こんにちは、武田塾西宮北口校の北野智規です。
案外人は話を聞いていても聴いてはいないと言われています。
簡単に言えば、その人を主観的に見すぎて、思い込みで話を聞いていることが多いです。
それが続くと、少しずつ思っていることにズレが起きてくるんですね。。
今日はその解決法を本の紹介とともにやっていきたいと思います。
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前回のシリーズ紹介
マンガでやさしくわかるシリーズ【傾聴】
聞くと聴くの違いって…
さあ、早速今回のテーマです。
前回の認知行動療法に引き続き、心理学の世界ではかなり有名なやつです。
話すことと聞くことなら、聞くことのほうが簡単だって思われる方も多いかなと思います。
ただこれが聴くとなると、とても難しかったりします。
どういうことかというと、
聞くは、あまり話さずとりあえず受け身で人の話に耳を傾けるくらいの感じです。
聴くは、相手の言葉に耳を傾け、相手がわかってほしいことを相手の身になって理解する行為を指します。
今回のテーマは、ここにいる講師や保護者向けの内容になります。
子供の話をただ聞くのではなく、聴くことができるようなスキルを紹介していきたいと思います。
マンガシリーズのいいところ
傾聴など、難しい専門用語をわかりやすくマンガで読めます。
ストーリーになっているので、非常にイメージ化しやすく頭に入ってきます。
また、マンガだけではなく、各章にまとめがあるので、大事なところを体系的に学べます。
マンガ1回、まとめ2回くらい読むと、理解が深まるイメージです。
人はみな自分の話を聴いてほしい?
人間はみな、自分を表現したいという生理的欲求を持っているといわれています。
もし仮に一切の自己表現ができないとしたらどうでしょうか?
服も言葉も、髪形も、文章を書くことも、歌うことも、食べるものも全て決められて24時間過ごすとしたら、
きっと想像以上に苦しいと思います。
もちろん個人差はありますが、表現の方法で最も使用頻度が高いのが、『話す』ことです。
最近の脳科学では、自分のことを話すときに、脳の快楽中枢が活発化することがわかっています。
話すということは聞き手が必要となります。
ただし、相手が興味を持ってくれて、しかも本音を言っても否定せず受け入れてくれると
思っていないと、そこまで快楽中枢は働きません。
ただ単純に話ができればいいというわけではないところが、人間だなぁと思うところです。
傾聴は難しい?
共感と受容
共感と同感は全然違う
傾聴のテクニック
傾聴のための4つのテクニック
相槌、うなずき
これは、傾聴の基本ですね。相手の話に対して適度に相槌やうなずきを入れることで、テンポよく話しやすくなります。相手の気分を乗せるためにも重要ですから、無意識にできるようにしておいてください。
ただ、あまりにも回数が多いとウザい印象になるので、バランスが重要となります。話の切れ目にタイミング良く相槌とうなずきを入れるようにしましょう。
オウム返し
相手が言ったことをそのまま返す方法です。「この前、映画に行ったんだけど。」「へぇー、映画に行ったんだ。」といった感じですね。相槌やうなずきと同じように、相手の話への興味を示すために重要となります。
これも、回数が多すぎると変な印象を与えてしまいがちです。なので、相槌やうなずきと組み合わせて、適度に使うようにしましょう。
沈黙
沈黙が続くのを恐れる人も多いですが、会話に集中するために適度な沈黙は必要です。時には、黙って話に耳を傾けることも重要というわけですね。なので、相手の目を見て話を聞くことに集中してみてください。
特に、大切な話をしている時には効果的ですね。相手にも真剣に話を聞いていることをアピールできるので、気持ち良く話してもらえるはずです。
まとめる
相手の話が終わったら、それをまとめて要約して伝えてみましょう。こうすることで、今までの話を理解したことを示すことができます。これは、オウム返しの変化系ですね。頭の中で整理しながら聞く必要があるので高度な技術ですが、かなり効果的だといえます。
なので、日頃から話を要約する癖をつけておいてください。そうすれば、自然と話をまとめられるようになります。そして、自分が話をするときにも、端的にポイントを伝えられるようになるでしょう。
話せない気持ちを理解する
最初に、人は話したい欲求があると述べましたが、
もちろん話すのが苦手な人もたくさんいます。
そのような人にどう接していいかわからないという人もいると思います。
でも、とりあえず話してもらわない事には何も始まらないので、
意図的に、心を開かせよう、話をさせようとしてしまいがちです。
が、実はこれは傾聴の観点で考えるとNGです。
そもそも傾聴はありのままの話に共感して受け入れるスタンスをとるものです。
まずは、話せない気持ちがあるということを冷静に受け止めてあげるべきです。
誰でも過去に自分の気持ちを伝えたときに、批判されたり無視された経験があると思いますが、
特にその経験のインパクトが強いほど、自分のことについて話すのは怖くて苦痛なものです。
話にくい人に対して、急に本題をせまるのは、逆に本題から遠ざけます。
大事なのは、聴く側の否定や批判をしないという覚悟と、話したいタイミングまで待つよというスタンスです。
話しやすい話題から、少しづつ話していく忍耐力です。
一番最悪なのは、怒らないから言ってみ、といってその後激怒するパターンです。
たぶん、二度と本音や事実はその人に対して言わなくなるでしょう。
安易に答えを与えない
傾聴していると、その人の課題が見えてくることがあります。
また、質問されることもあると思います。
その時に、その課題に対して安易に回答するのはあまりよくありません。
本当に知識だけが必要ならば、回答するのも問題ないのですが、
大事なのは、なぜその質問をしてきたのかという動機や根底の心理です。
安易に回答しても、そこの根本部分が解決されることはおそらくありません。
プレッシャーをかけない範囲で、深堀の質問をしていきましょう。
人は、最終的に自分で決断しなくてはいけません。
話し手が決めるものではないのです。
だから、質問の意図をくみ取り、気持ちを整理するお手伝いをする。
もし、そこで必要な情報があれば、伝えてあげる
くらいのスタンスが理想的と言えるでしょう。
まとめ
ちゃんと話を聴いてくれる先生、親ってあんまりいないかもしれない と思います。
北野自身も、難しいなと感じます。
ついつい、話を聞きながら、頭の中は自分の意見でいっぱいになってしまいます。
でも、意識することで一歩ずつ変わっていくと思います。
傾聴するためには、まず自分自身が独立した個人としてあること。
テクニックも大事ですが、これが傾聴できる人の極意だと思います。
心を開いて、スッキリした状態で勉強している子は、ものすごい勢いで成績が伸びたりします。
校舎長 北野が書いたブログ抜粋
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西宮北口校は2017年1月開校
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