こんにちは!西日暮里駅から徒歩1分、荒川区の予備校武田塾西日暮里校です!
今回のお話のテーマは....
音読せざるもの、受験生に非ず!!
です。早速ドキッとした方もいるのではないでしょうか?
英語では必ずと言っていいほど「音読をしなさい」と言われると思います。
しかし、
「音読ってそんなに大事なの?意味あるの?」
「声に出すだけで本当にで英語できるようになるの??」
なんて疑問を抱く受験生も多いと思います。そこで今回は音読の重要性やその正しいやり方などなどを解説していきます!
なお、今回のお話はこちらの動画でも解説しております。あのもりてつ先生もいるのでぜひ一緒に確認してみてください!!
音読の重要性
音読はそもそも何を目的としているのか。順番に説明していきます!
目的①:音・スペル・意味を繋げる
もう少し細かく解説していきます。
「スペル・意味を繋げる」とは文章、つまり印刷されている文字を見て意味を取る・読解していくということです。
これはみなさんが普通にやっていることだと思います。
さて、音を繋げるとはどういうことか。それは「スペル・意味を繋げる」作業に「音」という情報を追加するのです!
つまり、音で文章を捉えながら、スペルで文章を捉えて、意味を把握していこうというものです。
近年の入試ではリスニングが重視されています。リスニングの対策としても「音」で文章を捉えることは重要です!
目的②:一方通行で読解していく
読解の中で構文を取る際、いわゆる返り読みをしている受験生は多いと思います。
関係詞のカタマリに括弧をつけて、後ろから前に訳して....などなど!
しかし、これでは読解に時間を要してしまいます。
音読とは、前から戻ることなく読み進めていくものです。
この訓練をしていくことで返り読みをすることなくスムーズに文章を理解できるようになってきます!速読・精読の訓練ですよ!!
また、先ほどリスニングの重要性が高まってきているとお話しました。
まさにリスニングは「返って聞く」なんてことはできません。
上記の目的を達成できるのは音読だけです!
この参考書をやれば音読をしなくていいなんてことはありません!
まとめると.....
・音声として聞けて発音できる
・文字情報としても認識している
・文章を返り読みせずに理解している
以上が長文を読む・リスニングの時の理想的な状態です。
また、音読の他にオーバーラッピングやシャドーイングなんてものを耳にしたことのある受験生もいると思います。それぞれの特徴とメリットを解説していきます。
・音読:文章をそのまま読む
メリット:いつでもどこでもできる・自分のペースで読み進められる
・オーバーラッピング:音声を聴きながら音読する
メリット:ネイティブの発音を聞ける・ネイティブの速度に合わせて練習できる
・シャドーイング:文章は見ずに音声のみを聞いて少し遅れて声に出す
こちらはメリットではなく注意点です。かなり難易度が高く受験生におすすめはできません!
もし、声を出せない自習室などにいる場合は黙読でも大丈夫です!もちろん音読できるならそちらの方が効果は高いです。
間違った音読
・意味がわからないまま音読している
これが一番多いです。音読は返り読みをせずに理解する訓練です。そもそも理解していなかったら本末転倒です!!いくら読むのが速くてもすごいスピードで間違えていっているだけですよ!
・文構造を無視している
文構造を考えずにただ、1単語1単語発音してしまっている人も多いです。音読をすれば必ずブレスを入れる区切りが出てきます。文構造を把握していないと正しい位置で区切っていくことができません。
では、どの位置で区切ればいいのか?まずは句と節を正確に把握してそこで区切れるようにしましょう!!
句と節の重要性はこちらの動画で解説されているので絶対確認しておきましょう!
文章の切れ目を理解することは文章の意味も理解し、情報を整理することに繋がってきます!
よって、音読をするときは文構造を正しく把握している・精読ができる文章を使いましょう!
・ネイティブの発音を真似しない
ネイティブの発音を真似するのは少し恥ずかしいという方もいると思います。しかし恥ずかしがっていては当然リスニングや速読トレーニングの邪魔になってきます。どうしても気になるようでしたら家でやるなど工夫していきましょう!
以上が音読のよくある間違いです。これに当てはまってしまうと正直音読した時間が無駄になってきます。正しいやり方で継続していけばしっかり効果も出てくるので根気強く続けていきましょう!
音読の量
例えば、1日30分音読をするとすると...
・1分で読める文章→1日30回
・5分で読める文章→1日6回
自分の無理のない速度を設定して30分という時間の中でできる限り回数をこなしていきましょう。
回数だけ意識してしまうと無理ある速度で多く読もうとしてしまいます。
30分30回はあくまで目安です!
自分の勉強状況に合わせて30分を45分や60分と時間を調整していきましょう。
音読におすすめの参考書
一般的には、解説に構文解説やスラッシュを入れてくれている参考書がおすすめです。
例えば、
・『英語長文問題 ソリューション』
・『英語長文 ハイパートレーニング』
・『関正生のThe Rules 英語長文問題集』
・『関正生の英語長文ポラリス』(音読ページにはスラッシュなどがないので解説などを活用してみましょう!)
などなどです!
スラッシュや括弧付きのページで練習した後に、何も書いていない白文で練習しましょう。
最終的な目的は入試本番で一定のスピードでテンポ良く内容をとっていくスキルを身につけることです!
そのため、音読する際は内容の理解度にこだわっていきましょう!ここでちゃんとできるかで合格ラインがかなり変わってきます!
まとめ
・音読の目的は長文を前から読めるようになること!
・間違った方法で音読をしている人が多いので要注意!
・音読は1日に30分30回を目安でやろう!
・音読には解説にスラッシュや括弧がついている参考書を選ぼう!
以上のことに注意して音読を習慣化していきましょう!今回は以上です!
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