こんにちは、武田塾西宮北口校の北野智規です。
今日は最近の立命館アジア太平洋大学の躍進が凄いので、
その謎を考えてみました。
THE コラムですが、読んで頂けると嬉しいです。
立命館アジア太平洋大学の躍進は学長の変更から!?
イギリスの高等教育専門誌「ザ・タイムズ・ハイアー・エデュケーション(Times Higher Education)」の世界大学ランキング日本版2019では、
西日本の私立大学では第1位、全国の私大でも第5位に選ばれました。
偏差値だけで見れば、明らかにおかしい順位で、2019年以降も多方面に躍進を続けている立命館アジア太平洋大学。
2018年に学長が変更され、大幅に風向きが変わったと大学会や経済界でも、ささやかれていました。
ちょっと学長の出口治明さんについて軽く紹介しておきます。
経歴
1972年 |
京都大学法学部(専攻:憲法)を卒業 |
1972年 | 日本生命保険相互会社に入社、ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを歴任 |
2005年 | 東京大学総長室アドバイザー |
2007年 | 早稲田大学大学院講師 |
2008年 | ライフネット生命保険株式会社を開業、代表取締役社長に就任 |
2010年 | 慶應義塾大学講師 |
2013年 | ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長に就任 |
2017年 | ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長を退任 |
2018年1月 |
立命館アジア太平洋大学学長に就任(現在に至る) |
凄い経歴ですね。
知る人ぞ知る、経済界、特に金融界ではかなりの有名人です。
え、学長、出口さんやん、マジか…ってなりました。
一言で言うと、堅い堅い保険業界に現れた、業界の風雲児的な人です。
自由な発想で、業界の常識を覆していきました。
ビジネス書もいっぱい出してますね。
『本物の思考力』
『直球勝負の会社 日本初!ベンチャー生保の起業物語』
『仕事は“6勝4敗"でいい 「最強の会社員」の行動原則50』
などなど…
出口さんの考え方
方針を一言で言うと
学校教育には「変態コース」が必要だ!
好きです。この考え方。
もう少し詳しく説明していきます。
尖った人材が育ちにくい日本の風土
現在の日本は起業家、ベンチャー企業が育ちにくいといわれています。理由の1つは教育です。
日本の製造業で求められた人材と、新しい産業を生む人材は根本的に違います。
製造業に向いている人材は、素直でよく勉強して偏差値がそこそこ高く、我慢強くて協調性があるタイプです。
つまり、上司の命令をよく聞いて成果を出せる人材です。
しかし、こういうタイプから画期的な新しいアイデアはなかなか出てこないです。
例えばアップルを創業したスティーブ・ジョブズ、グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンなどは、
個性が際立っている。
あるいはめちゃくちゃ高学歴で、自分が好きなことを徹底的に究める。
そして異質の組み合わせでイノベーションを生みだすことを好みます。
つまりダイバーシティです。
新しい産業を創出するベンチャー企業には、高学歴の尖った人材がたくさん集まり、ダイバーシティにあふれているのです。
で、日本にも変態コースを作っちゃう
出口さんは高校の段階で「偏差値コース」と「変態コース」に分けたらどうかと考えています。
「変態コース」という名称がおかしければ、「個性派コース」と呼んでもいいでしょう。とも表現しています。
自分が好きなことを徹底的に究める人材が3割以上いなければ、スティーブ・ジョブズは日本の若者の中からは出てきません。
日本で「偏差値コース」の人材を育てる代表が東京大学なら、
「個性派コース」のほうはAPUが引き受けますというスタンスです。
(あえて言うなら、慶應の総合政策学部や国際教養大学、京都大学の一部もそんな感じはしますが)
素直で我慢強く協調性があるタイプばかり育てようとするから、不登校の子どもが出てくるのだと出口さんは考えています。
不登校は人の道に外れているのではなく、画一性や同一性が嫌いで、型にはめられたくないと訴えているだけです。
そういう子どもたちのなかに、起業家の卵が山ほどいるかもしれません。
立命館アジア太平洋大学は6000人弱の学生がいるうち、外国人留学生は50%以上いて、
現在は89の国や地域から集まってきています。これまでには147の国や地域から留学生がきています。
そして、3000人のうち2000人は関東と関西の都市圏からわざわざ大分まで下宿しています。
しかも、留学生の学費を安くして門戸を広げる代わりに、日本人の学費はかなり高いです。
それでも、倍率はここ数年上がり続けています。
(奨学金制度も充実させていい生徒を獲得する仕組みで成り立っている)
明らかに、偏差値に捉われない個性を前面に出してもいい大学。
長年、同質主義の日本でしたが、個性を認め合う風潮は少しづつ出てきたような気がします。
多様性、ダイバーシティ、リベラルアーツ…
まだまだ立命館アジア太平洋大学は伸びていく気がします。
リベラルアーツってよく聞くけど何?
