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プログラミングが受験科目に⁉2022年度から必修になる情報Ⅰとは??

こんにちは!武田塾西宮北口校で教務をしています池上がみーです!!

このコロナ禍のなか満を持しての共通テストがはじまりました。

共通テストのスタートだけで大学入試改革の波は収まっておらず、2025年1月からの共通テスト科目となる「情報Ⅰ」の授業が、学習指導要領が改訂される2022年度から始まります…!

今日は新科目である「情報Ⅰ」でどんなことを学ぶのか?高校生になったらどんな勉強をすればいいのか?といったことについて、現時点でわかっていることをまとめていこうと思います♪

 

 

プログラミングが共通テストで出るようになります!

プログラミング風景

時代はSociety5.0へ!

現在の人類社会は、インターネット網が拡大しオートメーション化も進展した情報社会"Society4.0"であると言われます。

そこからさらに人口知能(AI)や様々な機器がインターネット経由で稼働するIoTの技術がデジタル革新をもたらす"Society5.0"に移行する過渡期に、今まさに突入しています。

テレビでニュースをつければ、やれデジタルトランスフォーメーションだシンギュラリティだといった言葉が飛び交う昨今ですが、将来的には人口知能(AI)が労働者の仕事を奪うと言われる一方で、現状ではプログラマーやエンジニアが日本では圧倒的に足りていません。

こういった大IT時代に対応するために、文科省が学習指導要領の改訂に伴って新たに科目として創設するのが「情報Ⅰ」です。

 

そもそも情報Ⅰとはなんぞや?

現在でも高校では情報の授業が行われていますが、科目は「情報の科学」「社会と情報」の二つに分かれていています。

この二つの科目が再編されて、「情報Ⅰ」という新しい科目が来年度から始まる予定で、しかも共通テストの科目にもなります

あわせて「情報Ⅱ」という科目も開始しますが、これは必修ではなく選択科目となりますし、現在のところ共通テストの科目にも入っていません。

「情報Ⅰ」ではプログラミングの基礎的な知識についても履修することになりますので、当然ですが共通テストでもプログラミングについて出題されることになります。

 

情報Ⅰは4つの分野を学ぶ

文部科学省の教員研修用資料によると、「情報Ⅰ」は、次の4つのセクションに分かれています。

 ・情報社会の問題解決

情報やメディアの特性について学習します。

 ・コミュニケーションと情報デザイン

情報のデジタル化する際の考え方や、情報デザインについて学びます。

 ・コンピュータとプログラミング

コンピュータの仕組みやアルゴリズム・プログラミングなどについての基礎知識を学びます。

 ・情報通信ネットワークとデータの活用

ネットワークの管理やデータベースの活用法について学びます。

 

このうちの「コンピュータとプログラミング」のセクションではプログラミングの基礎知識を学習することになります。

プログラミング以外にも、他の3つのセクションの中で情報メディア・情報モラル・サイバー犯罪・情報デザイン・サーバ・POS・テキストマイニング……などなど、高校生が情報化社会に適応できるようになるための基礎的な知識を学校で学ぶことになります。

 

え、すごく不安なんですけれど……

プログラミングが試験科目に!と聞くと不安になってしまう方も多いかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

実は、大学入試センターが試験の方向性を示すために用意した「情報Ⅰ」の共通テスト試作問題を見る限りでは、基礎的な知識を押さえておけば十分に高得点が狙えるような問題が出題されていました。

プログラミングの基礎となる考え方を問う問題も、ガチガチのプログラミング問題というよりは論理的思考能力で解くといった問題が試作されていました。

実際の2025年1月の共通テストでは多少難易度が変わってくるかもしれませんが、きちんと勉強していれば十分に対応できるものとなるでしょう。

覚えるべき内容に関しても、大学の授業の中で、あるいは将来社会人になってからも使えるような実践的で役に立つ知識ばかりです。

過度に不安にならずに、学校で実戦的なITの知識が身に付けられると前向きに考えましょう♪

 

多くの大学で受験科目になるの?

今のところ、どの大学で受験科目になるかなどは不明瞭です。

これから少しずつ新しい情報が入ってくると思いますが、共通テスト科目になるということは、多くの国公立大学で情報Ⅰが必須科目となるかもしれません。

また、IT関係の知識は将来的に文理を問わず必要になってきますので、文系学部でも「情報Ⅰ」が必須科目とする大学も数多くあらわれるかもしれません。

 

※2021年5月25日追記

新しい情報が入ってきました!

国立大学の受験生は受験科目に情報が課されて、現在の5教科7科目から、6教科8科目とする案が国立大学協会の入試委員会で検討されているとのことです。

これが決まれば2025年の共通テストは、2004年のセンター試験で科目が増えて以来の、21年ぶりの科目増となるとのことです。

(参照:朝日新聞DIGITALより2021年5月23日㈰記事「国立大受験生に『6教科8科目』案 『情報』を追加検討」)

 

大学入試センターが情報科目のサンプル問題をリリースしましたので、実際に解いてみました!

