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【受験生向け】頑張りすぎは禁物!冬休みの過ごし方!

こんにちは!武田塾大府校のKです!

師も走り回る12月、大学入試共通テストもまた猛ダッシュで迫ってきていますね…!

とはいえ、その前に来るのは冬休みです。特に、年末年始は自由に時間をやりくりできる期間があると思います。

しかし言い方を変えれば、それは強制的に勉強させられる時間が激減するということでもあります。

様々な誘惑が急増する中で自律しなければならない年末年始は、受験期において一番崩れやすい時期だと言っても過言ではありません。

そこで、今回は受験本番まで駆け抜けていけるよう、冬休みの過ごし方についてお話しします!

juken

 

冬休みは「ロングスパート」!

今回は受験期の冬休みを、お正月の名物である「箱根駅伝」に例えてお話ししていきます。

皆さんは箱根駅伝の総距離をご存じですか?

その距離はなんと217.1kmにも及びます。箱根駅伝は10区に分けられているため、1人あたり20km強を走ることになりますね。

では、2日間かけて行われた2021年の箱根駅伝で、1位と2位の差はどれほどだったかご存じですか?

なんと52秒です。走破するのに約11時間もかかるのに、ゴールした時間は1分も変わらなかったのです。

 

さて、皆さんの受験期を駅伝に当てはめると、「冬休み~共通テスト」は第9区、「共通テスト~一般入試」は最終区だといえます。

同じゴールを目指す人たちと競い合っている皆さんは、現在の体力やゴールまでの距離などからペース配分を計算しなければならない時期です。

そのペース配分を誤ってしまうと、ゴール目前で体力が尽きて他の受験生に抜かされてしまったり、体力が余ったまま追い抜ききれなかったりします。

要するに、飛ばしすぎたり抜きすぎたりしてはならないということです。

従って、冬休みからは計画的・継続的に全力を出す「ロングスパート」態勢で受験に臨むことがベターでしょう。

 

最も重要なことは、

どれだけ勉強できるかを一番よく知っているのは皆さん自身

だということです。

以下ではあくまで目安をお伝えしますが、今一度しっかり考えてみてください…!

 

「1日くらい」で勝負が決まる!

大晦日や元日は、毎年家族と一緒にのんびり楽しく過ごしてきた方が多いと思います。

私も、受験生時代は「元日くらい休んでも良いだろう」という考えがありました。

しかし、「1日くらい」という考えは命取りです!

冒頭にお話ししましたが、2021年の箱根駅伝で11時間かけてついた差はたったの52秒でした。

私が超えられなかった第一志望の壁は、2700点満点のテストでついたわずか69点の差でした。

私が休んでしまった、周りの受験生が走り続けていた「たった1日」の差で明暗がはっきりと分かれてしまったのです。

なので、皆さんには同じ轍を踏んで欲しくありません。

冬休み前に「1日くらい大丈夫」という考えを持っている方は、今すぐ考えを改めることを強くお勧めします…!

 

やり過ぎ注意!見据えるべきは受験本番!

周りが走り続けているときに自分が止まってしまうのは良くないことですが、「周りが走っているから自分はさらに走らなきゃ」と考えるのもまた良くないことです。

というか、そもそも周りを見ながら走ること自体あまり良くありません

 

例えば、残り5kmの道のりが残っていたとして、13km/hで走れば自分の体力を使い切りながら最速でゴールできるとします。

目の前に15km/hで走るランナーがいるとして、そのランナーに勝つ可能性をイメージしてみましょう。

自分よりも早く走るランナーと併走する場合と、自分のペースを崩さずに走る場合、どちらの方が勝つ可能性が高くなるでしょうか?

考える人

まず、速いランナーと無理して併走する場合は、勝てる可能性が限りなく低くなります。

なぜなら、最後まで走りきれなくなるからです。ライバルの有無に関わらず、途中で力尽きてしまえばこれまでの努力が水の泡です。

ちなみに、ここで言う「力尽きる」とは、風邪やインフルエンザなどで体調を崩したり、メンタルコントロールが効かなくなったりして、受験すら出来なくなることです。そんな終わり方は絶対に避けたいですね…。

 

逆に、自身のペースを維持して走る場合の方が勝てる可能性は高くなります。

「速いランナーが途中で力尽きるかもしれない」、「想定以上の力が自然に出るかもしれない」など、予測できないことは沢山有りますが、少なくともゴールすれば何かしらの結果が返ってきます。

従って、「確実に受験の終わりまで走りきれること」が何よりも重要です!

 

入試本番を目安にペース計画を!

ここまでは、「受験本番を見据えて継続的に全力を出そう!」というお話をしてきました。

ただ、入試までもうすぐと言ったところで1か月という長めの期間があるため、何の目安も無くペース計画を立てるのは難しいですよね。

なので、計画は1か月という長い目で見るのではなく、1日ごとの積み重ねという考え方で立てましょう!

 

まず、国公立志望の方「共通テストの時間割」を基準に1日の過ごし方を考えましょう。

テスト開始時間から逆算して、朝は何時に起きるか・会場まで移動するときは何をやっているか・何時に帰ってくるか・何時に寝るか…等々。

これらを基準にすれば1日の過ごし方はおおよそ確定します。

あとは、「1日目のテストが終わってから2日目の勉強にどれほど時間をかけられるか」を考えましょう。

気付けば24時間分の計画が完成していると思います。

テスト本番はいつもの勉強よりも確実に疲れるので、冬休みのうちから徐々に乗り越えられる体力をつけていきましょう!

 

私立志望の方は、「一般入試の時間割」を基準に生活習慣を作りましょう。

計画の立て方は概ね国公立志望の方と同じですが、特に遠方の私立大学を受験される方は、土地勘があまり無い中での受験となります。

首都圏では満員電車で単語帳すら開く余裕が無かったり、地方では電車が30分に1本しか無かったりと、移動時にイレギュラーが発生する可能性があります。

従って、普段の生活よりも余裕を持った行動をしながらいつも通りの勉強が出来る方法を考えましょう!

 

最後に

如何でしたか?

今回は受験生の方に向けて、「冬休みの過ごし方」と「やってはいけないこと2つ」についてお話ししました。

「たった1日」で合否が決まる

周りに合わせて無理をしすぎるのは危険

・冬休みのうちから入試本番の生活習慣に慣れる

この3点を意識して、受験が終わるまで継続的に全力を尽くしましょう!

ここまで走ってくることができた皆さんであれば、必ず最後までやり遂げられます。

頑張れ!!!

 

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