こんにちは!武田塾西宮北口校で教務をしています池上です。
今回から連載で勉強法についてお伝えしていこうと思います!
題して「スライムの勉強道場」です!!
初回は「勉強するとは」という根本についてお話ししていこうと思います!
正しい勉強法で阪大に行こう!
突然ですが皆さん、ゲームはお好きですか?
僕は昔ドラクエが好きでして、今でもFF派とは反りが合わないと思っています(妻はFF派ですが)。
将来はスライムと一緒に団子屋をやりたいと思っています。
今はそのための下積みです。
*僕の友達
これからも僕のブログでは度々スライム君に登場してもらいますので、いごお見知りおきを。
僕は高校時代には兵庫県の川西市にある、スポーツも勉強も大したことない県立高校に通っていました。
1~2年生の頃は遊びまわっていただけで勉強なんか全然してませんでしたが、3年生になってからは一念発起で勉強をはじめ、大阪大学の文学部をめざしました!
はい、フツーに落ちました(ズコッ)。
センター試験では世界史91点や地学90点という高得点も出してはいましたし、英語なんかも悪くはなかったのですが、付け焼刃ではさすがに歯が立たず惨敗しました。
そのまま自宅浪人生活に突入しまして、スーパーでバイトなんかもしながらも勉強を続けて、まぁまぁ一年間で成績も伸びたのですが……
はい、2回目の受験もフツーに落ちました(チーン)。
センター試験の地学は1問まちがいの97点まで極めたりもしていたのですが、私立大学を全く受けていなかった僕は浪人までしたのに進学先がなくなってしまったんですね。
勉強する持久力が元々なくて、塾や予備校に通う金銭的余裕もない僕は、完全に心が折れてしまいました。
仕方なしで就職活動に切り替えたのですが、大学受験の勉強で得た知識がそのまま使える就職先を探そうということで、地元の市役所の採用試験を受けることになりました。
僕が受けたI市役所は高卒と短大卒が同じ枠であったことや、他の市役所よりも試験の日程が早かったこともあり、3人の採用枠に150人が応募していて倍率は50倍くらいでしたが……捨てる神あれば拾う神ありですね、なんとか合格にこぎつけました
そこで僕は5年間務めることになりました。
やっぱり大学受験の知識がそのまま公務員試験に使えるということは大きかったですね。
ちなみに現在の妻は同じI市役所の高卒採用者で、僕と3人の採用枠を分け合った戦友です。
そんなこんなで就職したものの、やはり大学進学に後ろ髪を引かれる思いがずっとあり、妻も僕の大学進学の希望に理解を示してくれていたこともあって、市役所を退職してとりあえず通信制の大学(慶應義塾大学の通信教育課程)で単位を取り始めました。
とはいえ、さすがに公務員をやめてまでして通信制大学卒になってしまうのも格好がつかないかなと感じたぼくは、27歳にしてまた一念発起しまして、元々めざしていた大阪大学の編入学試験を受けて、3年次編入を狙おうと決意しました!
ここで捲土重来を果たしたのですね!
大学受験を失敗した後も少しずつですが勉強していた甲斐もあり、大阪大学の人間科学部の編入試験になんとか合格することができました。
それ以外にも、神戸大学の文学部の編入試験にも合格していました。
僕が大阪大学を意識しはじめたのは高校2年生(つまり17歳)の頃でしたが、結局その思いが実現したのは27歳のときでしたので、足掛け10年も大学受験に時間を費やしてしまったことになるのですね。
武田塾で教務をやるようになった理由も、僕と同じような失敗をしてしまう受験生が一人でも出ないようにしたいという思いからなんです。
正しい勉強方法をこつこつと勉強していくことが、結局は大学受験合格の最短ルートです。
だから、武田塾の正しい勉強法を伝えていくことが僕の使命だと思っています。
そんな私ですが、武田塾の生徒を見ていて、もっとこうしたらいいのに、と思うことがたくさんあります。
もっとこう考えたらいいのに。
もっとこうすればできるのに。
そんな風に日々感じたことを何かの形で残しておきたく、この度ブログで書くことにしました。
ぜひ塾生にも読んでほしい内容です。
塾生以外のみんなも、勉強方法とスライムについて気になることがあったらぜひ西宮北口校まで話を聞きに来てね!
