ひろせ先生の自己紹介
こんにちは!
武田塾西宮北口校で英数物化を担当している講師の『ひろせ』です。
今回ですが、塾長である北野さんから
「教える立場になった今、改めて自分の大学受験を振り返ってみないか?」
と提案を受け、体験記を書かせて頂くことになりました。
僕の受験を端的に説明すると、
現役時はどこの大学にも合格することができず全落ち。
その後、参考書を用いて1年間宅浪し国公立大学に合格。
といったようになります。
そんな受験生活を振り返っていきたいと思います。
高校時代について
高校時代は市立西宮高校で3年間を過ごしました。
部活は3年間バドミントン部に所属し、土日もオフはほとんどなかったです。
学習面を振り返ると、授業中は先生の話を聞くことなく睡眠、数学のみ週に一回塾に通っていましたが、
なんとなく通っているだけで復習はおろか宿題をやらないこともしばしば。
そんな生活だったので成績はお察しの通り。
高校三年生の5月に受けた記述模試では、なんと物理で100点満点中5点をとってしまいました。
そこから部活を引退し夏休みを迎えるわけですが、今まで何もしてこなかったので当然何から手を付ければよいかわからない。
そんな不安を抱えた状態で勉強に集中できるはずもなく、貴重な夏休みはスマホを触り続けてあっという間に終わってしまいました。
二学期に入ってから物理化学に尽力しましたが、結局は演習量が全く足りずボロボロ。
センター試験は志望校の合格最低点がやっとの状況で、第一志望の二次試験は英数3割,物理5割,化学4割
という散々たる結果に終わりました。
当然中期・後期試験にも受かるはずなく全落ち。
浪人を余儀なくされました。
(浪人時代)
浪人が決まった3月は予備校選びに奔走しましたが、最終的には宅浪を選択しました。
これには僕が5人兄弟の長男という家庭的な事情もあったのですが、一番の理由は参考書学習が好きだったからです。
実は現役生の時に参考書を買い漁っていたのですが、一度も使用することなく買ったままで終わってしまった本がいくつもありました。
なので、1年かけてこれらをマスターすれば志望校に合格できると考えたからです。
僕が宅浪中に気を付けたことは2つありました。
一つ目はスケジュールを立てることです。
ゴールを決めずに学習するとだれてしまうことは現役時代を通してよくわかったので、
浪人開始直後の3月中には目標を立てるようにしました。
内容としては「〇月は~をする」といったことを1年間分決めました。
当然、先の計画になればなるほど誤差、つまり理想と現実とのギャップは大きくなってくるので、
必要に応じて随時計画に修正を加えるようにしていました。
2つ目は同じミスをしないように徹底したことです。
ミスに関しての認識が甘いと思っています。
「今回の問題はケアレスミスや~(笑)」「これは計算ミスなので大丈夫です~」といった発言をよく耳にしますが、
もし本番も計算ミスで落ちた時に平気で同じことが言えるのでしょうか。僕は絶対に嫌でした。
僕はミスに関してもっとも大切なことは「ミスをすることは前提で、解答用紙を提出するまでに修正する」 ・・・ *
ことだと思っています。
「ミスだけはするな」といった指導を誰もが一度はされたことがあるかと思うのですが、
本当にその言い方が適当か疑問です。
「完璧な人間はいない。ミスをしない人間はいない」といったことは皆が当然のように受け入れますが、
どうして計算ミスになると適用外になるのでしょうか。そんなことはないはずです。
なので*を達成するために、「見直しでミスを発見する力」をつけようと尽力しました。
そのために「ミスした内容を具体的に記すノート」を作りました。
この”具体的に“というのはとても重要だと思っていて、ここが具体的であればあるほど見直しをする時の有力な根拠となります。
そもそも問題を解答している際は自分の解答が正しいと思うから書き進めているわけであって、
そこには間違いの発見を邪魔する先入観が存在すると思っています。
これが原因で、ただなんとなく見直しをしても時間内にミスが見つからないといったことが頻発するのです。
つまり、その問題を解決するためには感覚ではなく具体的に判断する指標が必要になるわけです。
また、得意単元が人それぞれバラバラなように、ミスの傾向に関しても個人によって違いがあると思っています。
自分が間違えやすいものをまとめたオンリーワンなノートは大きな武器になるはずです。
実際、僕が去年担当した生徒でこのノートを作り続けた結果、
「先生!”3で割るときに計算ミスした“って、ノートに書いてあったことが本番も起きたんですけど
見直しで気付けました!ありがとうございました!」
と合格報告を受けたときはこっちが泣きそうになるくらい嬉しかったです。
ミスについて改めてまとめると、
「ミスをすることは前提で、解答用紙を提出するまでに修正する」
→「見直しでミスを発見する力をつける」
→「ミスした内容を具体的に記すノートをつくり、同じミスを繰り返さないようにする」
というステップが大切だと思います。
これらのことを意識した結果、1年で成績は大きく伸びました。
現役時に記述模試で5点をとった物理は70点upの75点。
大阪大の冠模試もE判定だったものが、A判定で成績上位冊子掲載達成。
第一志望の前期試験も現役時代と同じ大学を受験したのですが、英語5.7割、物理6割、化学に至っては125点満点で95点と
ほぼ8割近くとることができました。
ところで、ここで終われば絵に描いたようなサクセスストーリーなのですが、現実はそう美しくは終わりませんでした。
センター試験では思うような点がとれず、前期試験の数学ではあれだけ伸びた英物化のアドバンテージをかき消すがごとく
数学で2割という現役時よりも低い点数をとってしまい不合格に終わりました。
思い返すと、宅浪の自由度もあり春先はバイトに明け暮れた生活。
