こんにちは!武田塾西尾校です。
突然ですが、皆さんはスマホの誘惑に負けずに勉強することが出来ていますか?
勉強していてもだんだんスマホが気になってきて、つい触ってしまうってことありませんか?
そんなあなたは「スマホ依存症」かもしれません。
スマホは何かを調べたりする際にはとても便利ですが、受験生にとっては多くの場面で弊害となってしまいます。
特にこれからは夏休みに入っていきますので、毎日が休日状態になってしまうことでしょう。
それに伴いスマホを使用する時間が増えていってしまう人が多いと思います。
しかし夏は受験生にとって最も重要な時期であり、良くも悪くも今後の学習に大きな影響を与えていきます。
十分な学習時間を確保するためにも、今回はスマホの恐ろしさからスマホ利用の適正化まで詳しく解説していこうと思います!
スマホの恐ろしさ
まず、スマホ依存症には下記のような症状が挙げられます。
・スマホが無いと落ち着かない、暇があればスマホを見てしまうといった精神的な依存
・目の疲れ、視力低下、肩こり、頭痛、腱鞘炎などの身体症状
・不安、注意散漫、睡眠障害、記憶力低下などの精神症状
・外に出る機会が減る、人と直接会わなくなるなどの、コミュニケーション障害
皆さんも見てわかると思いますが、これら全て受験生にとってはマイナスでしかありません。
東北大学の研究によると、スマホの使用時間が1時間増えるごとに、中高生の数学の点数が約5点減るという研究結果もあります。
つまり、スマホを1日8時間触る人と1日1時間触る人とでは、合計して35点もの差が生まれてしまうということです。
また、スマホを長時間使用した後に勉強しても、30分から1時間は脳の機能が低下してしまっているため、必死に勉強してもその間の学習効果は薄くなってしまうことも知られています。
例えば、一般的に寝る前は英単語など暗記系の勉強をする方が良いといわれています。
仮にその前にスマホを長時間触っていたとすると、覚えようと思っていた単語は、実はほとんど覚えられていないままその日を終えてしまうことになります。
このようにスマホは使用している時間だけでなく、その後の使用していない時間の間にも悪影響を与えてしまうのです!
スマホ使用の適正化
スマホを長時間使用することは良くないことは分かりましたが、一日何時間ならセーフなの?という疑問が生まれたと思います。
ズバリそれは1日1時間です。
注意してほしいのは
「平日と休日関係なく一貫して」
1日1時間ということです。
休日は少し時間があるからスマホの使用時間を2,3時間にしてしまったりすると、平日でも次第に同じような時間触ってしまうようになります。
そうやって徐々にSNSや動画サイトなどをダラダラ見ることが習慣になってしまうと、なかなかすぐに修正するのは難しくなってしまいます。
1日の使用時間を制限せずに、ずっとスマホを触っている日々を過ごしていると、脳のパフォーマンスは確実に下がります。
それでは頑張って勉強してもなかなか定着せず、結果に結びつかなくなってしまうかもしれません。
そういった状況に陥ってしまわないように、ここからはスマホの使用時間を出来る限り制限するためのテクニックをいくつか紹介していこうと思います。
①通知をオフにする
実は通知には脳が喜ぶドーパミンを分泌させる効果があります。
それによって依存が進むため、通知はオフにしましょう。
通知音が鳴ると確認のためにその都度勉強の手が止まってしまいますし、そのまま携帯に没頭してしまう可能性もあるでしょう。
なのでまずSNSの通知をオフにするだけでもかなり変わってくると思います。
②アプリを整理する
皆さんにはつい開いてしまうアプリがあるのではないでしょうか。
そんなアプリは出来るだけすぐに開けないようにしましょう。
ホーム画面の端にフォルダに入れて置くなどの工夫をすることで、視覚に入らなくなります。
それだけで使用時間を確実に減らせるでしょう。
また必要であればアプリを消してしまうのも1つの方法ではあります。
特にSNSのような次から次へと読み進めていってしまうようなものは最優先で制限していった方がいいでしょう。
アプリをすべて消すというわけではありませんが、数を減らしておくことによって、その分勉強に着手する時間を増やすことが可能になります。
③スマホを見えない場所に置く
以外とオススメなのがこの方法です。
勉強するときには絶対に見えないところにスマホを置いておきましょう。
スマホ以外にも勉強に必要のないものは目に見えないようにするのが理想です。
スマホが目に入るだけで勉強のパフォーマンスが下がってしまう恐れがあります。
勉強する部屋と別の部屋にスマホを置いておくのが理想的です。
自分の部屋の離れた箇所に置いてあってもあまり意味がありません。
リビングの引き出しや玄関など、簡単に手に取ることができない場所に配置しておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
受験生に与えるスマホの影響と使用時間の制限を行うにあたってのポイントについて改めてまとめておきます!
スマホ依存症になると
記憶力低下・注意散漫などの精神症状
目の疲れ・腱鞘炎などの身体的症状
他にも精神的な依存・コミュニケーションの障害といったマイナスな影響が出てくる。
1日の使用時間を1時間に抑えるために、
①スマホの通知はオフにしておく!
②スマホ内アプリの整理をおこなう!(場合によっては削除)
③スマホをみえない場所に置いておく!
スマホによって受験に失敗した学生さんは少なくないと思います。
未来で後悔しないためにも、少しずつでもスマホの使用時間を減らしていく努力をしましょう。
受験までの数カ月、スマホの使用時間を減らすだけで自分の志望校に合格できるのであれば減らす以外の選択肢はないでしょう。
合格を勝ち取っていく人はしっかりと自律して学習をおこなえている人がほとんどです!
今回ご紹介したテクニックを駆使し、スマホの利用を適正化できれば志望校合格に大きく近づくこと間違いありません!
今回の記事をもとに、皆さんが受験に成功することを祈っています!
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