*あくまで私個人の考えなので、武田塾での指導内容と完全には一致しない部分もありますが、本質は似ていると思います。
どうか受験勉強に悩むみなさんの参考になれば幸いです。
ただし、私はあまり甘いことは言わないので、ダメージを受ける覚悟をして読んでください(笑)
ということで、今回は第1弾、基本的な勉強の仕方についてです!
勉強するとは
そもそも勉強するとはどういうことでしょうか。
これは一言でいうと「新しいこと(できなかったこと)をできるようにすること」だと思っています。
なんだそれ?と思うかもしれません。
*なんだそれ?犬
例えば、みなさんはゲームをしますか?
私は小学生の頃、よくゲームをしていました。 サッカーゲーム、RPG、格闘ゲーム・・・などなど。
ファイナルファンタジー10をやっていた頃は、ゲームがしたすぎるあまり、学校が終わると走って家に帰ってました。
今だったら携帯ゲームをやっている人をよく見ますね(荒野行動、PUBGなど)。
おそらくみなさんの中でもゲームを全くしたことがない人はそんなに多くないと思います。
では、そのゲームを初めてやったとき、いきなりうまくプレイできましたか?
私はできませんでした。 いやもう全然、できなかったですね(笑)
サッカーゲームなら、✖ボタンでパス、R1ボタンでダッシュ、みたいな操作をまず覚えました。 (みなさんご存知、ウイニングイレブンです)
それを試してみて、 「あれ、意外と遅いな」「この距離でパスすると届かないんだな」
というようなことを何度も失敗しながら理解していきました。
そうしてようやくパスを回し、シュートをして、点が決められるようになりました。
ちなみに私は中高とサッカー部でしたが、これが実際のサッカーとなるとなおさら難しいです。
ゲームならボタン一つでできるパスが、自分の脚だとなかなかうまく蹴れない。
ただのキック一つとっても、一日に何十回も繰り返しやってみて、数ヶ月かかってようやく普通に蹴れるようになっていきました。
*若かりし頃の僕(似てません)
そう考えると、ゲームって意外と難しくないですか?
おそらく、今うまくやれるゲームはみんなけっこうやりこんできたものだと思います。
じゃあ、勉強はどうでしょうか?
例えば数学では、みなさん因数分解のやり方を習いましたよね。
いきなり因数分解できましたか?
できないですよね??
最初はそもそも何をやっているのかがよく分からない。
とりあえず簡単な式について、こういう風にやったらこんな感じになるんだーみたいにやっていって、
繰り返すうちになんとなくどの数字がどの数字とどんな関係になっているのかがつかめてくる。
それをさらに違うパターンでもやってみて、ようやく根本的な理屈を理解し始める。
しかしちょっと難しいものをやるとまたなんか分からなくなってきて・・・
また練習して、理解できるようになって・・・
私はそうやってできるようになりました。(今ではだいぶ頭から抜けましたが・・・)
みなさんもそんな感じではなかったですか?
少なくとも、初見で見てすぐにスパッとできた人はいないはずです。
(いいえ、私はできましたという人、残念ながらあなたとは友達にはなれませんのでお引取りください\(^o^)/)
*お友達になれない人(悪い人ではありません)
これ、ゲームやスポーツと似てませんか?
最初はできないけど、何度も何度も繰り返してようやくできるようになってくる。
これが、「勉強する」ということだと思っています。
つまり、英語や数学みたいな学校で習う学問に限らず、どんなことも勉強なんです。
自分の人生を振り返ってみれば、勉強した経験というのは必ず何かあるはずです。
今あなたが日本語を話したり書いたりしている以上、それは間違いないです。
子供の頃に頑張ったことを覚えてないだけです。
少し前置きが長くなりましたが、私がここで一番伝えたいのは、「勉強は大変だ」ということです。
よほどその才能を持っている(IQが高いとか、運動神経が良いとか)人でない限り、やったことのない新しいことをできるようにするのはそう簡単ではありません。
しかし、勉強というのは、すべて「新しいことをできるようにすること」なんです。
だから、大変なんです。
そうは言っても、皆さんの中には、「頭のいい人はきっとなんなく勉強をこなしているんだろう」と思っている人がいるでしょう。
それは半分正解で半分間違いだと思います。(私も高校生の頃は正直そう思ってましたが)
たしかに自分には到底真似できない能力を持っている人はいます。
私は自分がプロ野球選手にはなれるとはとても思えませんし、頑張っても無理なものはあります。
ではプロ野球選手は才能があったからプロになれたのかというと、それだけではないですよね。
ある日突然バットを振ってみたら剛速球も変化球も打てたから、彼らはプロになったわけではないですよね。
