皆さんこんにちは!
沼津駅から徒歩3分、『日本初!授業をしない塾』がキャッチフレーズの武田塾沼津校です。
10月に入り暑さも和らいできたかと思ったのもつかの間、とても寒くなってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。
充分にお気を付けください!
受験生の皆さんは、第一志望校はもうお決まりのことと思います。
目標とする大学への合格に向けて必死に頑張っていることでしょう。
一方で併願校の候補は決まっているでしょうか?
自分の志望する大学だけを受験するという生徒は少なく、浪人を回避するために滑り止めと言われるような大学を手厚く受けていくことによって今年度中での大学進学を目指す方が圧倒的に多いと思います。
本日は併願校の決定基準についてお話していきたいと思います。
まず初めに、現実と向き合おう
第一志望に合格するために、まずは現実を直視しなければなりません。
同じ大学を志望するライバルたちと自分を比べてみて、あとどれくらいの努力が必要なのかを認識する必要があります。
第一志望校の合格可能性は?
皆さんは第一志望の合格確率ってどれくらいだと思いますか?
先に結論から申し上げますと平均10%と言われています。
つまり、大学の学内で「あなたはこの大学が第一志望でしたか?」と聞いたときに10人に1人しか「はい」と答えてくれません。
(一般入試で合格した学生に限ります。)
もちろんこの数値は大学によって変わります。
おそらく東大生に「東大が第一志望でしたか?」ときいたらほぼ100%「はい」と返ってくるでしょう。
早慶レベルでもほぼ同様だと考えられます。
これは東大や早慶が日本で最難関のレベルの大学だから、多くの人にとって第二志望以下に属することはありえないという事実に基づいていることは容易に想像できるかと思います。
一方で日東駒専~MARCHのような、いわゆる中堅・上位クラスの大学になってくると「第一志望は早慶でした」と答える人の割合が増えてきます。
したがって、平均にすると10%の第一志望合格率であっても中堅レベルほどその合格率は下がっていくのです。
ここでは仮に5%くらいとしておきましょう。
日東駒専~MARCHレベルを第一志望とする受験生は、その5%に入り込む気持ちで勉強に励んでいきましょう!
何校くらい受ければいい?
上記では、第一志望への合格というのがそんなに簡単でないと紹介しました。
したがって「今年ダメなら浪人して来年チャレンジする」と決まっている受験生は第一志望クラスのみの受験でも構いませんが、浪人を回避したい現役生やこれ以上の浪人は許されない浪人生のような、今年度の受験で確実に進学先を決めたい受験生の皆さんは第二志望以下いわゆる滑り止め(=安全校)と言われるような大学を併願する必要があります。
一般受験での受験校数は共通テスト利用入試を含めても10校程度と言われています。
この10校の大学・学部の受験バランスは
3:挑戦校
4:実力相応校
3:安全校
くらいが理想的です。
また、これらのレベル群の中でも難易度は散らばっていて、さらに入試日程が進むにつれて難易度が徐々に上がるような併願プランを組めたら最高です。
【偏差値50の生徒の安全校受験の例】
2月1日:偏差値40の大学
2月2日:偏差値42.5の大学
2月4日:偏差値45の大学
のような感じです。
日程はあまり過密すぎると大変なので、連続でも2日までがいいのではないでしょうか。
私の安全校ってどこ?
自分にとっての安全校は体調不良でも受かるような大学という認識でいてください。
入試は朝から開催されますが、この時間は社会人の通勤ラッシュと被ります。
ライバルの受験生たちが一同に同じ会場に向かうことになりますので通常時とは比べ物にならないほどの交通機関の混雑が予想されます。
さらに、今年の冬は新型コロナウィルスとインフルエンザが同時期にピークを迎えるかもしれないという専門家の予想もあり、常に万全の状態で入試に挑めるとは限らないということもあります。
もちろん、コロナやインフルに罹った場合は入試会場に向かってはダメですよ。
だいたい、偏差値的に言うと自分の最終偏差値からマイナス5~10くらいの大学と考えておくといいでしょう。
自分の最終偏差値が50の受験生は「偏差値40~45の大学」を受験することがオススメです。
もちろん偏差値45ばかりを受験するのではなく、40~45をまんべんなく受験しましょう。
上の【偏差値50の生徒の安全校受験の例】のような感じです。
ここで言う自分の最終偏差値とは
最後に受験したマーク模試での偏差値のことです。
河合塾・駿台・東進が11月末~12月の2週目までマーク模試を開催してくれていますので、これらのいずれかを必ず受験しましょう。
どれも年内に返却されますので、ここで出た成績をもとに併願校を最終決定することになります。
個人的なオススメは河合塾の全統プレ共通テストです。
全統模試は受験者が最も多く、算出される偏差値の信頼度が最も高いからです。
もちろん受験生の成績はギリギリまで伸び続けます。
11月~12月の模試の時よりも入試の時の方が圧倒的にレベルアップしているかもしれません。
志望校や共通テストの過去問のでき次第では上方修正も可能ですよ!
併願校の決定基準
自分の第一志望校の情報はしっかりとリサーチできていると思いますが、併願校はどうでしょう?
多くの受験生は特に安全校のリサーチが不足しています。
出願ギリギリのタイミングでは勉強に集中したいので、あまり併願校の調査に時間をかけていられませんので、今のうちに候補となる大学を選定しておく必要があります。
12月には2パターン作っておきたい!