気になる方は以下の記事も読んで下さいね♪

 

一年後に高校生になる中学3年生のみなさまへ

講義室風景

PCを高速でタイピングして英語のプログラミングをものすごいスピードで組み立てていくプログラマーってカッコいいですよね!

でも、共通テストの「情報Ⅰ」ですごく難しいプログラミングができる必要はありません

プログラミングの基礎的な知識や、パソコンや wi-fi みたいないろいろな機材の役割なんかについてきちんと学んでいけばOKです。その知識がカッコいいプログラマーになる第一歩にもなります。

プログラマーとかエンジニアには興味がないという方でも、PCの周辺機器についての使える知識が学べるありがたい科目なので、高校生になってからの授業を楽しみに待ちましょう!

 

お父様、お母様へ

現在ではお子さんが学校でプログラミングやITについて学ぶ時代になりました。

すでに情報科目が個別試験で出題されている大学もありますが、2021年度に高校1年生生になる今の中学3年生は共通テストで「情報Ⅰ」を受けることになります。

どこの大学のどの学部が受験必須科目とするのかという詳しい情報はまだ入ってきておりませんので、現段階では今後の新しい情報を待つしかありません。

受験科目が増えることで、ますます受験生の負担が増えてしまう可能性がありますが、将来役立つような実学を高校生のうちから学ぶことができる良い機会にもなります。

共通テストのレベルではものすごく高度な知識を問われるということにはなりそうにありませんが、科目数が増えるのだということだけ今から押さえておいて欲しいと思います。

 

いま高校生のみなさんも

いま高校で「情報の科学」や「社会と情報」の授業を受けているみなさんも、「何がなんでも絶対に浪人はしない!」と決めている人でなければ、もしかしたらご自身で「情報Ⅰ」で学習して共通テストを受けられることになるかもしれません。

とはいえ、「情報Ⅰ」も基本的には「情報の科学」と「社会と情報」の内容を踏襲した科目です。

「情報の科学」と「社会と情報」はどちらかを選択となっている高校が多いと思いますが、どちらか片方の授業を学習していれば「情報Ⅰ」にも接続していけるでしょう。

学校の授業を受けて、定期テストの勉強をすることだけは怠らないようにしましょう。

 

無料受験相談を受け付けています!

「情報Ⅰ」をはじめ、「歴史総合」「公共」といった新しい科目が始まりますので、大学受験の悩みは絶えないですよね。

私たち武田塾西宮北口校では、生徒さんとお父様お母様のために無料受験相談を承っております。

0798-42-7311までお気軽にご相談ください。

ホームページからのお問合せ・受験相談をお申し込みの方は、

無料受験相談

からお問い合わせください。

 

そもそも武田塾とは何ぞや?という方には、こちらの90秒で分かる武田塾をチェックしていただけると、よく分かりますよ♪

 

武田塾のここがスゴイ!

武田塾にはルートというものが存在します。

ルートとは、科目ごとにどの参考書をどういった順番でいつまでに解けばいいかを示したものです。

 

基本的にはそのルートを元に個別のカリキュラムを設け、

宿題を設定し、毎週確認テストを受け、内容の定着度を確認していきます。

自学自習の徹底管理

ですので、自分自身の現在のレベルに応じて宿題の設定がされるため

基礎の取りこぼしがなく、進めることができます。

 

また4日2日の学習ペースで学習を管理していくため

常に一定のペースで学習を進めていくことになります。

4日進んで2日戻る

サボったら確認テストの結果でバレてしまいますので

学習習慣をまず身につけていくという点でもお役立ちできます!

 

なんで授業じゃなくて参考書で勉強するの?

武田塾が授業ではなくて参考書で指導しているのは、授業を受けるだけでは成績は伸びないからです。

いくら分かりやすくて楽しい授業を受けても、

それを何度も復習して完璧に定着させ、試験本番で再現できるようにならなければ志望校に合格することはできないのです。

しかも、大手予備校で神授業をしている先生たちは、その授業のエッセンスを参考書にして販売してくれています。

いわば参考書は神授業を完璧に板書にしたもので、それを読めば理解できるように書かれているのです。

だから、もはや参考書を使わない理由がないのです。

 

さらに、参考書学習は授業を聞いて勉強するよりも圧倒的に早いです。

例えば英語の文法なら予備校の授業で1年かけて学んでいくことを、参考書学習ならば約2ヶ月で仕上げられます。

また、参考書なら自分が苦手なところについて何回もチェックしたり、付箋を貼ったり耳を付けたりしていつでも見直すことができるので、参考書学習ならば効率的に復習することができるのです。

 

武田塾では、市販されている参考書を全て調査・分析して、それぞれの参考書のレベルや使い方をまとめています。

そして、志望校合格のために参考書に取り組んでいく順番を示したカリキュラムがルートなのです。

 

校舎紹介

西宮北口校は2017年1月開校

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宝塚校は2020年2月開校

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岡本校は2020年3月開校

岡本校HPはこちら

 

集合写真2022

 

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