夏休みは世間の雰囲気につられモチベーションが下がり、高校野球を視聴して1日が終わる。
意気込んで臨んだ秋の模試で過去最低点を取り虚無感に襲われる。
勉強をしないことが罪悪感。巡る負の連鎖。
改めて、色々なことがあったなぁと思います。
そして最終の受験結果ですが、第一志望の大学には届きませんでしたが国公立の中期・後期試験に合格することができました。
現役時は全落ちだったので合格した時はくるものがありましたし、なにより家族や友人、学校の先生など応援してくれた
方々に合格を報告できたことが一番嬉しかったです。
大学生になってから
今は大阪府立大学の工学域というところに通っており、この春から2回生になります。
主に電気電子系の学問を学んでおり、将来はSEやAIの研究者を目指す人が多くいるような学科です。
入学前は浪人していたこともあり友人ができるか不安でしたが、入ってみると学科の半分以上が浪人生だったこともあり
直ぐに打ち解けることができました。今では素敵な友人たちに恵まれ、充実した大学生活を送っています。
この春から武田塾での講師生活も二年目となります。
参考書学習なら自分の得意分野だと思い勤務を始めた武田塾ですが、実際に入ってみると
「あぁ。自分の参考書学習は漠然としていて、かなり使い込みが甘かった」
と思い知りました。
そして新たな刺激を受けると共に参考書の所持数も更に増え、今では全科目合わせると140冊以上になりました。
まだまだ講師としても人間としても未熟者ではありますが、受験生時代に培った知識と昨年度得た経験を総動員し、
今年も生徒一人ひとりに対して誠心誠意受験と向き合っていく所存です。何卒宜しくお願い致します。
また、もしこの記事を読んだ塾生の中で“話してみたいな”と思う人がいたら、僕でよければ大歓迎なので誰でもお気軽にどうぞ!
長文になってしまいましたが、今回の体験記は以上になります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
校舎長 北野が書いたブログ抜粋
無料受験相談を受け付けています!
私たち武田塾西宮北口校では、生徒さんとお父様お母様のために無料受験相談を承っております。
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そもそも武田塾とは何ぞや?という方には、こちらの『90秒で分かる武田塾』をチェックしていただけると、よく分かりますよ♪
武田塾のここがスゴイ!
武田塾にはルートというものが存在します。
ルートとは、科目ごとにどの参考書をどういった順番でいつまでに解けばいいかを示したものです。
基本的にはそのルートを元に個別のカリキュラムを設け、
宿題を設定し、毎週確認テストを受け、内容の定着度を確認していきます。
ですので、自分自身の現在のレベルに応じて宿題の設定がされるため
基礎の取りこぼしがなく、進めることができます。
また4日2日の学習ペースで学習を管理していくため
常に一定のペースで学習を進めていくことになります。
サボったら確認テストの結果でバレてしまいますので
学習習慣をまず身につけていくという点でもお役立ちできます!
なんで授業じゃなくて参考書で勉強するの?
武田塾が授業ではなくて参考書で指導しているのは、授業を受けるだけでは成績は伸びないからです。
いくら分かりやすくて楽しい授業を受けても、
それを何度も復習して完璧に定着させ、試験本番で再現できるようにならなければ志望校に合格することはできないのです。
しかも、大手予備校で神授業をしている先生たちは、その授業のエッセンスを参考書にして販売してくれています。
いわば参考書は神授業を完璧に板書にしたもので、それを読めば理解できるように書かれているのです。
だから、もはや参考書を使わない理由がないのです。
さらに、参考書学習は授業を聞いて勉強するよりも圧倒的に早いです。
例えば英語の文法なら予備校の授業で1年かけて学んでいくことを、参考書学習ならば約2ヶ月で仕上げられます。
また、参考書なら自分が苦手なところについて何回もチェックしたり、付箋を貼ったり耳を付けたりしていつでも見直すことができるので、参考書学習ならば効率的に復習することができるのです。
武田塾では、市販されている参考書を全て調査・分析して、それぞれの参考書のレベルや使い方をまとめています。
そして、志望校合格のために参考書に取り組んでいく順番を示したカリキュラムがルートなのです。
校舎紹介
西宮北口校は2017年1月開校
阪神甲子園校は2019年11月開校
宝塚校は2020年2月開校
岡本校は2020年3月開校
今ならお友達と一緒に入塾すると、
入塾者に図書カード5,000円分をプレゼント!!
※スタジオコース・期間講習(冬だけタケダ・かけこみタケダ等)・対策講座は対象外です。
※双方が入塾した場合に限ります。受験相談時に記入をお願いします。
勉強方法から改善して合格者を多数輩出してきた校舎長の北野が相談に乗ります。
武田塾には入塾テストはありません。
現在の学力で入塾できないということはありませんし、クラス分けも当然存在しません。
でも、一つだけ持っていてほしいものがあります。
それは、大学に行きたいという気持ちです。
伸びるかどうかは、『この大学に行きたい!』
という気持ちが大きくかかわってくるからです。
受験勉強は時に非常に辛く、厳しいものです。
武田塾ではそのサポート、計画立案から日々のフォロー、正しい勉強法の指導を徹底的にさせて頂きます。
西宮北口校は合格実績賞を頂くほど、活気のある校舎です。
【vlog】3年連続で合格実績において賞を獲得した武田塾西宮北口校の想い
校舎長の北野は武田塾チャンネルにも出演しております。
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