最終的な決定期限の目安は年内です。
12月末には最後の共通テスト模試の成績票が返却されますので、これをもとに2パターンほど併願プランを作成します。
作っておくべきなのは
①共通テスト利用入試で成功したとき
②共通テスト利用入試で失敗したとき
の2パターンです。
共通テスト利用での入試は第一志望クラスの大学の合格は現実的ではありません。
ここで取れるのは安全校であると考えていてください。
①共通テスト利用で成功したとき
共通テスト利用入試で、高確率で安全校の確保に成功したといえる場合は一般入試では多少挑戦的な併願プランを組んでもいいでしょう。
実力相応校、挑戦校の受験比率を増やしても構わないかと思います。
ただし、共通テストはあくまで自己採点でしか判断できません。
本番でのマークミスの可能性や、受験した大学のボーダーラインの上昇などで思ったような結果が得られないという場合も想定して安全校の完全カットは控えた方がいいでしょう。
仮に共通テストでうまくいったとしても、一般入試では少なくとも一つ以上は安全校の受験をした方がいいです。
②共通テスト利用で失敗したとき
共通テストで安全校の確保の見込みが得られなかった場合には、一般入試での安全校の比率を増やすべきかもしれません。
合格確保ができなかったというプレッシャーは一般入試本番で想像以上に重くのしかかってきます。
安全校の中でも、たとえインフルに罹っていても合格できると自信を持って言えるような大学から始めていくのが無難でしょう。
いずれの場合にしても、安全校の選定がかなり大事です。
また、大学や学部によっては大学のレベル以上に共通テスト利用のハードルが低い大学もありますので、必ずしも安全校だけしかチャンスがないというわけではありません。
自分の気になる大学は共通テスト利用入試のボーダーラインも気にしてみてはいかがでしょうか。
共通テスト利用での受験をそもそも考えてないよ、という方は1パターンだけの作成で大丈夫です。
大学で選ぶメリット
併願する大学のレベルが決まったら具体的にどこの大学を受験するのかを決定することになります。
その際の判断基準としては大学で選ぶか、学部で選ぶかのどちらかになると思います。
「日本大学を中心に受験する」と決めた文系の受験生は
日大の文学部、法学部、経済学部など同一の大学内で複数学部を受験することになります。
同じ大学からの出題なので、学部が違っても出題傾向が似ていることが多くあり、対策に統一性が持てます。
「〇〇を学びたい」というよりも「〇〇大に進学したい」というモチベーションの方が高い場合は、併願校を同一大学内の複数学部で固めた方がいいでしょう。
また、同一大学内での複数学部受験の場合だと受験料が割引されるところもあるのが魅力ですね。
学部で選ぶメリット
大学よりも学びたい学問を決定基準にする場合は複数の大学を調べておく必要があります。
日東駒専レベルを併願する法学部に進学したい受験生は日本大学の法学部・東洋大学の法学部・駒澤大学の法学部・専修大学の法学部というように様々な大学を受験することになります。
学びたい学問が決まっているほうが勉強のモチベーションも高く維持できるでしょうし、複数の大学に合格してどこに進学するか選ぶのも楽しいかと思います。
実際、受験が終わった生徒たちの中でも「明治と立教と青山学院、どれがいいと思います?」と相談に来てくれる子がいたりしますが、その顔は充実に満ちていてすごく楽しそうです!
逆算して準備をしよう
候補の選定は11月中に!
12月で受験校を最終決定するためには11月中に候補をピックアップしておかなければなりません。
そんなに膨大な時間を費やすというほどでもないのですが、受験が迫ってくるほど勉強時間が惜しくなります。
今のうちから始めて12月以降には勉強一色に染まっていられるように準備をしておきましょう!
第一の勝負は11月末!
いざ併願校の候補が決まったら、あとはそれに向けて準備をするだけです!
11月末~12月での模試の成績を参照するので、ここでの結果はとても重要です。
必ず、模試対策をしてください!
受験生の中には「模試はぶっつけ本番の実力勝負」と思って事前に対策をしない生徒が多くいます。
しかし、これは意味がないです。
実際の共通テスト本番と可能な限り近しい条件で受験するためには、模試当日だけではなくその前段階から本番を意識して受験しなければなりません。
さらに、この結果が自分の最終偏差値となり、受験する併願校の決定を大きく左右する模試なのだとしたら生半可な準備で挑むことなどできるはずがありません。
目標とする点数、その目標点を取るために必要な勉強量や時間などの準備を決めて万全を期して模試に臨んでほしいと思います。
共通テスト受験者は1月の結果次第!
最後の模試を終えたら約1か月後には共通テスト本番です。
この結果次第で出願が決まりますので非常に重要なのは言うまでもないですね!
最後の模試の結果次第で共通テスト本番での目標点は変わってくるかと思います。
その目標点に向かって何をどれだけ対策しなければならないのかを決めましょう。
共通テストの結果が志望校の合格を左右する国公立受験者はこのテストに対して余念のない準備をしています。
しかし一方で、私立大学の受験生は共通テストに対する緊張感がやや欠けていることがあります。
自分の志望校受験にとっても共通テストの結果は無視できないものと認識して、緊張感をもって取り組んでください!
まとめ
意外と面倒な併願校決定のお話をしてきましたが、まとめると
①併願候補の大学を調べよう(特に安全校)!
②11月中に2パターンの併願プランを作ろう!
③年末の模試の結果で決めよう!
④そのための準備をしよう!
⑤共通テスト本番も頑張ろう!
ということです。
この中で一つでも自身で決めかねるものがありましたらお気軽にお問い合わせください!
入塾の可否にかかわらずアドバイスなどのお話を差し上げられるかもしれません!
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なにか勉強方法や今後の計画で気になることがあれば随時相談に乗りますので、
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