「自由民として教養を高める教育」、それを学ぶことで一般よりも高度なが身につくものを目的としていたのがリベラル・アーツである。
欧米、とくにアメリカでは、おもに専門職大学院に進学するための基礎教育としての性格も帯びているともされている。
最近、日本でもよく聞くようになってきたリベラルアーツ
関西の中高一貫校でも取り入れられていることが多くなってきました。
関西学院、神大附属、大教大池田などなど
ただ、実際に生徒に接していて感じるのは、
本人がリベラルアーツを求めていない状態でのリベラルアーツ教育は
結局のところ、放置主義みたいになってしまってます。
個人的には、リベラルアーツの考え方は好きです。
僕も、リベラルアーツを深く理解しているわけではないですが、
本来、まず自分が学びたいものがあり、
主体的に学ぶためには、専門性だけでなく、多方面から切り口を入れて考え
今ある自分の専門性を総合的に高めるためのもの
と思ってます。
ただ、今の多くの日本のリベラルアーツは、まったくその逆を行っているような気がします。
主体的というより、消極的な感じです。
何学びたいかよく分からんけど、とりあえず色々学べるならよくね?的な…
うーん、悪いわけじゃないんだけど…
って感じです。
国際教養学部という学部が増えていますが、大概がリベラルアーツをうたっています。
正直、知る限りではありますが、
リベラルアーツ教育をかなり大切にしている(忠実に守ろうとしている)のは、
東京大学
国際教養大学
早稲田大学
慶應義塾大学
国際基督大学
上智大学
立命館アジア太平洋大学
あたりかなぁと思います。
武田塾西宮北口校のリベラルアーツ的要素
武田塾は、そもそも管理するという要素があるので、
厳密にリベラルアーツとは言えませんが、要素は含んでいると思っています。
リベラルアーツにおいて必要なものは
自学自習 を確立することだと考えるからです。
武田塾は最終的には講師を必要とせず、
自分で考え、自分で逆算し、自分で分析し、自分で行動できる
ことを目標として指導します。
個別指導(特訓)は、授業ではありません。
課題、原因、解決策を講師とともに考え、
ガンガン1対1で質問攻めにされます。
授業は一般的には受け身のスタイルを取るのに対して
特訓では、ガンガン聞かれるので、受け身のスタンスは取りにくいのが大きな違いです。
結局、自分で考えることをしなければ、どんなに質の高い授業も
忘れていくし、理解できないしで、効果は大幅減です。
最初は難しくても、問いかけられることで、自学自習ができるように誘導するのが武田塾です。
校舎長 北野が書いたブログ抜粋
無料受験相談を受け付けています!
私たち武田塾西宮北口校では、生徒さんとお父様お母様のために無料受験相談を承っております。
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そもそも武田塾とは何ぞや?という方には、こちらの『90秒で分かる武田塾』をチェックしていただけると、よく分かりますよ♪
武田塾のここがスゴイ!
武田塾にはルートというものが存在します。
ルートとは、科目ごとにどの参考書をどういった順番でいつまでに解けばいいかを示したものです。
基本的にはそのルートを元に個別のカリキュラムを設け、
宿題を設定し、毎週確認テストを受け、内容の定着度を確認していきます。
ですので、自分自身の現在のレベルに応じて宿題の設定がされるため
基礎の取りこぼしがなく、進めることができます。
また4日2日の学習ペースで学習を管理していくため
常に一定のペースで学習を進めていくことになります。
サボったら確認テストの結果でバレてしまいますので
学習習慣をまず身につけていくという点でもお役立ちできます!
なんで授業じゃなくて参考書で勉強するの?
武田塾が授業ではなくて参考書で指導しているのは、授業を受けるだけでは成績は伸びないからです。
いくら分かりやすくて楽しい授業を受けても、
それを何度も復習して完璧に定着させ、試験本番で再現できるようにならなければ志望校に合格することはできないのです。
しかも、大手予備校で神授業をしている先生たちは、その授業のエッセンスを参考書にして販売してくれています。
いわば参考書は神授業を完璧に板書にしたもので、それを読めば理解できるように書かれているのです。
だから、もはや参考書を使わない理由がないのです。
さらに、参考書学習は授業を聞いて勉強するよりも圧倒的に早いです。
例えば英語の文法なら予備校の授業で1年かけて学んでいくことを、参考書学習ならば約2ヶ月で仕上げられます。
また、参考書なら自分が苦手なところについて何回もチェックしたり、付箋を貼ったり耳を付けたりしていつでも見直すことができるので、参考書学習ならば効率的に復習することができるのです。
武田塾では、市販されている参考書を全て調査・分析して、それぞれの参考書のレベルや使い方をまとめています。
そして、志望校合格のために参考書に取り組んでいく順番を示したカリキュラムがルートなのです。
校舎紹介
西宮北口校は2017年1月開校
阪神甲子園校は2019年11月開校
宝塚校は2020年2月開校
岡本校は2020年3月開校
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入塾者に図書カード5,000円分をプレゼント!!
※スタジオコース・期間講習(冬だけタケダ・かけこみタケダ等)・対策講座は対象外です。
※双方が入塾した場合に限ります。受験相談時に記入をお願いします。
勉強方法から改善して合格者を多数輩出してきた校舎長の北野が相談に乗ります。
武田塾には入塾テストはありません。
現在の学力で入塾できないということはありませんし、クラス分けも当然存在しません。
でも、一つだけ持っていてほしいものがあります。
それは、大学に行きたいという気持ちです。
伸びるかどうかは、『この大学に行きたい!』
という気持ちが大きくかかわってくるからです。
受験勉強は時に非常に辛く、厳しいものです。
武田塾ではそのサポート、計画立案から日々のフォロー、正しい勉強法の指導を徹底的にさせて頂きます。
西宮北口校は合格実績賞を頂くほど、活気のある校舎です。
【vlog】3年連続で合格実績において賞を獲得した武田塾西宮北口校の想い
校舎長の北野は武田塾チャンネルにも出演しております。
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