大学受験は高2から始めた方が圧倒的有利！
こんにちは、武田塾西宮北口校の北野智規です。
高校2年生のみなさん、早くも高2の3学期が始まってしまいましたね。
部活やっている人、塾に行き始めた人、ゲーム三昧の人
大学受験に向けて意識が向き始めている人、まだまだこれからの人
一番カオスなこの時期。
この時期に知っておいてほしいことをまとめました。
とりあえずこのブログで言いたいことは、
大学受験は高2から始めた方が圧倒的有利！
大学に進学するための方法
指定校推薦
高校からの直接推薦のため、一度決まれば取り消すことが難しいです。
学校によって使われやすい学校と使われにくい学校がありますね。
偏差値が70を超えてくる学校はあまり使われるイメージがないですが、
偏差値50前後の学校はコスパ良く関関同立や産近甲龍の指定校があったりします。
まずは先輩に指定校で受かった人がいれば、評定や学校のルールを聞いておいてくださいね。
例えば西宮北高校は、春時点で決めたとこ以外出せない？（変更できない）といった裏ルールがあったりします。
学校によって指定校のルールや基準が違うので下調べをしておきましょう。
決定時期は8～10月です。
AO推薦
試験の中では一番早いのがAO推薦入試です。
基本的には一芸に特化した人を対象にしていました。
例えば、数学オリンピックに出たとか、高校生で○○を発明したとか、全国大会に出たとか
ただ、最近は自分のやってきたことと掛け合わせて大学でやりたいことがマッチしていれば
特化した人でなくても合格しているケースは多くあります。
主に小論文と面接になるので、自分が何がしたいか、何が出来るかを
ちゃんと準備して構成を考えてプレゼンできるようにしないといけません。
独りよがりの文章ではなく、先生や親や友人にも読んでもらい添削してもらいましょう。
決定時期は8月～11月です。
公募推薦
指定校推薦と違い、合格しても行く義務は発生しません。
入学金を前入れしておかないと、合格は取り消されてしまいますが、
入れて置けば、一般入試よりも2ヶ月以上早く滑り止めをゲットできるので
第一志望群に特化した演習が可能となります。
もちろん公募試験で試験を終える生徒もいます。
一般試験を受ける生徒はここで滑り止め校を受けておいた方が吉です。
浪人生は受けれない大学もあります。（例えば京都産業大学）
決定時期は11月～12月です。
一般試験
毎年の目安ですが、
共通テストは1月中旬
私立大学は1月下旬～2月中旬
国公立大学は2月下旬
後期試験は3月上旬
となっています。
かなり試験も複雑化してきているので
資料を取り寄せ早めに色々聞いておくのが吉です。
夏～秋あたりにオープンキャンパスがあるのでいっておきましょう。
高2の期末試験よりも模試の結果を見る
模試は受けてますか
指定校の生徒は期末試験など学校の試験はとても大事です。
でも、多くの生徒は学校の試験よりも模試の成績を気にしたほうがいいと思います。
中学時代は内申点が凄く大きい存在だったと思いますが、
大学受験は基本的に学力一本勝負です。
自分の立ち位置を知るためにも
最も指標として使われる河合塾の全統模試を受けてみましょう。
模試で英語が良くない生徒
95％の大学受験で必要な英語が良くないのは致命的です。
筆者も英語でかなり苦戦したので、最後の最後にやられてしまいました。
日本なのに英語で点数いるってなんやねん！と憤慨しても
必要なものは必要です。
早急に手を打った方がいいと思います。
悪いことは言いません。
早急に手を打った方がいいと思います。
部活終わってから間に合うか？
高2の1月から始めた場合の時間
いきなり時間が取れるわけではないので段階的に引き上げたとします。
1月～2月平均 2時間/1日 120時間
3月平均 4時間/1日 120時間
4～6月平均 3時間/1日 270時間
7～8月平均 6時間/1日 360時間
9～12月平均 4時間/1日 480時間
1月～2月平均 5時間/1日 300時間
計 1650時間
高3の7月から始めた場合の時間
焦っているので上の人よりも気合いで頑張ったとします
7～8月平均 8時間/1日 480時間
9～12月平均 5時間/1日 600時間
1月～2月平均 6時間/1日 360時間
計 1440時間
その差は明らか
まず差は210時間出ましたね。
これは7月から始めた人が凄く頑張っても差が出るということです。
もし同じくらいの努力量なら
510時間の差が出てしまいます。
また最後の方は過去問演習に充てるのが基本ですね。
1年分解くのに復習を含めたとしても3時間。
純粋に
過去問70回分の差
となって現れるわけです。
この差大きくないですか？
演習量でかなり差が出るはずなので、7月から始めた人は明らかに不利です。
少しずつでも高2からやっている人がいかに有利かわかってもらえれば嬉しいです。
夏終わってから頑張る場合は質を上げるしかないですね。
６月マーク模試では、
英語１７１点、数学１６８点、国語１６８点
とすべての科目で、８割を超え偏差値も７２・１まで上昇しました。
神戸大はC判定まで来ました。
入塾時から半年で偏差値は１２伸びたことになります。
先輩の合格から導き出せること
高2のうちに勉強は何をしておくべきか
英単語、英熟語、英文法が最優先です。
記憶量が多いのでかなり時間がかかります。
長文演習は後回しでOKです。
理系なら数学の公式や基本的な使い方
文系なら国語の現代文の解き方と古文の単語と文法を覚えましょう。
もちろん余力があれば理科や社会に手を出してもOKです。
高2が終わるまでにやっておきたいこと
上記の勉強に加えて、せめて国公立大か私立大かを決めて行きましょう。
大学の資料請求
指定校を狙うか、AO入試を狙うか、公募や一般を狙うか
先輩にも意見を聞きましょう
ゴールや方針は最悪変えてもいいですが、
まずは仮であっても自分がどこにどうやって行くのかをイメージして準備しましょう。
指定校を狙うなら
指定校が取れなかった時は地獄です。
取れれば天国ですが、バッティングした時に僅差で競り負けることもよくある話です。
学校の課題テスト、提出物など絶対抜け漏れなく実施するのは当たり前。
指定校を受ける友人も誰がどこを受けるか、少しずつ情報収集していきましょう。
また、最悪の事態を想定して英語だけはある程度模試でも偏差値が出る状態に持って行きたいですね。
行きたい大学が決まったら
過去問を買いましょう！
中古でもいいので買いましょう！
そして見ましょう！
（解けるなら解いてもいいけど）
そして驚愕しましょう！
『え、難しくない！？』と。
学校にもよりますが、
このくらいの大学行かないとなぁ、みたいな空気ってあるんですよね。
問題見ずにそれ言っている人。
高2時点で滑り止めの大学も見てみてください。
産近甲龍とかも思っているより難しいと思いますよ。
このブログのまとめ
指定校を目指す！！という人以外は、正直学校のテストで一喜一憂しなくていいと思っています。
（単位はちゃんと取って欲しいけど）
それよりも、勉強する前にある程度行きたい大学や受験方式を調べる方が大事。
指定校、AO入試、公募推薦、一般
私立なのか国公立なのか
そもそも大学で何がしたいのか
ゴールを仮でも決めていかないと
いつまでに何していいか分かるわけないですよね。
あくまで『仮』でいいんです。
『出来れば』でもいいんです。
まず、動いてみましょう。
動く時に、
自信がなかったり、不安だったり、迷ったり
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校舎長 北野が書いたブログ抜粋
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