毎日のように素振りをして、ピッチングをして、自分の身体の動きを分析し調整して、そういう「努力」を続けてきたからこその結果のはずです。
(決して野球に詳しいわけではないので、内容は推測で書いている部分があります。違ったらすみません)
高校生の頃にはスターのような存在だったであろう彼らだって、たいていはそれだけの努力をしています。
すごい人たちであっても、そんな簡単にできることではないのです。
勉強を続けている人はなぜ続けられたのか
また、努力したという事実だけでなく、その努力を継続することができた背景は何か、というのも大事です。
例えば、
「親にスポーツクラブに入れられたから」
「イチローに憧れたから」
「他にすることがなかったから」
「野球部のマネージャーが好みだったから」
「そこにバットがあったから」
「あの子を甲子園に連れていきたいから」
*あの子。ちなみにウグイス嬢です
・・・などなど、きっと様々な要因があったと思います。
人生においては、そんな多くの要因によって自分が「たまたま」やり始めたこと、それが多くの人にとっての特技になっていきます。
小さい頃からピアノをやっているから弾ける人。
スイミングスクールに通わされてたから泳げる人。
それをそのまま得意分野としてやっている人もいれば、中学から違うスポーツにのめりこんだり、
学問に励んだり、アニメにはまったりして、自分の趣味や特技が変わっていった人もいるでしょう。
学校の同級生をもっとよく見てみてください。知らないだけでたくさんいるはずです。
特別これというものが出てこない人でも、「寝ることに関してはこだわりがある」「食べるの大好き!」でもいいんです。
自分の中でそれについてはよく考えているし詳しいと言えるものがあるということです。
つまり、「努力」を始めて、続けるには、そのための「環境」もまた必要なのです。
(「環境」という言葉を使っていますが、自分の性格、能力、家庭環境、まわりの友達、学校、関わるもの全てをひっくるめた言葉だと思ってください。例えば、野球を始めたきっかけや、続ける理由、続けるために必要な自身の健康維持、親の補助、部活の存在、など全てです)
みなさんの中で、今自分は勉強ができないと思っている人、それは自分の「才能」のせいでもあるでしょう。
でも「努力」の少なさもあるでしょう。
もっと言うとこれまでの自分の人生が勉強に関わるような「環境」ではなかったということです。
そりゃあそんな簡単にできるようにはなりません。
そもそもまともにやったこともなく、どうしたらいいのかよく分かってない状態ですから。
その上学校でテストをされていれば追い打ちですね。勉強嫌いにもなります。
まずはその苦手意識をなくさないと、できるものもできません。
でも考えてほしいです。
もし自分が学校の勉強をこれまでしてこなかったのだとしたら、その時間はそれ以外のことをしていたはずです。
自分が他の人よりも見てきたこと、聞いてきたこと、触れてきたことは絶対に何かあるはずです。
まとめ
ずいぶん話がそれてしまいましたが、結局ここで言いたいのは、
「勉強は大変だあ」
「程度の差はあれ、それは誰だって同じだよ」
「それにちゃんとやった経験が少ないからだよ」
っていうただそれだけです。
(念のため補足しますが、やれば必ずできる、ということではありません。現実はそう甘くはないのだ)
そんなことを、まず知っておいてもらえたらなと思います。
しかしそうは言っても、じゃあ勉強って具体的にどうしたらいいのかという話になると思います。
ということで、次回からは勉強法について具体的に書いていきます。
とても大切なことなので、必ずまた読んでね!
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武田塾にはルートというものが存在します。
ルートとは、科目ごとにどの参考書をどういった順番でいつまでに解けばいいかを示したものです。
基本的にはそのルートを元に個別のカリキュラムを設け、
宿題を設定し、毎週確認テストを受け、内容の定着度を確認していきます。
ですので、自分自身の現在のレベルに応じて宿題の設定がされるため
基礎の取りこぼしがなく、進めることができます。
また4日2日の学習ペースで学習を管理していくため
常に一定のペースで学習を進めていくことになります。
サボったら確認テストの結果でバレてしまいますので
学習習慣をまず身につけていくという点でもお役立ちできます!
なんで授業じゃなくて参考書で勉強するの?
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いくら分かりやすくて楽しい授業を受けても、
それを何度も復習して完璧に定着させ、試験本番で再現できるようにならなければ志望校に合格することはできないのです。
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