、
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