こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。
2021年5月より講師、
2022年2月より講師リーダーとして働かせて頂いております。
武田塾王子校の自習室では、
朝早くから夜遅くまで多くの高校受験生・大学受験生が
一生懸命自学自習に励む様子が見受けられます!
また、校舎には常に校舎長や優秀な講師陣が常在しているため、
5教科7科目に関して何か気になったときにはいつでも、
基礎的な質問から発展的な質問まで幅広く対応することが可能です!
このブログをご覧になっている受験生の皆様も
後悔のないように一日一日を有意義に過ごすことで、
最後まで諦めずに志望校合格を目指してください!
私のブログでは、特に旧帝国大学や早慶を始めとする
最難関国立・私立と言われる大学の紹介や、
共通テスト・国公立大学二次試験対策法、
5教科7科目の定期試験対策勉強法を取り扱う予定です!
前回のブログでは、
なかなか思うように古文の成績が伸びない受験生のために、
古文の成績が伸びない原因とその解決方法について
現役早稲田生である筆者が解説しました!
【早稲田大学複数学部合格講師が語る】そろそろ古文伸ばしたくない?
https://www.takeda.tv/o-ji/blog/post-273695/
目次
- 多くの受験生が古文に苦手意識を持っている2つの原因とは...。
- ①訳せない→読めない→分からない→解けない...以下永遠ループ
- ②現代では考えられないことが起きすぎている?!
- 考え得るこの2つの原因の解決方法をそれぞれ解説します!
- ①古文単語・古典文法を徹底的にインプット&アウトプットしましょう!
- 何が何でもまずは古文単語帳を1冊完ぺきにしてください!
- 次に古典文法の助動詞・敬語を中心にすべてを吸収せよ!
- ②古文の世界あるあるをしっかりと理解しよう!
- ①古文単語・古典文法を徹底的にインプット&アウトプットしましょう!
- まとめ
という構成で私の受験体験記と、
王子校で国語特訓を受け持つ中で
感じた効率の良い勉強法を混ぜ込みながら説明しました。
もしまだ閲覧していない受験生の中で、
古文が苦手だと感じる方は今すぐに確認しに行ってみてください!
今回のブログでは、
前回のブログで説明したような
基本的な知識を詰め込み終わった受験生に向けて
長文読解の勉強法・復習法について説明していきます!
王子駅付近で高校受験・大学受験の塾・予備校を探している
受験生・ご両親のみなさんは、
是非このブログを見た後に、
武田塾王子校に足を運んでみてください!
相談事・悩み事でいっぱいの高校受験・大学受験に関して、
受験のプロが無料受験相談会を実施しています。
また、大学受験を意識し始めた高校1~2年生の皆さんの進路選択にとっても、
有意義な情報を共有しますので、是非最後までご覧ください!
現役早稲田生が取り組んでいた古文長文の勉強法・復習法
どんなに時間が掛かっても品詞分解と直訳だけは怠るな!!
古文読解のゴール:昔の日本語で書かれた文章を今の日本語で理解すること!
大学入試の古文読解の設問で点数を取るには、
文章中の表現を理解しやすい形に脳内で変換する必要があります。
最初の方は各品詞がどのように訳せるかを
丁寧に参考書で確認しながら進めていく必要があるので、
もちろん時間はかなり掛かることが予想されます。
しかしながら入試本番では現代文の方が時間が掛かる関係で、
古文には速読・精読が求められてしまいます...。
正確な現代語訳を素早く行えるようになるためには、
普段の参考書学習から品詞分解・直訳の練習をしておくことが最も大切です。
一般的に長文読解の参考書の解答解説に記載されている、
・本文→意訳(現代語訳)
と飛ばして考えるのではなく、
・本文→品詞分解→直訳→意訳(現代語訳)
という段階に分けてインプットした知識を使いこなすステップを入れましょう!
大学受験御用達の徒然草で一緒に勉強してみよう!
共通テスト国語第3問目に例えば、
つれづれなるままに、ひぐらし硯にむかひて心にうつりゆく由なしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
から始まる文章が出題されたとします。
次に品詞分解をして構造的にこの1文を考えてみると、
つれづれなる/まま/に/、/ひぐらし/硯/に/むかひ/て/心/に/うつりゆく/由/なし/ごと/を/、/そこはかとなく/書きつくれ/ば/、/あやしう/こそ/ものぐるほしけれ/。
となります。(もしここで躓いたのなら古典文法に戻ってください。)
もし品詞分解をしたうえで訳せなさそうな古文単語があれば、
ピックアップして日本語訳を調べるようにしてください!
・つれづれなる→形容動詞・ナリ活用「そこはかとなし」連用形
意味:することもなく手持ち無沙汰だ。
・ひぐらし→副詞
意味:朝から晩まで。一日中。
・うつりゆく→カ行四段活用動詞「うつりゆく」連体形
意味:浮かんでは消えてゆく。
・由→名詞
意味:理由。いわれ。わけ。
・そこはかとなく→形容詞・ク活用「そこはかとなし」連用形
意味:とりとめもない。
・あやしう→形容詞・シク活用「あやし」連用形 ウ音便
意味:不思議だ。
・ものぐるほしけれ→形容詞・シク活用「ものぐるほし」已然形
意味:狂おしい気持ちだ。
次にその該当する日本語訳を古文単語と入れ替えてみます。
することもないまま、一日中硯に向かって心に浮かんでは消えていくわけもないことをとりとめもなく書きつくすと、不思議と狂おしい気持ちになるものだ。
これがいわゆる直訳です。
本来ならば日本語に訳してもよく分からない単語があれば、
逐一、より適切な言葉でい言い換える(意訳)のですが、
今回は十分意味が伝わるので問題ありません!
ちなみに意訳(現代語訳)はこれです。
これといってすることもない、一人でいる物わびしさにまかせ、終日、硯に向かって、心に浮かぶつまらぬことを、漠然と書きつけてみると、何とも妙に気遣いじみた心地がする。
まとめ
今回は、
古文単語・古典文法・古文常識を
インプットした後の具体的な古文の勉強法・復習法
について細かく解説しました。
例年受験生に嫌われがちな科目上位に君臨する
古文ですが結局は言語に過ぎずやれば伸びますので
苦手意識を持ちすぎずに取り組んでみて下さい!
各科目や参考書ごとの細かな勉強方法と同じくらい、
勉強の計画をしっかり立てることの重要度は極めて高いと、
自身の経験から強くそう思っています。
私はこの武田塾で、
一人でも多くの受験生の皆さんに、
より効率の良い勉強法を知ってもらい志望校に合格できるように、
受験勉強を徹底的にサポートしたいと思っています。
この記事を読んで少しでも大学受験に興味を持っていただければ幸いです!
他にもたくさんの大学受験に関する情報を発信していきますので、
志望校決定の際の参考にして頂ければ光栄です!
また、受験勉強に関して相談できずに困っている方は、武田塾王子校に是非相談しに来てください!
武田塾王子校では無料受験相談というものを行っています!
無料受験相談ではみなさんの悩みを教えていただければ、
効率的な勉強法や、志望校までの最短ルートをお伝えすることができます!
何かきっかけになればと思いますので、是非気軽にご連絡ください。
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